「アスパラガス」は、サラダや多くの料理に用いられ、グリーンやホワイト、そして紫色のものなどの種類があります。
日常的に食べている「アスパラガス」はよく見かけても、そのお花を見かけることはあまりないようです。
「アスパラガス」は、ヨーロッパでは古くからは薬草の一種として用いられていたのですが、そんな「アスパラガス」のスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【アスパラガス】にまつわるスピリチュアルなお話

古代ギリシャのお話
「アスパラガス」は古代から、とてもおいしい高級野菜として重宝がられ、特別な時のお料理として用いられていました。
「アスパラガス」は古代の壁画にも多く残されていることから、広く好まれていた植物だったのです。
そのおいしさから、愛の女神であるアフロディーテに捧げたり、皇室や将軍など、位の高い人たちが好んで食べたりしていました。
古代の精力剤だった「アスパラガス」
お料理によく使われていた「アスパラガス」ですが、ヨーロッパやインドでは「アスパラガス」が地面から突き出す姿が、妖艶で男性器にも似ていたことから、精力剤と結びつけて考えていたようです。
また「アスパラガス」の根を煎じたワインを飲むことで、情欲を掻き立てられるとも信じられていました。
のちに、「アスパラガス」は痛風の薬としても用いられていました。
【アスパラガス】が誕生花の日
【アスパラガス】が誕生花です。
- 1月20日
- 3月18日
- 5月25日
- 9月8日
【アスパラガス】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
風水で運気UP
「アスパラガス」には観葉植物として楽しめる種類のものがあります。
細い細かい葉を持つ「アスパラガス」は、飾っておくことで、人間関係や恋愛運をアップすると風水では考えられています。
恋愛運UP
観葉植物として売られている鉢植えの「アスパラガス」を、バグア・チャート風水を使った恋愛のコーナーである、お部屋を入って右手奥に飾っておきましょう。
もしその位置に窓があるなら、恋愛運を呼び込むのにパーフェクトな位置となります。
花言葉【アスパラガス】の意味
「アスパラガス」は、古代ギリシャ時代から栽培されており、「アスパラガス」という名前は実はギリシャ語で「引き裂く」という意味なのです。これは茎が細かく裂けることから付けられた名前です。
「アスパラガス」の細く細かい葉のように見える部分が実は茎で、本来の葉は食べるアスパラガスによく付いている鱗片形をしたものが、実際の葉なのです。
「アスパラガス」は成長するとかなり生い茂り、鳥のキジでも隠れることができるところから、和名は「オランダキジカクシ」と呼ばれています。
日本には江戸時代に観賞用としてオランダより輸入され、明治時代以降、特に大正時代に入ると北海道で食用の「アスパラガス」が多く栽培されるようになりました。
私たちが普段食べている部分は、「アスパラガス」の若い芽の部分になります。植えてから食べられるようになるまで、数年かかりますが、その後は十年ほどにわたって収穫することが可能です。
「アスパラガス」は、細く長い枝の先に釣鐘状のクリーム色や浅い緑色の小さくてかわいい花を咲かせます。
花には雄株と雌株があり、雌株は秋になると赤い実を付けます。
「アスパラガス」には新陳代謝を高め、疲労回復に効果のある「アスパラギン酸」が含まれています。
そのほかにも、「アスパラガス」はビタミン類、葉酸、カルシウム、カリウム、リチン、パントテン酸などを含み、血圧安定や動脈硬化、美白効果、便秘などにも効果があるとされています。
観賞用などを含めると多くの品種を有する「アスパラガス」ですが、なんと食用になるのは、たった一種類だけなのです。
「アスパラガス」の花言葉①
- 何も変わらない
- 無変化
これらの花言葉は「アスパラガス」が常緑であること、また成長してしまうと、長くそのままの姿であることから付けられた花言葉です。
「アスパラガス」の花言葉②
- 私が勝つ
- 敵を除く
これらの花言葉は、「アスパラガス」の地上部分の葉のように見えている茎の部分が細く、トゲのように見えることから、それらを利用して敵から身を守っているという解釈から付けられた花言葉です。
「アスパラガス」の花言葉③
- 耐える恋
この花言葉は、「アスパラガス」が、茎がかなりの高さに伸びるまで、葉に見える部分を広げない(本当はここも茎)ことから、まるで耐え忍んでいるようにも取れることから、付けられた花言葉です。
「アスパラガス」の花言葉④
- 魅惑
この花言葉は西洋で用いられている「アスパラガス」の花言葉です。こちらはおそらく昔、「アスパラガス」が精力剤のように考えられていたことから付けられたのでしょう。
花言葉【アスパラガス】の基本情報
科 属 | ユリ科 クサスギカズラ属 |
原産地 | 地中海東部 |
品種 | 約130種 |
開花時期 | 5月~7月 |
英語和名 | ・Asparagus (アスパラガス)・アスパラガス、オランダキジカクシ、マツバウド、オランダウド |
まとめ
「アスパラガス」は、普段はお料理に使う野菜として用いられることが多いのですが、観賞用の「アスパラガス」も多く存在し、恋愛運アップなどの効果をもたらします。その花言葉には、「アスパラガス」の見かけや、成長の仕方にまつわるものが主に使われています。
