
人生で迷うことや悩むことがあったとき、その原因をどこに見い出すでしょうか。これまでの努力が足りなかったと前向きに受け入れるのは成長の足掛かりになりますが、過去にとらわれてしまっては歩みそのものが止まってしまうかもしれません。
アルフレッド・アドラーの名言から、人生に迷った時の心の指針をお届けします。他人の期待や不安に振り回されず、自分の人生を選ぶためのヒントが詰まった言葉集です。
アドラーの名言①
仕事などをしていても、どうもうまく行かないことというのはありますよね。そうした原因の多くは周囲の人との関係性の不和であったり、連携不足だったりすることがほとんどです。
日頃からコミュニケーションや相互の連絡などを密にしていれば防げたかもしれません。新しくなにかを始める、ものごとを進めるための基礎の基礎は、周囲の人と良好な関係性を築くことと言えるでしょう。
アドラーの名言②
子どもは親の背中を見て育つもの。親から愛されている子どもは、親の姿が見えなくても泣いたり騒いだりしないんだそうです。親がそばにいなくても愛されている、という信頼があるのでしょう。
しかし忙しいことなどを言い訳に子どもとしっかり向き合うことをしない、愛情を充分に伝えることができなかったなら、寂しさや孤独感から子どもは愛されたい一心でワガママを言ったり、親の存在をそばに感じられないだけで泣いてしまったりするかもしれません。
子どもをひとりの人間として成長させるためにも、きちんと子どもと向き合い、十分な愛情を伝えてあげてくださいね。
アドラーの名言③
夢や目標をかなえるためには、多くの努力や時間が必要となります。その中でも大事なことは、必要に応じて自分の考え方や生き方まで変える必要性があるということ。過去の自分を捨てきれないままでは、必要な変化を受け入れられないかもしれません。
変わることで新たに得られるものもあるので、立場や状況に応じて自分自身が変わるということは、必要不可欠なことと言えるでしょう。
アドラーの名言④
完璧な人など誰もいません。誰にも得意なこと、不得意なことがあり、お互いにできないことを補い合うことで社会を回しているのです。
それは自分だけではなく、他の人にとっても同じこと。自分にできないことがあるのなら、周囲のできる人を頼って任せればいいでしょう。同じように相手にもできないことがあって、それを自分ができるのなら、自分が相手を補えばいいのです。
できないことを責めるのではなく、互いに助け合うことで、良い流れを生み出すことができるでしょう。
アドラーの名言⑤
うまく行かないこと、思うようにならないことがあったとき、つい誰かのせいにしたくなることはありませんか?確かに誰かの意見や言葉を聞いたことで、自分はその道を選んだのかもしれません。
でもその道を歩むと決めたのは、間違いなく自分自身のはずです。過去をやり直して変えることはできませんが、これから先のこと、未来を変えることは可能。
自分はどうなりたいのか、そのためにはどうすればいいのか、この機会にゆっくり考え、そして人生の選択をして行ってくださいね。
アドラーの名言⑥
自分ひとりの力ではできることには限りがあります。でも周囲の人と協力し合い、できないことをお互いに補い合うことができれば、できることや選択肢はずっと大きく開けるはず。
個人のレベルからコミュニティ、組織単位でそうした協力体制を広げて行くことができれば、とても大きな結果へと結びつけることができるでしょう。
アドラーの名言⑦
経済的に恵まれた家系に生まれれば、その後の人生がずっとラクかもしれません。でも恵まれているからこそ、選べる道は案外少ない可能性も。
ごく普通の家庭に生まれたから、経済的に厳しい家系に生まれたからといって、なにもできなくなるわけではありませんよね。学ぶことをあきらめず、少しずつでも努力を積み重ねることで、なりたい自分へとなれる可能性は広がって行きます。
生まれたときは誰もが赤ん坊。その先は多少の差はあるかもしれませんが、努力を積んで成長できるかは自分次第。可能性は自分で広げて、なりたい自分を目指してくださいね。
アドラーの名言⑧
夢を見るのは自由ですが、夢ばかり追っていては実生活がままならなくなることも。今、目の前にできることはないですか?他の誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分自身がやることで早く片付くかもしれませんし、自分自身の成長にも結び付くでしょう。
夢を見るのはほどほどに、地に足を着けてできることは精いっぱいやって、成果や成長の糧として行ってくださいね。
アドラーの名言⑨
相手に嫌われるかもしれないと思ったら、いけないことを注意するのにも、ちょっと及び腰になってしまうかもしれません。
でも誰かが嫌われる勇気を持たなければ、誤った道は正されないまま。一時的にイヤな思いをすることになるかもしれませんが、その勇気はきっと誰かの道を正す一助になるでしょう。
アドラーの名言⑩
遺伝による才能というものは、確かに存在するのでしょう。しかしその才能を活(い)かせるかどうかは、持って生まれたその才能を活用するためにどれだけの努力をしたか、活用させるための場に自分を導くことができるかで変わります。
優れた才能を持って生まれたとしても、場に恵まれなければ使わないままで終わってしまうでしょう。なにかに秀でている自覚があるのなら、その才を活(い)かせる生き方を選んでいってくださいね。
まとめ
生きて行く上で悩みや不安を感じない人はいません。しかしその原因が過去にあるとして、いつまでもその過去を引きずっていては、いつまでも足踏みをしたままです。
過去の失敗経験やイヤな記憶などは学びとして、今後の糧にしてしまいましょう。どう生まれたかより、どのように生きたかで人生は変わります。まず自分が変わり、周囲の人と協力しながら、少しずつなりたい自分へと近づいて行ってくださいね。



