家の中で、リビングとは家族が集ったり、テレビを見たりと多くの時間を過ごす部屋のひとつです。そんな部屋で運気をアップさせてみたいけれど、何をどのように変えればよいのか迷った場合に、おすすめしたいのが風水です。
風水を使えばリビングをより心地よくするだけではなく、家族運を中心に全体的な運もアップするように改善することも可能です。では、リビングで開運をするための秘策とはどのようなものでしょうか?
目次
風水におけるリビングの基本
どんな場合も、風水における基本と言えるのが、その場所を清潔に保ち、整理整頓がされていることです。
家族や時には来客も集うであろうリビングが、すっきりしていないと決して居心地のよい場所とはなりません。リビングに一歩入ったとたん、なんとなくすがすがしさすら感じるような場所づくりをすることが、風水の第一歩です。
そしてお部屋の明るさを均一に保ち、一か所だけ暗すぎたり明るすぎたりするのは避けましょう。暗すぎるリビングは、自分の将来に陰りを落とす象徴ともなってしまいます。
どうしても簡単に風水を用いて改善しにくいような状況である場合は、シンボルと呼ばれる風水グッズを使うことで、問題を解消することも可能です。
リビングでやってはいけないことは?
A・飾り物、置物の置きすぎ
リビングに、多くの飾り物や置物を置いてあるのをよく見かけます。自分の好みで置いているにはまだよいのですが、好きでもないのに頂いたもので、その人が来られたときに飾っておかないとまずいのではないかなど、あまり意味のないものを多く飾るのはエネルギーがスムーズに部屋の中を通る妨げとなり、結果として運気を下げてしまいます。飾りたいものがあれば、最小限の数のものを飾りましょう。
また、クリスマスの飾りや季節の飾りをそのシーズンが過ぎてもまだ飾ってあるのも、自分の過去にとらわれたままの姿を象徴してしまいますので、シーズンが終わったら、収納してしまってください。
B・ソファーの位置
リビングにはソファーやコーヒーテーブルが置かれていることが常ですが、コーヒーテーブルを挟んで、ソファーが対面になるようには置かないでください。
対面に置くことで、争いが起こりやすいと風水では考えるからです。もしどうしても位置を変えにくい場合は、テーブルの上に面取りをしたクリスタル製のボウルなどを飾ることで、エネルギーを分散し、問題を解決することも可能です。
また、リビングの入口を背にして座るような位置にもソファーを置かないことです。風水では、入り口に背を向けて座ると、部屋に入ろうとする人を拒絶すると考えます。
C・家具の種類
リビングにあまり大きな家具を置いたり、たくさんの家具を置くと、エネルギーの通りの妨げとなってしまいます。 入り口を入って部屋の一番奥まで、ゆるやかにエネルギーが流れ込むようにするために、途中にブロックするような棚などの家具は置かないようにしてください。
また壊れた家具はすぐに修理するようにしないと、エネルギーを乱す原因となります。
ガラスの縁がむき出しになったテーブルや棚も、部屋の中のエネルギーを切り裂いてしまうので、出世や願望を叶えることの妨げとなります。
従ってテーブルであれば、テーブルクロスで覆ったり、棚の場合はガラスの縁をマスキングテープなどを貼って隠してください。
D・アート作品
金属でできたアート作品で、とくに先が尖ったようなものは人を寄せ付けない象徴になってしまいます。
また、鎧や刀など戦争に関する武器、戦争を描いた絵などもくつろぎを妨げるアイテムになりますので、ときどき出して眺める程度にし、飾らずに倉庫などにしまっておくほうがよいでしょう。
E・ワンルームのマンション
ワンルームは、食事をしたりくつろいだり、寝たりをすべてひとつの部屋で行うため、いくつもの種類のエネルギーが混雑するようになり、風水ではあまりおすすめではありません。
しかし、仕方なくワンルームに暮らす場合は、ベッドの周囲に背の高い観葉植物を置いて仕切りのようにしたり、スクリーンを用いたりすることで、何をする場所かをはっきりとさせることで、これらの混雑したエネルギーの状態は改善されます。ただしベッドからも部屋の入口が見えるようにしておいてください。部屋の入口が見えないと、自分の未来も見えないことになってしまいます。