パワースポット

自然と癒しの国!ハワイの世界遺産とパワースポット5つ

ハワイ,世界遺産

ハワイと言えば日本人にもなじみの深い地域ですね。一度ハワイに行った人はハワイの虜になるくらい、温暖な気候と美しい海が特徴です。

そんなハワイの世界遺産は現在2ヶ所登録されています。少ないですがまさに自然が生み出した世界遺産なので見どころは満載です。

ハワイで癒されながら世界遺産を回ってみてはいかがですか?

ハワイ火山国立公園

ハワイ,世界遺産
ハワイにある世界遺産になった火山は、世界で最も活発な火山活動が、最も安全に観察できる場所です。

20年以上にわたって継続して噴火を続けているハワイ島キラウェア火山は、そのダイナミックさと神秘的な姿がハワイの人にも人気です。それもそのはず、火の女神ペレが住むといわれる場所なので、気性の荒いペレは気まぐれに噴火を繰り返します。

しかし地元の人は「ペレは住む家は奪うが、人は殺さない」と言います。その言葉の通り、キラウェア火山では1924年に火山礫を受けて一人のカメラマンが死亡した以後、噴火による死者は出ていません。キラウェア火山が噴き出す溶岩は粘り気が少なく、留まって爆発することがないので、流出を避けて避難することが出来るのです。

最大の見どころは、流れてきた溶岩が海に接する時です。塊ごと海に流れ込む溶岩は、水の中でも輝き、噴煙のような水蒸気を空に立ち上らせます。地球が生きていることを実感させられる世界遺産です。

パパハナウモクアケア

北西ハワイ諸島とその周辺に広がり、全長約1900kmにもおよぶ世界最大級の海洋保護区の一つである世界遺産です。

残念ながら一般人は立ちいることができません。ハワイ諸島は主要8島が位置する南東ハワイ諸島と、溶岩とサンゴ礁でできた小さな島が連なる北西ハワイ諸島で構成されています。

全長1900mにもわたる北西ハワイ諸島には、絶滅危惧種に該当するハワイアンモンクシールやアオウミガメなどハワイ固有種の海洋動物や希少な鳥類が生息しています。

パパハナウモクアケアとは、ハワイ語を組み合わせた言葉で「パパ」は母である大地とサンゴ礁、「ハナウ」は出産、「モク」は島、「アケア」は父である天の神を意味すると言われています。ここは、ハワイ先住民が死後に魂が戻る生命のふるさとだと信じられている場所でした。古くから愛された神秘的な世界遺産です。

オアフ島ワイキキビーチ

ハワイ,世界遺産
世界遺産ではありませんが、パワースポットとして有名なハワイのワイキキビーチ。

名前だけでも聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。場所はハレクラニホテル前あたりの海でカヴェヘヴェヘと呼ばれています。カヴェヘヴェヘは、ハワイ語で「除去」の意味があります。古代ハワイの人が病や痛みの治療を目的とした水浴びを行っていた場所なんです。

この海には人を癒して病気や痛みを和らげる力があると信じられています。その理由は、海底から湧き出る真水と海水が混じるスポットだからです。異なった水が混じり合う場所を、ハワイの人は神聖な場所と崇めてきたのです。

ハワイの人は海藻で作った首飾りを首にかけ、祈りと共にこの海へ入りました。古来、病気は過去の罪によるものとされているので、首飾りが流されれば罪も流れたという証で病気が治るとされていました。世界遺産じゃなくてもとても素敵なヒーリングスポットですね。

ワイキキの魔法石

ハワイ,世界遺産
ハワイのワイキキには魔法石と呼ばれる癒しの場所が存在します。

そのパワーは、世界遺産にも匹敵するほどの力がみなぎっています。観光スポットとして定番エリアであるワイキキのハレクラニ前の海岸は、古代ハワイアンの時代から神聖な場所として信じられてきました。そんなワイキキビーチの交番前にあるパワースポットが魔法石です。あまりに自然にそこにあるので、観光で行っても見落とされてしまいがちですが、柵に囲まれた4つの石に注目です。

伝説によると、16世紀ごろタヒチから4人の偉大なカフナがハワイを訪れて、病気の人々を治したそうです。カフナとは、日本で言う神官のようなものです。

その4人がハワイを去る時にハワイの人々が大変残念がったので、この石に力を込めて自分たちの代わりに、と置いていったそうです。本来、触れるだけで病気の治癒に効果があると言われています。世界遺産よりも真相が気になってしまう、そんなパワーストーンです。

クカニロコ・バースストーン

ハワイのオアフ島のワヒアワ郊外にある「クカニロコ」は世界遺産ではありませんが、世界遺産にも劣らない島中のパワーが渦巻いている場所です。

オアフ島のほぼ中央にあることから「オアフ島のへそ」という人もいます。あたり一面にはパイナップル畑が連なり、アスファルトの道路から舗装されていない赤土の道に入ると、何やら雰囲気の違う場所に出会います。

ここは古来ハワイの王族の出産場所というとても神聖な場所です。クカニロコの岩には産みの苦しみを和らげると言われる不思議な霊力があります。ここで生まれた子は偉大な力を得ると信じられていたそうです。そんな伝説にあやかり、安産祈願や子宝祈願のパワースポットでもあるんですよ。

クカニロコは王族を地に結び付ける場所とされていて、ハワイ語で「内部からの叫びを収める」という意味を持ちます。世界遺産になってもおかしくないこの場所で癒しのパワーをもらいましょう。

まとめ

ハワイの世界遺産とパワースポットはいかがでしたか。

ハワイといえば、癒しを求めて足を運ぶ人が多いといわれるくらいのヒーリングスポットです。ハワイの世界遺産も自然に触れることで癒しを感じられます。今は2つしかない世界遺産ですが、ハワイには素晴らしい場所がたくさんあるので、世界遺産も増えてくれることを願っています。

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SPIBRE編集部

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