では、昔からヨーロッパでは恋愛の花占いによく用いられてきた「マーガレット」の花言葉や、スピリチュアル的な意味などには、どのようなものがあるのでしょうか?
科・属: キク科 キク属
原産地:スペイン領カナリア諸島
品種:原種と園芸品種の種類は多数
開花時期:3月~5月
英語名:Margret (マーガレット)
和名:木春菊
目次
花言葉【マーガレット】の意味
「マーガレット」には恋占い、予言、真実の愛、誠実などの花言葉が存在しています。
基本的に「マーガレット」は、ヨーロッパでは花占いをするために用いる花としてよく知られているお花。
実は「マーガレット」は、通常奇数の花びらがついているので、恋占いを「好き」「嫌い」と「好き」から始めると、必ず最後の答えは「好き」になるんですよ。
つまり、「マーガレット」は恋占いにはピッタリのお花だったということなのです。
したがって、「マーガレット」の花言葉は、花占いに関連したものが多く付けられています。
また、「マーガレット」には、白色、黄色、ピンク色などがあり、それぞれには違った花言葉が存在しています。
白色の「マーガレット」の花言葉
心に秘めた愛・信頼
白色の「マーガレット」は昔から恋占いに一番よく用いられた品種です。
結婚式にもよく用いられる白色の「マーガレット」には、大切な人を想う強い気持ちが込められているという意味で、付けられた花言葉です。
お友達のお誕生日や、好きな人にほかのお花とミックスにしてブーケにしてプレゼントをしてみましょう。
黄色の「マーガレット」の花言葉
美しい容姿
黄色い「マーガレット」は、白色のものよりも派手で明るさを感じることから付けられた花言葉です。
いつも陽気なお友達に、この花言葉を添えてプレゼントをすると喜ばれるのではないでしょうか。
ピンク色の「マーガレット」の花言葉
真実の愛
ピンク色の「マーガレット」は、やさしさと心温まる愛情を表しているとされ、母の日などに贈り物として好まれるお花です。
可愛らしいお友達や恋人、奥さん、そして母の日にはぜひこの花言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
【マーガレット】にまつわるスピリチュアルなお話
「マーガレット」はギリシャ神話で、ある言い伝えが存在しています。
ギリシャ神話において、月の神であり、狩猟神、処女神とも呼ばれていたアルテミスは、太陽神アポロンの双子の妹でした。
ところが、アルテミスは、非常に有名な狩人であったオリオンと共に狩猟に出かけるうちに、オリオンと恋に落ちてしまいます。
これに嫉妬した兄の太陽神アポロンは、アルテミスに矢で目の前に見える島を射ることができるかと聞きました。
「はい」と答えてアルテミスが矢を放ったところ、なんと島ではなく、オリオンに命中してしまうのです。
非常に嘆き悲しんだアルテミスを不憫に思った父のゼウスが、オリオンを夜空の星に変え、永遠の処女を誓ったアルテミスとの間の「秘めた恋」の由来となりました。
そしてアルテミスはオリオンに「マーガレット」の花を捧げたと言われています。この伝説から、その後「マーガレット」は女神アルテミスに捧げる花となったのでした。
【マーガレット】が誕生花の日
「マーガレット」は、1月17日、2月1日、4月1日、9月3日、11月22日の誕生花です。
色別の誕生花は下記の通りです。
- 黄色の「マーガレット」:2月20日
【マーガレット】を使って運気をアップする方
「マーガレット」は風水においては、お金が貯まる花とされています。
お庭の北東の方角にマーガレットを植えましょう。バグアチャート風水を使うなら、入り口を入って左手奥の金運のコーナーに白い「マーガレット」の花束を飾りましょう。
また、ピンク色の「マーガレット」は、女性に輝きのエネルギーを与えてくれます。
自分が一番時間を長く過ごすお部屋の真中に、多めのピンク色の「マーガレット」を飾りましょう。
さらに、ピンク色の「マーガレット」は、恋愛運アップにも効果があるので、バグアチャート風水では、入り口を入って右手奥の恋愛のコーナーにたくさん飾ると、新しい恋愛を招き入れる助けをしてくれます。
また、眠りにつく前に生け花でも鉢植えでもよいので「マーガレット」を枕元に置いて、願い事を頭に想い浮かべながら眠ると、願いが叶うと言われています。
まとめ
「マーガレット」は世界中で愛されている花のひとつです。花言葉としては恋愛に関係したものが主で、よく結婚式の飾りに用いられたりもしています。
素敵な「マーガレット」を花束にして、花言葉を添えてプレゼントすることで、あなたの思いもきっと通じることでしょう。
