ギリシャ神話女神アテナ誕生について意外な一面

アテナ 神話

ギリシャ神話で語られる女神アテナをご存知でしょうか?かなりギリシャ神話の神様の中でも有名な神様なのですが、実はギリシャ神話成立以前から祭られていたとも言われていたり、どういう生まれのどんな神様なのかまでは知らない人も多いかと思います。

そこで今回はこのギリシャ神話において重要なポジションにいるアテナと言う神様についてご紹介させていただきたいと思います。世界で最も有名な古い物語、ギリシャ神話とその神様に興味はございませんか?


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ギリシャ神話の神様アテナについて

①アテナと言う神様の神様としての特徴

アテネと言う神様はギリシャ神話においてどういう神様なのかという事についてまず知って欲しいと思います。

ギリシャ神話に出てくる神様たちは沢山いますがその中でも最も偉いと言われる神様たちを『オリュンポス十二神』と言いましてアテネはこの神様たちの中の1柱。

また愛と美と性を司る女神である「アフロディーテ」の神の力が及ぼせないギリシア神話の『三大処女神」の一人でもあります。

アテネと言う女神が何を司っているのかと言うと知恵、芸術、工芸、戦争と幅広い分野ですがその中でも特に守護と軍略と言うものを司る面が強く信仰されていましたので神話の中ではこのアテネと言う女神はその美しさよりもどちらかと言うと勇ましさが目立つと言う女神様でして主神であり、父でもある「ゼウス」を恐れさせたりもする女傑。

兄弟である軍神「アレス」よりも、叡智の神である「メティス」の血を引いている分意味のない戦いは好まず、主に国や家族を守る為に戦う高貴な神とも言われていますが神話を見ると血気盛んな面がかなり見受けられる神様です。

俗な言い方をさせてもらうと

「良い血筋に生まれた理知的で優しいけれどもプライドが高く、プライドを傷つけられると沸点が低い腕っ節の強いアネゴ」

と言った神様であると言えるでしょう。

②アテネの誕生についての神話

ギリシャ神話は相当な一大巨編ですからアテナぐらいの大物の神様には誕生についてのところだけでも一つの神話として捉えることが出来るレベルでしっかり語り継がれています。

アテナの誕生についての神話は以下の通り。

ギリシャ神話の主神である「ゼウス」はそれまでの神々の王であり、自分の父でもあるティーターン神族「クロノス」を倒し、最高神としての地位と万能の神と言われるようになるだけの強大な力を手に入れ、自分の最初の伴侶に自分が最高神になるのに助力してくれた叡智の神「メティス」を選びます。

メティスはどうもあまりその話に乗る気になれず逃げ出しましたが、最高神としての権限と力を手に入れたゼウスにすればメティスを捕まえることなど簡単な事で結局つかまり、ゼウスとの間に子供が出来ます。

しかしこの出来た子供が少々問題で、ゼウスの祖母ガイアと祖父ウーラノスによるとメティスの子はゼウスよりも聡明で剛毅であり、もし男児であったらゼウスの地位を脅かすであろうという予言をしました。

ゼウスは自分の祖父ウーラノスや自分の父クロノスが自分の子供に権力を奪われているため、異常なまでにこの予言を恐れ、なんと身ごもったメティスをごと子供を飲み込んでしまおうとします。

メティスの方も黙って飲み込まれてたまるかと、時には様々な姿に化けたりしながら逃げるのですが、最後は蠅に変身したところをゼウスに結局飲み込まれてしまいます。

このことでメティスとゼウスは同化し、ついでのようにゼウスはメティスの叡智の神としての力を手に入れ、知恵の神としても信仰されるようになりました。

しかしこの選択肢がゼウスにとっては実はあまり良くありませんでした。

メティスの存在はゼウスの頭の中にまだあり、この時点でも胎児は無事でメティスは胎児のために甲冑を作り、その行為がゼウスに激しい頭痛をもたらしたのです。

そんなある時、ついにゼウスは痛みに耐えかね、リビアのトリトニス湖のほとりでプロメテウスやヘパイストス、ヘルメスなどに相談し、プロメテウスにラブリュスと言う斧で自分の頭を叩き割りなんとかするように命じます。

そしていざゼウスの頭を割ってみるとなんとゼウスの頭の中からはすでに成人し、甲冑で完全に武装した女神アテナが飛び出してきたのです。

こうしてついに誕生したアテナは確かに予言の通り聡明で剛毅ではありましたが、男児でもなく、実質メティスの子ではなく、ゼウスが一人で産んだ子供であったためゼウスも安心して我が子を可愛がり、ゼウスの地位も安泰のまま、アテネもゼウスの寵愛を受け育ちました。

コレがアテナの誕生についての1番メジャーな神話です。

結構突っ込みどころが多いかとは思いますが、ギリシャ神話には特にこうした突拍子も無い発想をする場面がありますのでそこもまた一つの特色だと思って楽しんでください。


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③喧嘩っ早い女神アテナ

ギリシャ神話を読むと分かるアテナと言う女神のキャラクターを現代風に分かりやすく言い表すと「腕っ節に自信のあるアネゴ」でして、「思慮深く守る力に特化した軍神」にしてはどうにも喧嘩っ早いところが実はあります。

例えば自分叔父に当たる海神「ポセイドン」がある時アッティカ地方の領有権をかけてアテナにどちらが領民に信仰されているかで土地の所有権を決めようと持ちかけたとき、一歩も引かずに直ぐこの土地をかけて勝負をする事になりました。

しかしゼウスとしても自分の娘と兄弟、しかもオリュンポス12柱同士の神々の間で戦争をさせるわけにも行かず、ゼウスは

「どちらが人に最も喜ばれる贈り物を送れるかで勝負しろ」

と言いました。

ポセイドンは泉を作り人に与えようと愛用のトライデントを地面に突き刺し泉を作り出しました。

対するアテナはオリーブの木を人に送りました。

本来ならばどちらもとても有用そうではあるのですが、なんとポセイドンが作り出した泉は「塩の泉」であり、とても生活に利用するには適していませんでした。

それに対してアテナのオリーブは傷みを和らげ、口にすれば貴重な食料になる上、香りも良く、闇夜を照らす光ともなるとして人の役に立つ物であると判断され、この土地はアテナのものになりました。

この神話はそのまま都市国家の「アテナイ」成立の神話でもあります。

この話はゼウスの仲介もあり、相手も叔父だったこともあってか比較的キレイに終わるのですが、例えばアラクネとアテナの神話では中々壮絶な終わりを迎えます。

その神話の内容は簡単に言うと以下の通り。

あるところに機織りの得意なアラクネという娘がおりました。

その機織り技術は相当なもので、皆はこの機織り技術はきっとアテナより授かった力に違いないと噂しました。

しかし当のアラクネは自分の方が寧ろ神よりも上であると豪語していました。

これを耳にしたアテナはある日老婆に化けて、アラクネに神を蔑ろにする事を言ってはいけないと注意をしに訪れたのですがアラクネは聞く耳持たず。

ここでアテナはどちらが素晴らしい織物を作るかで勝負を持ちかけます。

しかし勝ち負け以前にアラクネの作った作品が神々を馬鹿にする物であったため、アテナはその作品をバラバラにし、更にはアラクネを蜘蛛に変えてしまいます。

コレに似た神話ですと「自分の髪はアテナの髪より美しい」と自慢したメドゥーサはアテネの怒りを買い、醜い顔と蛇の顔を持つ化け物に変えられてしまったあげく、英雄ペルセウスがメドゥーサを退治する時、彼を援助しています。

ギリシャ神話での女神アテネは他にもいろいろな神話で敵を自ら打ち倒したり、英雄を助けたりもする神様ではありますが、けして優しいだけではない神様なのです。

④アテナと言う神様のギリシャ神話での本来の姿

アテナと言う神様は確かにギリシャ神話の神様ではありますが、実はギリシャ神話に後から組み込まれた神様であるという事をご存知でしょうか?

意外とこの事はご存じない人も多いかと思うのですが、アテナと言う神様を信仰するのは起源的にはギリシア民族がペロポネーソス半島を南下して勢力を伸張させる以前より、多数存在した都市国家軍(ポリス)が始まりであり、その中でも中心的な役割を果たしていた城塞都市の守護女神であったと言われているのです。

要するにギリシャの地にヘレーネスと言う古代ギリシア人達が来る前から存在していた神様をギリシアの征服の証として自分たちの神の下に置く形で組み込んだのであろうとも言われているのです。

こうした経緯があり、自分たちが占領しこれから統治していく地の主な信仰の対象でもあったので当然蔑ろにはできませんし、敵対的な神とするにも非常に具合が悪かったので最高神の寵愛を受けた別格の女神と言う扱いにまでなったと考える方がアテナがやたらと高待遇なのも分かるお話し。

広範囲に亘りいくつもの神話で英雄を助ける姿も、敵対する物に容赦なく強い力を見せ付けるのもギリシャの土地に古くから住む人たちへの配慮と、そこを占領する時に起きた戦闘でのある種の恐怖からきた姿の投影と考えれば「叡智の神を母に持つ理知的な守護神」なのに神話で苛烈な姿が見られるのも納得です。

そう考えると日本に来ると色々な神様が違う姿になっていくのと同じような感じでアテナはギリシャ神話に取り込まれた神様であり、本来のあるべき姿はひょっとしたら日本のアマテラスオオミカミのような女性の最高神だった可能性もあるのです。


アテナと言うギリシャ神話の女神様についてを色々ご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?

ギリシャ神話は日本でもそれこそ日本神話以上にメジャーな神話ですがそれでもあんまり詳しいことまで走らない人も多いかと思いますのでこうしたちょっとしたお話も新鮮だった人が多いのではないかと思います。

又の機会がありましたならば今後もより皆様に世界の神話が身近になるような記事を書かせていただきたいと思いますので是非読んでみて下さい。

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