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花言葉【カタクリ】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説について

花言葉,カタクリ
春先に薄い紫の上品な花を咲かせる「カタクリ」は、その根がお料理などでもよく使う片栗粉の原料となっている植物です。

「カタクリ」は、古くから日本で親しまれてきた山野草のひとつで、万葉集でも大伴家持が歌を詠んでいます。

現在では園芸種としても人気のある「カタクリ」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?

【カタクリ】にまつわるスピリチュアルなお話

花言葉,カタクリ

「カタクリ」は春の妖精

「カタクリ」には、有名な伝説や逸話は残っていません。

しかし「カタクリ」には『春の妖精』という呼び名が付いています。

それは「カタクリ」がなんと7~8年もの間をかけて、土の中で種から球根になり、春先になるとやっと葉を出して、その後数日だけ花を咲かせて消えてしまいます。

そのことから、まるで春を告げるために出現した妖精のようであるため、そう呼ばれています。

万葉集における大伴家持の歌

万葉集で、大伴家持は「カタクリ」のことを次のように歌にしています。

【もののふの 八十少女(やそおとめ)らが くみまがふ 井の上の 堅香子の花】

これはたくさんの少女たちが井戸の周りに集まって、水を汲みながらおしゃべりをしている風景で、その周りにはひっそりと淡い紫色の「カタクリ」の花がたくさん咲いていて、まるで「カタクリ」の花のおしゃべりをしているようにも見えるということを歌っています。

ここに出てくる『堅香子』というのが「カタクリ」のことで、この「かたかご」が転じて「カタクリ」になったと言われています。

【カタクリ】が誕生花の日

【カタクリ】が誕生花です。

  • 1月28日
  • 3月24日
  • 3月25日
  • 3月26日
  • 4月24日

【カタクリ】を使って運気をアップする方

ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)

著者ご本人に解説してもらいます。

「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」伊庭野れい子著,太玄社

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
花言葉,カタクリ

風水で運気UP

風水においては、「カタクリ」が使われることは、残念ながらあまりありません。

しかし非常に珍しいと言われている白い「カタクリ」の花を見つけたら、その人は幸運になると言われています。

特別変異から生まれた白い「カタクリ」ですが、めったにお目にかかれないだけに、四葉のクローバーを見つけたような、そんな気持ちになれそうです。

花言葉【カタクリ】の意味

「カタクリ」は春先、3月から4月頃に下向きにひっそりと咲くお花です。

ひとつの茎にはひとつのお花しか咲かせませんが、山野に群生して咲いています。

その根は片栗粉として使われていますが、100パーセント「カタクリ」の根だけを使用した片栗粉は、最近ではほぼ存在せず、ジャガイモやサツマイモのデンプンなどが主な原料となっています。

現在では、温暖化のせいで「カタクリ」の花は激減しており、あまりお目にかかることもなくなってしまいました。

自生地からも持ち出しは禁止となっていますので、見つけても摘み取らないようにしてください。

「カタクリ」は、約7年間地中に根付いたあと、やっと葉を出して花を咲かせ、一生のうちで約7回程度しか花を咲かせることはありません。

現在では園芸種として黄色い花を咲かせる西洋の「カタクリ」が、よく出回っています。

また「カタクリ」は花、茎や葉をおひたしや天ぷらにして食べることができます。

「カタクリ」の根は、健胃や消化器の炎症に効果があるとされています。

「カタクリ」の花には薄紫、赤紫、白、黄などの色があります。

「カタクリ」の花は、ひとつの茎に一本しか咲かず、花束などにするのは無理ですが、鉢植えのものが園芸店などで売られているので、それに花言葉を添えて贈ってみるとよいでしょう。

「カタクリ」の主な花言葉は

  • 初恋
  • 寂しさに耐える

「初恋」という花言葉は、「カタクリ」の花が下を向いて咲き、まるではずかしそうにしているようで、初恋の切なさを表しているように見えることから付けられたものです。

「寂しさに耐える」という花言葉は、「カタクリ」が花を初めて咲かせるまでに、7年余りも地中でじっと耐えているということから付けられた花言葉です。

また下向きに咲いているので、寂しそうに見えることから付けられたという説もあります。

春先のまだ寒い季節にじっと耐えて咲いていることから、この花言葉が付けられたという解釈も存在しています。

「カタクリ」の花言葉①

  • 嫉妬

これは「カタクリ」の花の花弁が尖っていて、その形が嫉妬の炎のように見えることから付けられています。

白色の「カタクリ」の花言葉②

  • 気まぐれ

めったに見かけない白い「カタクリ」の花ゆえに、付けられた花言葉です。

白色の「カタクリ」の花言葉③

  • 私は特別

白色の「カタクリ」の花は、数万本に一本しか咲かず、その珍しさから付けられた花言葉です。

花言葉【カタクリ】の基本情報

“【カタクリ】の基本情報”
科 属 ユリ科 カタクリ属
原産地 日本、朝鮮半島、ロシア
品種 約20種
開花時期 3月~6月
英語和名 ・Katakuri(カタクリ) 、Dogtooth Violet(ドッグトゥース・バイオレット)・カタクリ、片子(カタコ)、堅香子(カタカゴ)

まとめ

「カタクリ」は、下向きに花を咲かせ山野などで群生していますが、最近ではあまり見かけることがなくなりました。「カタクリ」の花言葉は、その花の咲き方に由来するものがほとんどですが、ひとつだけ「嫉妬」というネガティブなものもあるので、贈り物にするときには意図する花言葉を間違えずに添えるようにしましょう。

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ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

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