地球を直接目にする機会はなかなかありませんが、「地球は青かった」という宇宙飛行士ガガーリンの言葉はあまりに有名で、特に日本では地球に関わる名言として真っ先に思い出されるものだそうです。
豊かな水と自然に恵まれた、宇宙に浮かぶ唯一無二の青い宝石。そんな地球にまつわる心に響くメッセージをお届けしましょう。
目次
地球の名言①ジェームズ・ラブロック
地球=星はただの大きな岩の塊のように思えるかもしれませんが、火山の噴火や地震、日々の天気の変化などを体感すると、まるで大きなひとつの生命体のようでもありますね。
地球が生命体であるのなら、守るために労(いた)わったり気遣ったりしようかな、という意識が高まるかもしれません。ひとつしかない地球を大切にして、ずっと共存していきましょう。
地球の名言②レイチェル・カーソン
仕事や勉強を頑張るのは悪いことではないのですが、実力主義や競争社会の中では、目の前にある美しい自然や風景などにも、意識を向ける機会がないのかもしれません。
時間や仕事に追われる日々の中で大切な人と過ごす時間もなかなか取れず、なんのために頑張っているのかさえわからなくなってしまいそうですよね。
そんなときには仕事や勉強などからいったん離れて、自然と触れ合う機会を持ってはどうでしょうか。
空の青さや頬をなでる風の心地良さ、日の光の温かさなどを感じることで豊かな感性を取り戻し、世界の中で自分はひとりぼっちかもしれないという寂しさを癒やして行ってくださいね。
地球の名言③ジョン・グランスフェルド
宇宙の中で地球は唯一生命が存在する星。月や火星などがそばにありますが、そこに生命は存在しないとされています。
宇宙で自分たちは孤独な存在なのか、それともどこかに意思や文化の交流ができる存在がいるのか。それは永遠のロマンであり、簡単には解けない謎と言えるでしょう。
私たちが気付いていないだけで、実は隣人はすぐそばにいるのかもしれません。
地球の名言④ムハメッド・アーマッド・ファリス
地球上で起きている紛争や国境問題などは、すべて人や政治、国の利権などが生みだしたもの。地球には本来なんの区分けも国境などもなくて、自由に大地や海を行き来できるはず。
いつかなんのしがらみもなく、どんな人でも行きたい場所に行けるような世界になると良いですね。
地球の名言⑤アミット・レイ
青い空と広い海と、豊かな緑と生命があふれる地球は、愛と平和に満ちていると言えます。しかし実際には同じ民族であっても、いろんなしがらみから争いが絶えません。
せっかく天国のようなすばらしい星に生を受けたのですから、みんなで手を取り合って生きて行けるような世界になるよう、できることから始めて行きましょう。
地球の名言⑥ロビンソン・ジェファーズ
地球にはきれいな海と空があり、地域によっては美しい四季や自然があり、私たちを幸せな気持ちにしてくれます。
宇宙に浮かぶ宝石のような地球を次の世代、そのもっと先の世代へと継承していきたいですね。
地球の名言⑦マーシャル・マクルーハン
地球を宇宙船に例えるなら、地球号に生を受けて生活している私たちはもてなされる乗客ではなく、地球号を正常に運行させるべく日々働く乗務員のようなもの。
地球自体を損なうような開発や資源の掘削は控えて、少しでも長く地球を健全な状態で保たせるように努力する必要があると言えるでしょう。
まずはゴミの量を減らしたり、少しの距離なら車などを使わず歩いてみたりすることから始めてみてはどうでしょうか。
地球の名言⑧ルイ・グリックマン
私たちの住む地球は唯一無二であり、代わりとなるものは現在存在しません。その地球を健全な状態に保つためにお金をかける=投資するのは、最終的には私たち自身のためと言えるでしょう。
砂漠地方の緑化や工場から排出されるばい煙の軽減など、地球にとって良いと思えることに投資してみるのもすてきかもしれません。
地球の名言⑨フィリップ・ペリン
青い宝石のように美しい地球の姿を直接見ることは、一般の人にはなかなか難しいことですね。
今はインターネットなどを使えば国際宇宙ステーションなどから撮影された映像などを見ることができますので、そこで宇宙飛行士気分を体験してみてはどうでしょうか。
地球の名言⑩ダライ・ラマ
地球には豊かな自然があり、人間だけではなく多くの動物や植物もともに生きています。
人間がいなくても他の生き物は生きていけるかもしれませんが、動物や植物がいなくなってしまったら人間は生きていけません。どちらかではなく、どちらもともに平和に暮らして行けるように日々学び、心がけて行きましょう。
地球の名言⑪マーリー・マトリン
地球は豊かな自然と実りで私たちを生かしてくれています。それはまるで親に守られる子どものようだといえるでしょう。
人の都合や利益のために地球を傷付けるのではなく、感謝の念を持って地球を大切にして行きたいものですね。
まとめ
当たり前のように生活していながら、日頃私たちは地球というものをあまり意識しませんよね。明日の天気や作物の実りのことは気になっても、あまりにレベルが違い過ぎて地球という単位でものごとを見る機会がないからでしょう。
今日このときから、私たちが生きるこの星について、思いをはせてみてはどうでしょうか。