毎日疲れた身体を休める寝室は、ゆったりと日頃のストレスや疲れを癒し、よい夢を見ながら眠れる空間にしておきたいですよね。風水はとても簡単に運気を変えられる身近な方法のひとつです。とは言っても風水と聞けば色々なルールがあるようで、なんだか面倒だと思う人も多いでしょう。
でもプロに風水鑑定を受けなくても、実は簡単にできる風水の方法はいくつもあります。専門知識がなくても、ちょっとした模様替えをするだけで、誰にでもできる本格的な風水のことを知り、実際にそれを実践してみると、よい結果に恵まれたので、ここに紹介していきます。
目次
風水における寝室の基本
家の中において寝室とは、一日の疲れを取るために、毎日眠るとても大切な部屋であり、一日のうちの約3分の1の時間を過ごすことになります。そんな寝室は、心地よくて、気の流れがよい場所にあることがとても重要となります。
忙しい人はよく、「寝室とはただ眠ることができればよい」くらいにしか思っていないかもしれませんし、中にはリビングのソファーで寝てしまう人もいるでしょう。しかし熟睡することで健康が保たれ、またそれによって運気も変えられる、とても大切な場所なのです。
どの方向に家具などをどのように置くかは、非常に重要で、間違えると運気が下がるだけではなく、夫婦関係が悪くなったり、健康を害したりすることもあるのですよ。
でも心配は無用です。風水上問題があることがわかっても、簡単にシンボルとなるアイテムを使ってそれらの問題も修正することが可能なのです。
寝室でやってはいけないことは?
模様替えをする前に、まずは自分の今寝ている状況がいいのか、悪いのかを把握するためにも、風水寝室でやってはいけないNGなことについてご紹介していきましょう。
A)ベッド(布団)の位置
寝室で最も注意したいのは、ベッド(あるいは布団)を置く位置です。 寝室のドアに足を向けて寝るような位置にベッドや布団を置くのは、ちょうど棺桶を運び出すときの位置のようで、風水では「棺桶の位置」とされ、不吉と考えられています。
ドアと並行に寝具を置く場合も、ドアからの気の流れを身体がまともに受けすぎるので、風水では健康を害すると言われています。同じように窓のすぐ下にベッドを置くのも、気の出入りが激しすぎてよくありません。
B)ヘッドボード
ベッドには、できればしっかりとしたヘッドボードを取り付けてください。柵のように隙間のあるヘッドボードをカップルが使う場合は、お互いの間に隙間ができて良い関係を保ちにくくなるので、一枚板のものにします。ヘッドボードがないベッドは、後ろ盾がないと解釈するので、運気のアップも難しくなります。布団の場合は、頭が壁側になるように敷きましょう。
C)寝室の横のトイレ
寝室のすぐ横にトイレがある場合は、トイレからの負のエネルギーを寝室が直接受けることになり、健康を害すると考えられます。したがってトイレのドア及び便器の蓋は、必ず閉めておきましょう。
D)寝室の天井
もし部屋の天井の梁が、ロッジによくあるようにむき出しになっている場合や、天上に大きな天井ファンがある場合は、その下にベッドなどの寝具を置くと、天上の梁からは重いエネルギーを身体に受けることになり、天上ファンはエネルギーを切り裂くので、どちらも健康に害を及ぼしたり、運勢に障害をもたらすと考えられています。この場合、梁を薄い布などで天蓋のように覆い隠し、天上ファンはスイッチが紐で上からぶら下がっている場合は、その紐の先にクリスタルを取り付ければ、問題は解決できます。
E)寝室の家具
寝室にドレッサーやサイドテーブルなどがある場合、その家具の尖った角が寝ている自分に向いていると、風水ではこれを「毒矢」のエネルギーと呼び、その角から出る負のエネルギーを就寝中に身体が受けてしまいます。その場合は、家具の位置をずらすか、それが難しければ、寝るときだけ家具の角にクッションを置くか、布を掛けることで、直接毒矢のエネルギーを受けないようにするとよいでしょう。
また、足元の位置にドレッサーなどの鏡がある場合は、寝姿が写つることで落ち着かないだけでなく、自分の寝姿が写るのは風水では不吉とされているので、寝るときには布などでカバーをかけるようにしましょう。