非常に一般的で、親しみのある「菜の花」ですが、このお花が持つスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
科・属:アブラナ科 アブラナ属
原産地:ヨーロッパ、西アジア
品種:西洋種、和種、観賞用、食用など多数存在
開花時期: 12月〜5月
英語名:Canola(キャノーラ)、Field Mustard(フィールドマスタード)、Colza(コルザ)
和名:菜の花、なばな、からし菜、アブラナ、ナタネナ
目次
花言葉【菜の花】の意味
「菜の花」の一般的な花言葉には、『快活さ』『前向き』というのが用いられています。
美しい黄色い花のイメージや、やっと冬が終わり、春がやってくるという、うれしい気分から付けられている花言葉です。
「菜の花」には、黄色以外にも白や紫も存在し、それぞれの花言葉が存在しています。
黄色の「菜の花」の花言葉
競争・元気いっぱい
黄色い「菜の花」は、「菜の花」と聞いて誰もが思い浮かべる色ですね。そしてそのイメージからも『元気いっぱい』という花言葉は納得です。
『競争』という花言葉は、それぞれの「菜の花」が力強く空に向かって、まるで競い合うかのように伸びている様子から考えられた花言葉です。
黄色い「菜の花」は、よく春先に桃の花などと一緒にアレンジされて、桃の節句に飾られています。
また、入学祝いや卒業祝い、お誕生日などにもプレゼントすると喜ばれるでしょう。
白色の「菜の花」の花言葉
潔白・適応力
白い「菜の花」って何だろう?と思うかもしれませんが、実は大根の花なのです。
真っ白なそのお花のイメージからくる『潔白』と、食材としても様々な料理で活躍する大根であることから『適応力』という花言葉が選ばれています。
紫色の「菜の花」の花言葉
優秀・知恵の泉
紫色の「菜の花」とは、花大根と呼ばれる種類です。
別名「ショカツナ」と呼ばれ、中国の三国時代の政治家である諸葛孔明(しょかつこうめい)に由来し、彼が聡明な人物であったことから、付けられた花言葉なのです。
高貴で理知的なイメージがあるので、上司や仲間のお祝いなどに、ほかのお花とアレンジするとよさそうです。
【菜の花】にまつわるスピリチュアルなお話
「菜の花」には、これといった伝説や、スピリチュアルなお話は存在していません。
しかしながら「菜の花」は、日本にも古くから伝わり、万葉集などでもよく歌われた花のひとつです。
また、江戸時代ごろから、桃の節句には必ず、桃の花と一緒に菜の花が飾られるようになりました。
それは「菜の花」の鮮やかな色だけではなく、昔は「菜の花」からとれる菜種油で灯をともしていたことから、「天に召された幼子を忍ぶ」という意味を込めて、桃の節句に飾られているのです。
【菜の花】が誕生花の日
「菜の花」は、2月6日、24日、3月1日、7日、10日、16日、27日、4月1日の誕生花です。
【菜の花】を使って運気をアップする方
「菜の花」は力いっぱい大地に根を張り、空に向かって育っている様子からたくさんのエネルギーを感じる植物です。
したがって「菜の花」は、金運、仕事運、健康運に効果のあるお花なのです。
金運アップを願うなら、「菜の花」をたくさん花瓶に生け、西の方角に飾るか、あるいはバグアチャート風水を使うなら、お部屋に入って左隅の金運のコーナーに飾りましょう。
スマホの待ち受け画面に、一面に咲き誇る「菜の花」畑の写真を使うのも金運アップにつながります。
玄関に「菜の花」をたくさん飾っておけば、生活全般にエネルギーを与えてくれます。
また、気分が落ち込んでいるなら、リビングに元気いっぱいの「菜の花」をたくさん飾りましょう。
仕事運をアップしたいなら、仕事のデスクの上に「菜の花」を飾るか、あるいは机の前に「菜の花」の写真や絵を飾ることをおすすめします。
仕事で使用しているパソコンに壁紙として「菜の花」が一面に咲き誇る写真を使ってみるのも仕事運アップにつながります。
健康運をアップしたいなら、寝室に「菜の花」の絵か写真を飾っておくとよいでしょう。
寝室に「菜の花」の生花を飾る場合は、必ず元気のよいしっかりしたものを選んでください。
「菜の花」の生花を飾る場合は、必ず毎日お水を取り替えてください。そして元気がなくなってきたら処分することです。
しおれたり、枯れたりしたものをいつまでも置いておくと、ネガティブなエネルギーを発するので、運気を下げてしまいます。
また、自分を元気づけたり、集中力を増したいときは「菜の花」のおひたしや和え物、お漬物など、「菜の花」を食することでそのエネルギーを自分のものにすることも可能です。
まとめ
「菜の花」は春を告げるお花であり、その元気なイメージから『快活さ』や『前向き』などの花言葉が用いられています。贈り物にする場合は、これらポジティブな花言葉を必ず添えてプレゼントするようにしましょう。また「菜の花」を食することで、お花のエネルギーをもらうこともできるのです。