この記事では、雨女とは何かをスピリチュアル的に解説していきます。その特徴、自然霊との関係、晴れ女になる方法2つも紹介しますので、雨女のあなたは必読!
目次
スピリチュアルでみる「雨女」とは
スピリチュアルでみる「雨女」とは、雨を呼ぶ女性です。天気予報によらず、旅行先や外出先などに雨を降らせてしまう、晴れ女とは正反対の性質をもつ女性ともいえます。
雨女や雨男という言葉や概念は、日本国内にのみ存在するもの。海外では、その言葉自体が知られていないようです。また、雨女の存在を証明する科学的な根拠もありません。
雨女の特徴
雨女の代表的な特徴を紹介します。当てはまる項目の数が多いほど、あなたもスピリチュアルの世界における雨女だといえるかもしれません。
- 旅行、実家への帰省、デート、法事などを控えた大事な日に雨が降る気がする
- 出かけようとすると雨が降るように思う
- 雨が降ってほしいと願う日に限って晴れる
- 雨降りの雨に見舞われ、傘を購入したら雨が上がったという経験が多い
- 屋外にいたときは雨が降っていたのに、屋内へ駈け込んだら雨が止むという経験が多い
- 付き合いの長い友人から雨女だと言われたことがある
- 自分自身でも雨女だと思うことがよくある
ただし、これらの項目は科学的な根拠に欠けており、「先入観(認知バイアス)」にすぎないという説も。雨が降る原因は日本・各地域の気候にあり、あなたにはないとする説です。
「雨女」というスピリチュアルな概念。それをうのみにし、自分自身の波動を下げないためにも、雨女に対する過度なマイナスイメージはもたないのがベストでしょう。
雨女と自然霊のスピリチュアルな関係
そもそも「自然霊」とは
自然霊とは、この世に一度も姿(肉体)をもったことがなく、転生の経験もない霊です。その代表例が龍神、稲荷、天狗であり、それぞれ天候などの自然現象を司っています。
また、こうした神々は高次から低次まで様々な霊格に分かれます。ここでいう霊格とは、霊の位・等級のようなものです。
雨女と自然霊のスピリチュアルな関係
この世に肉体をもったことのない自然霊であっても、例外的に、肉体をもつ人間に憑く場合があります。このケースに当てはまり、龍神の眷属(けんぞく)に憑かれているのが、雨女だとされています。
眷属とは、神様に仕える者です。雨女の場合は、龍神のお使いとなる自然霊が憑いていると考えるとわかりやすいかもしれません。
スピリチュアルの世界における龍神は、自然現象のうち「雨」を司ります。恵みの雨を降らせ、地上をうるおす力をもつことから、龍神に憑かれる人間は雨女・雨男と呼ばれているわけです。
雨女から晴れ女になるスピリチュアルな方法2つ
1.雨女にマイナスイメージをもたない
晴れ女になるには、雨女にマイナスイメージをもたないのが一番です。私たちの多くは、「あいにくの雨」という言葉を用いるかと思います。雨だと屋外で遊べない。憂うつになる。このように感じる人は多いでしょう。
ですが、「恵みの雨」という言葉もあります。雨によって木々、花、農作物は育ち、農家の人たちの生活がうるおうのです。雨に対するプラスのイメージを少しずつ増やすことで、引き寄せる性質が変わり、雨女から晴れ女へと転じていくことができるでしょう。
2.気象神社に参拝して雨の性質を取り払う
気象神社に参拝するのも、晴れ女に近づく方法の1つといえます。関東エリア・関西エリア別におすすめの気象神社をまとめましたので、該当エリアの神社に参拝してみましょう。
気象神社 | ご利益 |
氷川神社(関東) | 「脱雨女」「脱雨男」などの祈祷はないが、晴天祈願の結果として晴れ女・晴れ男のご利益を授かる人が多い。 |
貴船神社(関西) | 雨を司る龍神様「高龗神(たかおかみのかみ)」が祀られ、雨を降らす、雨を止めるご利益があるとされる。 |
神社に参拝する際には、「脱雨女」を願う代わりに「晴天」を願った方が、ご利益を授かりやすいかもしれません。雨の性質を弱めることが、雨女から晴れ女へと変わるための第一歩といえるでしょう。
また、各神社への参拝だけでなく、絵馬に願いごとを書いたり、その神社のお守りを購入したりすると、さらにご利益が高まるとされています。
まとめ
スピリチュアルでみる雨女とは、龍神のお使いとなる自然霊に憑かれた女性です。そんな雨女を「運が悪い」「うっとうしい」と思うこともあるでしょう。
しかし雨女とは、大地をうるおすために不可欠な恵みの雨を降らせる存在でもあるのです。あなた自身が雨女であっても、悲観する必要はありません。
どうしても晴れてほしい大事な日には、気象神社で参拝を。どうしても雨女を脱したい場合には、雨に対するマイナスイメージを取り払うことから始めてみるのがおすすめです。
▶︎雨女って実は運がいい?!龍神に守られている特徴や性格とははこちら