
チョコレートの中に入っていたり、ナッツ類のおつまみにもなっていたりする「アーモンド」ですが、実は「アーモンド」は5メートルほどの高さの木で、桜に似た花を咲かせます。
「アーモンド」の花は、桜の時期よりも少し早めの3月から4月ですが、よく桜と見間違えられてしまいます。
日本では花よりもナッツのほうがよく知られている「アーモンド」ですが、このお花が持つスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【アーモンド】にまつわるスピリチュアルなお話
「アーモンド」の花の誕生にまつわるギリシャ神話の伝説
これはバルカン半島の東部にあるトラキアの女王ピュリスの悲恋にまつわるお話です。
トロイア戦争の帰路、戦士のデモフォンという青年が、舟が難破して海岸に流れついたところで、女王ピュリスと出会い、恋に落ちました。
しかし舟の修理が終わるとデモフォンは、「必ず戻って来る」と言い残して去って行きました。
ところが彼は故郷に戻ると新しい女性に出会い、その女性と結婚してしまったのです。
そんなこととは知らず、女王ピュリスは毎日海岸でデモフォンを待ち続けたものの、願いはかなわず、重い病にかかって亡くなってしまいます。
恋人との再会を夢見ながら死んでいった女王を不憫に思った貞操の女神アルテミスは、ピュリスの純真な心に感動し、彼女を一本の「アーモンド」の木に変えてあげたのでした。
その「アーモンド」の木は海岸沿いに植えられて、デモフォンがいつ戻って来ても迎えられるようになっていたのです。
そして歳月がたち、デモフォンがその海岸に戻ってきてピュリスが亡くなったことを知り、自分の不実を恥じ、木に抱き着いて涙を流しました。
するとそれまで一度も花を咲かせたことのなかった「アーモンド」の木に、美しい花が咲き始めたのです。
ピュリスはデモフォンを許したことから、花が咲くようになったのは奇跡だと伝えられています。
「アーモンド」のキリスト教における伝説
実はキリスト教の旧約聖書にも、「アーモンド」は「アメンドウ」という名前で記されています。
キリスト教において「アーモンド」は大きな木に多くの花を咲かせて、たくさんの実がなるため、「豊かさ」「豊穣」「多産」のシンボルと考えられているのです。
また花を付けた「アーモンド」の木は、キリストの復活の象徴とも考えられています。
【アーモンド】が誕生花の日
【アーモンド】が誕生花です。
- 3月14日
- 4月1日
【アーモンド】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。

風水で運気UP
風水において「アーモンド」のような大きな木で、枝を大きく張るものは、書斎や仕事部屋の運気をアップすると言われています。「アーモンド」の木を描いた絵画や写真を飾るとよいでしょう。
また立派な木になる「アーモンド」は、お庭に植えることで、そのお家のシンボルツリーとして、お家を守ってくれる役目も果たします。
花言葉【アーモンド】の意味
「アーモンド」の和名のひとつが「扁桃」と呼ばれていますが、それは実際に「アーモンド」の実が扁桃に似ているからなのです。
「アーモンド」の英語名「Almond」は、「扁桃」を意味するラテン語のamygdala (アミグダラ)、ギリシア語のアミダグレーからと言われています。
また「アーモンド」には、食用として食べる「スイートアーモンド」と呼ばれるものと、薬用や着色、香料やオイルとして用いられる「ビーターアーモンド」がありますが、日本に輸入されているのは「スイートアーモンド」のみです。
実は普段ナッツとして食べている「アーモンド」は、実ではなく、種の部分となります。「アーモンド」の果肉はとても薄くて食べられず、果肉の中の種子の中にある「仁」という部分がナッツとして食している部分です。
「アーモンド」が日本に伝わったのは、比較的浅い歴史で1950年代と言われています。
西洋では、大きな木にたくさんの実をつける「アーモンド」は、幸福、豊穣、繁栄を象徴するとし、「アーモンド」の実にお砂糖やチョコレートをまぶしたお菓子を結婚式で配ることもあります。
「アーモンド」の実は、アンチエイジング、美肌効果、便秘などにも効果があり、最近では「アーモンド」ミルクも人気ですね。
「アーモンド」には、白とピンク色の花がありますが、色別の花言葉はありません。
「アーモンド」の花言葉①
- 希望
この花言葉は「アーモンド」の花が春先に咲き、春への期待を持たせてくれることから付けられたものなのです。
「アーモンド」の花言葉②
- 真心の愛
- 永久の優しさ
これらは「アーモンド」が旧約聖書でキリスト復活のシンボルとされているところから、神様の深い愛を示す花として付けられた花言葉です。
「アーモンド」の花言葉③
- 無分別
- 愚かさ
こちらの花言葉は「アーモンド」のギリシャ神話の伝説、女王ピュリスと青年デモフォンの悲恋から付けられたもので、女王を裏切ったデモフォンの愚かさや後悔からきたものです。
花言葉【アーモンド】の基本情報
| 科 属 | バラ科 モモ属 |
| 原産地 | 西アジア・中央アジア |
| 品種 | 100種以上 |
| 開花時期 | 2月~4月 |
| 英語和名 | ・Almond(アーモンド)・アーモンド、扁桃、巴旦杏(はたんきょう) |
まとめ
「アーモンド」は桜に似たかわいい花を咲かせます。日本ではナッツとしてよく知られていますが、桜より先に咲き春を告げるお花です。その花言葉には、ギリシャ神話やキリスト教に基づくものが採用されており、「アーモンド」の木が豊穣、豊かさ、幸福などのシンボルとされていることや、ギリシャ神話の悲恋から付けられたものなのです。



