アロマオイルは芳香成分がギュッと凝縮されているので、とっても強力な効果を持っているため、新生児赤ちゃんや幼児、子どもへアロマオイルを使用する時は、十分に注意しなければなりません。
新生児や幼児は使用できる精油が限られていて、使用方法や濃度も注意が必要です。
赤ちゃんに使用できるおすすめのアロマオイルをご紹介します!
赤ちゃんに使っても大丈夫なアロマオイルと注意点
アロマオイルの使用についてはいつからOKというはっきりした決まりはなく、「3歳までは芳香浴のみ」や「生後0ヶ月~1歳未満の赤ちゃんは、原則としてアロマオイルの使用は禁止」という記述もあります。
生後間もない赤ちゃんは目がみえにくいため、臭覚により母乳を嗅ぎ分けて飲むと言われています。
アロマオイルの臭いがすると、ママや母乳の臭いを嗅ぎ分けきらずに、赤ちゃんが不安になることがあると言われています。しかしアロマには、不安を和らげてくれる効果のあるものもあり、夜泣き予防に効果のあるものもあります。
「1歳未満は使用禁止」ですが「このアロマオイルは赤ちゃんにも使える」というものもあります。ただし濃度は薄めで、3歳までは芳香浴のみの使用にしましょう。
赤ちゃんに使用できるアロマオイルは限られています。赤ちゃんにも使用できるアロマオイルをご紹介します!
カモミール
「カモミール」は、赤ちゃんにも使えるおすすめのアロマオイルです。
ヨーロッパでは古くから民間療法として使用されてきた植物で、学名のMatricariaは、「母」や「子宮」を意味するラテン語に由来していて、産婦人科系の治療に使用されていたことがわかります。
「カモミール」のアロマオイルには鎮静作用や、ストレスや不安、緊張、怒りなどのマイナスの感情を和らげてくれる効果があり、赤ちゃんの安眠をサポートしてくれるので、寝つきの悪い赤ちゃんや夜泣きに効果があるとされています。
就寝前にアロマポットなどに一滴垂らしたり、ガーゼにたらして芳香浴しましょう。ママにもリラックス効果、安眠効果があるため、ママがリラックスすることで赤ちゃんもリラックスできて、おすすめのアロマオイルです。
ティーツリー
「ティーツリー」は、オーストラリアの先住民アボリジニが、この木の葉をお茶にして飲んでいたことから、ティー・ツリー(Tea Tree)と名づけられました。
アボリジニは、この「ティーツリー」を傷や感染症を治す万能薬として利用していました。清潔感のある香りでリフレッシュ効果があるので、ママにもおすすめのアロマオイルです。気持ちが沈んでいるときに気分転換できます。
抗菌、抗ウイルス作用があり、呼吸器系の不調や、風邪やインフルエンザなどの感染症に効果があるので、赤ちゃんが風邪をひいた時に最適です。薄い濃度で芳香浴しましょう。
ラベンダー
「ラベンダー」は赤ちゃんにも使えるおすすめのアロマオイルです。ブレンドしやすいため、赤ちゃんに使えるアロマオイルとブレンドするのもおすすめです。
不安や心配を抱えた心を癒して、深くリラックスさせる効果があり、安眠効果があります。赤ちゃんだけでなく、ママにも嬉しいおすすめアロマオイルです。就寝前に薄めで芳香浴しましょう。
ベルガモット
「ベルガモット」はほとんどの精油と相性が良く、ブレンドしやすいので、赤ちゃんに使えるブレンドアロマオイルによく使われています。
情緒が不安定なときに効果のある精油で、怒りやストレスなどを和らげて気持ちを落ち着かせてくれるので、赤ちゃんの夜泣き予防に効果があるおすすめのアロマオイルです。不眠にも効果的なのでママにもおすすめです。
クラリセージ
「クラリセージ」はほのかな甘みを含んだ香りで、女性ホルモンに似た働きをする成分であるスクラレオールが含まれていて、ホルモンバランスを整え、女性特有の不調や症状を和らげてくれるので産後の不安定なママにもおすすめのアロマオイルです。
鎮静作用と精神を高掦させる作用の両方を持ち合わせているアロマオイルなので、不安やストレスで落ち込んでいるときなどに、心を落ち着かせて穏やかにし、それと共に多幸感をもたらす効果が期待できるので、赤ちゃんが日中、リラックスし健やかに過ごすのに効果的でおすすめのアロマオイルです。
通経作用があるので、妊娠中は使用を控えましょう。痛みを和らげるために、出産準備や分娩時に使われることがあります。
まとめ
赤ちゃんも使えるアロマオイルはいかがでしたか?健やかな赤ちゃんの成長やママにもとってもいい効果があることがわかりました。育児の強い味方になってくれますね!正しく安全に利用しましょう!