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天照大神とは|天岩戸伝説の神話やゆかりのある神社について

天照大神

日本人の多くは自分の国の神話について知らない人が多く、自分の国に古くから伝わる神様についてもあまり殆ど知らない現状があります。

仏教が日本では主に信仰されているからと言う人もいますが、キリスト教が浸透している国でも自分の国の神話や神様について知らないという人はいませんし、ギリシャ神話やローマ神話は小学校から親しんでいると言うヨーロッパの方は多いです。

そこで日本の神話や神様について少しでも皆様に知っていただきたく思い、今回は日本神話の最高神「天照大神」についてわかりやすく紹介させていただきます。







「天照大神」神話に出てくる神様

天照大神とはどんな神様なのかと言いますと太陽を神格化した神であり、八百万の中でも最も尊い神とされる最高神。また皇室の祖神、皇祖神の一柱とされ、そこから日本国民の総氏神ともされている神様。分かりやすく言うならば私達日本人全員にとってのご先祖様と考えたら良い神様です。

世界の中でもとても珍しい女性である最高神であるのも一つの特徴で、女帝の持統天皇や、元明天皇、更に古くは邪馬台国の女王卑弥呼と言った女性の権力者が古くから珍しくない日本の特色が出ています。

日本の神様は恵みを与える「和魂(にぎみたま)」と、災いをもたらす「荒魂(あらにたま)」としての面を持っていますが、日本の土地柄も手伝い太陽による災いが殆どなかったことから天照大神は「和魂(にぎみたま)」に非常に偏った神様であると言われます。しかし自然全てをつかさどっていると言う面もあり、一番起こった時が怖い神様でもあるのです。

日本神話の中で比較的温厚で争うことなく慈愛に満ちた神様として描かれることが多いですが時には他の雄雄しい男性神と比べても遜色ないほど勇猛な面を見せることもあり、少数派ですが天照大神男神説と言うのもあります。

「天照大神」はどんな神様なのか

古くから語られてきた神話における神様と言うのはとても人間として親しみやすいところがあり、最高神である天照大神もかなり明確な「人物像」ならぬ「神様像」が存在します。

まずは人間でいう所の家系図を見てみましょう。

天照大神 家系図

日本神話において世界を作ったとされる「伊邪那岐(イザナギ)」と「伊邪那美(イザナミ)」をそれぞれ父と母に持つ「三貴子」と呼ばれるの3兄弟の長子。

上の弟は「月夜見尊(ツクヨミノミコト)」、最も彼は明確な性別についての記述が残っておらず、神話もまるで意図的に残すのを避けたか、消されたかのように残っていないため月を司る神様で恐らく弟だろうという事しか殆ど分かってはいない神様です。

下の弟は日本神話の中でも最も乱暴物としてかかれ後に更正した姿を多く描かれる「建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)」一般的に「スサノオ」と呼ばれる神様です。

天照大神 家系図1

夫となる神様はいませんが、「天照大神と建速須佐之男命の誓約(うけひ)の神話」によって生まれた「多紀理毘売命(タキリビメ)」「市寸島比売命(イチキシマヒメ)」「多岐都比売命(タギツヒメ)」と言う三人の女神を娘に持ちます。

続いてそんな天照大神の人格面に注目して行きます。

色々な神話や民話に残されているように基本的には天照大神は慈愛に満ちた平和主義名ところが目立つ神様ですが、考えようによってはあまり物事を荒立てるのを恐れるようなところがあり、「天岩戸伝説」で語られるようにかなり内向的な性格を持っているところも見受けられます。

自分の弟「スサノオ」に少々甘い面が見受けられたり、天照大神の任されている土地、高天原を「建速須佐之男命」が奪いにやってきたと勘違いする神話で誓約(うけひ)によって弟に対して力で負けているような表現がされている事から海外の主神に見られる「全知全能で最強の絶対者」という訳ではないようです。

しかしやはり太陽と言う恵みを象徴する神様な為、怒らせると、あるいは機嫌を損ねるとどんな神様よりもある意味怖いという一面も窺えます。

そうした姿から想像できる天照大神のイメージは旦那さんがいない上に、子供っぽくて自己中心的な弟に最後まで悩まされ続ける物事に過敏に反応してしまうところのある、優しいお母さんと言ったところです。

「天照大神」と「天岩戸伝説」

天照大神と言う神様が登場する神話の中で最も知名度が高いものとして上げられるものが「岩戸隠れ(いわとがくれ)神話」または「天岩戸(あまのいわと)伝説」です。

このお話しを一から全てご紹介するととても長くなり、『古事記』と『日本書紀』では少し内容が違いますし、何より堅苦しいので分かりやすく概要を説明させていただくと、

神様達の国「タカマガハラ」で相当乱暴な振る舞いの目立つ弟「スサノオノミコト」に対して「アマテラスオオミカミ」は色々な神様から苦情を受けてもずっと庇い続けていましたが、ある日一人の神様に対してのイタズラが冗談ですまない結果になってしまい、「アマテラスオオミカミ」は怒りと自身の心の痛みから「アマノイワト」と言う場所へ閉じこもってしまいます。

太陽そのものでもある「アマテラスオオミカミ」の不在は神様達の国と人間の国を闇に閉ざすこととなり、様々な災いが起こりました。これではまずいと神様達は集まって話し合った結果何人かの神様たちが力を合わせて「アマノイワト」から出てきてもらう作戦を決行しました。

作戦に参加した主な神様は知識の神様「オモイカネ」力の神様「アメノタヂカラオ」芸能の神様「アメノウズメ」祝詞と出世の神様「アメノコヤネノミコト」儀礼や祭典の神様「フトダマ」。

このほかにも色々な神様の頑張りによって何とか「アマテラスオオミカミ」を外に出すことに成功し、再び閉じこもってしまわないようにした後、同じ事を繰り返させないためにも事の元凶「スサノオノミコト」に罰を科して「タカマガハラ」から追放しました。

とてもざっくりした解説ですが日本神話の中ではこの神話こそが最も有名で、天照大神がどんな人格を持っているかが分かるお話と言えます。

「天照大神」を祭られる神様

天照大神はギリシャやケルトの神様のように今では神話の中で語られる神様とはちょっと違って、現在でも高い影響力と信者を持った「神道」の神様としても祭られる神様です。

伊勢神宮
天照大神を祀る神社は「神明神社」といい全国各地に存在しますがその中でも別格の扱いをされ知名度が高いのはやはり総本社である伊勢神宮の皇大神宮。ここは日本神話で天照大神よりもたらされたとされる三種の神器のうちの一つ「八咫鏡(ヤタノカガミ)」を御神体として安置する神社として有名です。

そしてもう二箇所、伊勢神宮と同じぐらいに天照大神と関連深い神社とされているところがあります。

天岩戸神社

一つは宮崎県高千穂町岩戸にある天岩戸神社。

この神社は日本神話の中でも有名な「岩戸隠れ(いわとがくれ)神話」または「天岩戸(あまのいわと)伝説」の中で天照大神が隠れこもったとされる天岩戸と天照大神を祀る神社です。

もう一つは和歌山県和歌山市にある日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)。

この神社は1つの境内に日前神宮・國懸神宮の2つの神社があり、総称して日前宮(にちぜんぐう)とも呼ばれる神社でして天照大神の別名でもある「日前大神」の名を持つ朝廷が神階を贈らない別格の社として尊崇した神社であり、神体の鏡はいずれも伊勢神宮内宮の神宝である八咫鏡と同等のものとされる程の神社です。

一神教でいう所の「聖地」程ではないにしろ、神道に興味をもたれた方はやはりこれらは一度は訪れてみることをおすすめします。

まとめ

日本神話における最高神「天照大神」について、ご紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか?

日本の神様は神話の登場人物でもあり、祭られる神様でもあり、時には歴史上の人物にもなると言う複雑な存在であるため、少し調べてもうまくイメージが作れないし神話はもとても分かりにくい部分があります。

もし少しでも興味が持って頂けましたら、日本国の神様について是非とも知っておいて貰いたいと思います。

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