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心が躍る陽気で明るい街!ベネチアの観光スポット5つ

ベネチア,観光

ベネチアといえば水の都と称されるほどに運河と建物のコントラストが美しい街です。観光としても人気が高くいつも賑やかで陽気な雰囲気が特徴です。

そんなベネチアには観光スポットが多数点在しています。ベネチアの美しい景色を堪能する観光スポットめぐりの旅にでかけてみませんか?

サン・マルコ広場

ベネチアの街は建物が密集しているような造りが特徴で、観光地として見どころもたくさんあります。そんなベネチアの中でぽっかり空いた広大な広場がサン・マルコ広場です。

地元の人にはシンプルに「ピアッツァ」(広場) の愛称で親しまれています。一歩足を踏み入れれば、きらびやかなサンマルコ寺院や見上げるような鐘楼など、ベネチアの人の生活の中心として栄えてきました。

観光客は、広場に連なるアーケードの下に並ぶカフェで飲み物片手に優雅な時間を過ごしたり、ベニスを最も象徴する建築物を見学したりと思い思いの過ごし方ができます。

時間帯によって違った表情を見せてくれる場所で、日の出の時間は美しい朝焼け、昼間は賑やかで陽気、夜はロマンチックな雰囲気に包まれます。

ドゥカーレ宮殿

ベネチアのサン・マルコ広場でひときわ目立つ存在なのがドゥカーレ宮殿です。

ピンク色が美しい大理石のファサードは、観光客の目を楽しませてくれます。アーチが並ぶ回廊と要塞のように壁の上に並ぶ先の尖った突起が、海を渡ってベニスにやって来る人々に富と権力を見せつけています。

まず注目したいのは大理石の回路がある中庭です。幅が広く白い階段が続く巨人の階段の上からは、マルスとネプチューンの像が庭を見下ろしています。

各部屋には美しいフレスコ画や絵画が飾られ、きらびやかな暖炉が設えられておりベネチアの豪華絢爛だった時代を思い起こされます。木製の天井には見事な彫刻が施され、立派な芸術作品として観光客にも人気です。

黄金の階段をのぼると宮殿内で最も広く、最もきらびやかな大評議の間にたどりつきます。玉座上方に飾られた、ティントレット作の巨大な絵画天国は圧巻です。

宮殿外観だけでも素晴らしいのですが、内部の隅々まで堪能することができる、ベネチアでも人気の観光スポットです。

カナル・グランデのリアルト橋

ベネチアの大動脈カナル・グランデ大運河に架かる橋で、その姿からベネチアでは「白い巨象」とも呼ばれています。反りの大きな太鼓橋として設計されたのは、橋の下を多くの船が通れるようにという配慮からだったそうです。

ベネチアの街を縦横無尽に流れる大小の運河の中でも、S字型を描きながらもっとも栄えているのがカナル・グランデです。リアルト橋からはカナル・グランデの上をヴァポレット(水上バス)がゆったりと行きかう、ベネチアらしい光景を見ることができるので観光客にも人気です。

このあたりは海の都ベネチアの中でも、比較的海抜が高いため洪水に見舞われることもなくベネチアの商業の中心として発達していました。

商取引のために往来する人々が足繁く行き交ったリアルト橋は、「富の橋」とも呼ばれていたそうです。

現在、橋を行き来しているのは商人たちではなく世界中からの観光客です。土産物店も多くいつでも大賑わいです。ライトアップされた「白い巨象」の姿も必見の観光スポットです。

サン ジョルジョ マッジョーレ教会

ベネチアで人気のマルコ広場の向かいにあるサン マルコ湾に浮かぶ島に建つ教会です。この島ではベネチア屈指の美しさとうたわれる景色と、ルネッサンス建築を代表する壮麗な建築物を目にすることができます。

この教会の設計は、有名なイタリア人建築家、アンドレーア・パッラーディオが手掛けました。大理石で作られた2層式のファサードと左右対称の高い円柱を特徴とした、ルネッサンス建築を代表するデザインが採用されています。

室内に足を踏み入れれば古代ローマ式浴場によく見られる形の窓が並び、そこから降りそそぐ光が、背の高いアーチと白と赤褐色のタイルが交互に敷き詰められた床を明るく照らします。

観光客の注目度が高いのは、境界にある複数の礼拝堂の壁に飾られた素晴らしい絵画です。

中には、ヤコポ・バッサーノの「羊飼いの礼拝」やティントレットの「最後の晩餐とマナの収拾」など、誰もが一度は目にしたことのある傑作も見ることができますよ。

エレベーターを使って鐘楼に上れば、ベネチアならではの壮大な景色が広がります。また隣接する港の風景も忘れずに見ておきたい観光スポットです。

ため息の橋

ベネチアの知る人ぞ知る観光スポットとしてひっそりたたずんでいるのが、白い大理石で造られた「ため息の橋」です。

この橋にはロマンチックな伝説があります。それは「恋人同士でゴンドラに乗り、日没の時間にこの橋の下でキスをすると永遠の愛が約束される」というものです。こんなロマンチックな言い伝えがあるにも関わらず橋の名前の由来はちょっと悲しいものです。

実はこの橋、ドゥカーレ宮殿の尋問室から隣の牢獄とを結んでいる橋なんです。

独房へと入れられる囚人がこの橋を渡る時、その窓から見えるベネチアの美しい風景を見て「これが外を眺める最後なんだ」と溜め息をついたことから「ため息橋」と名付けられたと言われています。

今ではドゥカーレ宮殿や牢獄も公開されているので人気の観光名所となっています。中世の時代そのままの「ため息橋」から眺めるベネチアの景観と、ゴンドラから眺める白く美しい「ため息橋」、どちらの景色も一見の価値ありです。

是非、日没を狙って訪れたい観光スポットです。

まとめ

ベネチアの人気観光スポットはいかがでしたか。

ベネチアの中でもベニスに建物が集中していることもあって、ベニス周辺の観光スポットが中心ですが訪れる価値ありです。

昼間と夜では違う街に来たかのように雰囲気が変わるのもベネチアの観光地ならではですね。ゆったりと観光を楽しめる人気スポットです。

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SPIBRE編集部

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