では家庭でも簡単に栽培できる「ラベンダー」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
科・属: シソ科 ラベンダー属
原産地:地中海沿岸、インド、カナリア諸島、北アフリカ、中東
品種:大きく分けてアングスティフォリア系、ラバンディン系、デンタータ系、ストエカス系、プロテストエカス系5種類。それぞれ品種改良が進み、多数の種類が存在する。
開花時期: 5月~7月
英語名: Lavender (ラベンダー)
和名:ラベンダー
目次
花言葉【ラベンダー】の意味
「ラベンダー」は、ハーブの女王と言われるほど香も高く、効能も色々あります。
その花言葉も、香や効能にまつわるものが多く付けられています。
「ラベンダー」は、紫、白、ピンク、青などの色がありますが、色別の花言葉は存在していません。
いくつかある「ラベンダー」の花言葉とその言われは下記の通りです。
「ラベンダー」の花言葉①
清潔
聖母マリアが「ラベンダー」の香水で、身を清めるために洗ったと言われていました。
また「ラベンダー」の語源の「Lavare」は、ラテン語の洗うという意味でもあります。
これらから『清潔』という花言葉が生まれました。
「ラベンダー」の花言葉②
繊細
「ラベンダー」の精油は火傷や皮膚のトラブルにもよく効くことから、その効能の繊細さから付けられた花言葉です。
「ラベンダー」の花言葉③
あなたを待っています
これは「ラベンダー」の恋にまつわる伝説に基づいて付けられた花言葉です。
ある美少年に恋をした「ラベンダー」という名前の少女でしたが、なかなか告白できず、彼のことをひたすら待ち続けて、最後にはたった一輪の「ラベンダー」になってしまったというお話です。
「ラベンダー」の花言葉④
沈黙
「ラベンダー」には沈静効果があるために、そこから付けられたのがこの花言葉です。
「ラベンダー」の花言葉⑤
疑惑
これは「ラベンダー」の香りがあまりにも良いので、なぜこんなによいのだろうという疑問から生まれた花言葉です。
「ラベンダー」の花言葉⑥
優美
これは「ラベンダー」の香りが幸福感やゆったりとした優雅さを感じさせてくれることからつけられた花言葉です。
「ラベンダー」は女性へのプレゼントとして喜ばれることは間違いありませんが、フランスでは、46年目の結婚記念日を「ラベンダー婚」と呼び、お互いに「ラベンダー」を贈り合う風習があります。
これには「ラベンダー」の香りのように、ふたりの関係がいつまでも長く続きますようにという気持ちが込められています。
【ラベンダー】にまつわるスピリチュアルなお話
「ラベンダー」はヨーロッパではかつて、悪魔祓いや不吉な出来事から身を守るおまじない用に用いられていました。
これは魔女と魔術を司る女神であるヘカテーが、彼女に「ラベンダー」が捧げられたことから、ヨーロッパでは、悪魔祓いのために家や教会の周辺に「ラベンダー」を撒く習慣があったと言われています。
【ラベンダー】が誕生花の日
「ラベンダー」は、7月5日、10日、12月3日の誕生花です。
「ラベンダー」の花の色別の誕生花は下記の通りです。
- 白色の「ラベンダー」:12月8日
紫色の「ラベンダー」:7月13日
【ラベンダー】を使って運気をアップする方
古くから薬草として広く使われてきた「ラベンダー」は、その香はリラクゼーションに効果があり、お風呂などにもよく用いられてきました。
「ラベンダー」の精油は防虫、抗菌、皮膚のトラブル、美肌、鎮痛作用、筋肉をゆるめる作用などの効能があります。
また「ラベンダー」の花を袋に入れて引き出しに衣服と共に閉まっておくと、恋愛運を引き寄せる効果があります。
好きな人にラブレターを書くときに、少しだけ「ラベンダー」の精油を手紙にたらして出すと、相手の気持ちを自分に引き寄せる効果があります。ただし、精油の使いすぎには注意してくださいね。
お出かけをする場合も、少しだけ「ラベンダー」の精油を身にまとって出かけると、恋愛だけではなく、仕事関係でもよいご縁に恵まれそうです。
願い事を叶えたいときには、寝る前に願い事を考えながら、「ラベンダー」を枕の下に置きます。そしてその夜、その願い事に関係する夢を見たなら、その願い事は叶うとされています。
一方、もし最近弱気になっている自分に気がついたら、ぜひ「ラベンダー」の精油をディユーザーで炊いてみてください。あなたを勇気づけて前に進ませてくれるでしょう。
風水で使う場合は、紫色の「ラベンダー」を、お部屋の入口から見て左手奥の金運のコーナーにたっぷりと飾ってください。金運アップに力を貸してくれます。
ピンク色の「ラベンダー」は、お部屋の入口から見て右手奥の恋愛のコーナーに飾ると、新しい恋を引き寄せるパワーをもらえます。
まとめ
「ラベンダー」は昔からハーブの女王と呼ばれるほど、ヨーロッパなどでは重宝されていたハーブです。その花言葉にも人の心や体を癒すようなものや、愛に関するものが含まれています。プレゼントにするときは、花言葉を忘れずに添えておきましょう。