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雨引観音とあじさい

雨引観音が安産、子育てのご利益があるとされるのは、聖武天皇と光明皇后の安産祈願が成就したことに始まります。今も安産や、生まれた子供の健康を願う家族客が多いのが特徴です。そんな雨引観音では6月上旬から7月中旬になると、美しい紫陽花が境内に咲きはじめます。
雨引観音は御朱印だけでなく、紫陽花の美しいスポットでもあるのです。約40年前に「梅雨の時期でも参拝客の心を晴々とさせたい」という思いから紫陽花が植えられ、今では10種類・3000株もの紫陽花となりました。この時期に行われる「あじさいまつり」には、毎年多くの観光客が訪れます。
雨引観音のあじさいが見頃を迎えるのは6月下旬頃です。期間中は午後9時までライトアップも行われているので、夜の雨引観音もおすすめですよ。雨引観音というだけあって雨の似合う観音様です。
ガクアジサイ、甘茶アジサイ、西洋アジサイ、雨引の聖アジサイなど珍しい紫陽花にもお目にかかれます。御朱印をいただくために足を運んだ人も、紫陽花の美しさについ足を止めてしまいます。
雨引観音の境内

雨引観音には他にも多宝堂、鬼子母神堂、東照宮など歴史を刻む建物や境内を流れる滝や池、そしてクジャク、鴨、アヒルなどが自由に動き回っています。四季折々の植物も楽しみのひとつになるでしょう。
御朱印だけでは勿体ない、雨引観音の魅力を味わってみてくださいね。
雨引観音のグルメ 薬膳中華茶房
雨引観音には薬膳料理を楽しめるレストランがあります。薬膳料理が初めてという人でも気軽に立ち寄れる「薬膳中華茶坊・三笠」です。仁王門手前の第一駐車場にありますよ。三笠は、「医食同源」「地産地消」「手作り」が基本で、地元の厳選食材をバランスよく調理した本格的な薬膳中華料理が楽しめます。
御朱印をいただいたついでに、薬膳料理で内側からも良い気を取り入れられそうです。本格薬膳料理がリーズナブルな値段で楽しめるので、初めての人にもピッタリです。
人気は「週替わりランチセット」や「スペシャルランチセット」、単品料理も豊富で「薬膳ラーメン」や「地野菜入りあんかけ焼きそば」などがあります。夜はコース料理のみです。雨引観音でしか食べることのできない料理もあるので、是非、足を運んでみてくださいね。
まとめ
雨引観音の御朱印と見どころはいかがでしたか。
雨の似合う観音様ということで、紫陽花や自然の風景を楽しめる静かなスポットです。御朱印をいただく傍ら、境内の散策や薬膳料理に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
もちろん御朱印は大切に持ち帰って、雨引観音での思い出に浸りましょう。
