
最近、園芸店で「ナスタチウム」という名前で売られている花をご存じでしょうか?和名は「金蓮花」といい、オレンジや黄、赤、ピンク色などの花を咲かせます。
「ナスタチウム」は、早春から夏にかけて咲き、暑さにはあまり強くない花ですが、八重咲など多くの品種があります。
花も葉も食用になることでも有名な「ナスタチウム」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【ナスタチウム】にまつわるスピリチュアルなお話

「ナスタチウム」は南米産の花のため、ギリシャ神話などの神話に登場するような伝説はありませんが、言い伝えのようなものは残っています。
「ナスタチウム」の南米での伝説
ある日、風の妖精が自然を楽しみながら自由に旅をし、何か変わったことがないだろうかと思ったとき、突然空から真っ赤な「ナスタチウム」が降り注いで咲き誇ったという伝説が南米には残されています。
【ナスタチウム】が誕生花の日
【ナスタチウム】が誕生花です。
- 3月18日
- 4月6日
- 4月12日
- 5月11日
- 6月18日
- 7月25日
- 7月29日
- 9月6日
- 9月7日
【ナスタチウム】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。

風水で運気UP
風水において、「ナスタチウム」は、カラフルなお花を咲かせるので、その色を利用して色々な運気アップを望めます。
金運気UP
黄色の「ナスタチウム」のお花をたっぷり、お庭の西側に植えたり、切り花を飾っておいたりしましょう。金運をよくしてくれます。
恋愛運気UP
ピンク色の「ナスタチウム」のお花を、バグア・チャート風水を使って、お部屋の入口を入って左手奥の恋愛運のコーナーに飾っておきましょう。サーモンピンク系のものは、特に恋人募集中に効果があります。
名誉・評判運気UP
赤色の「ナスタチウム」のお花を、バグア・チャート風水を使って、お部屋の入口を入って正面の名誉・評判のエリアに飾っておくと、仕事運や人間関係をアップさせてくれるでしょう。
花言葉【ナスタチウム】の意味
「ナスタチウム」は、這うように伸びた茎に付く、丸い葉の間から飛び出したように、鮮やかな色の花を咲かせます。
「ナスタチウム」の花には一重咲きや八重咲、そしてさらに花びらが重なって咲く万重咲など、多くの種類があります。
その葉は、丸くてツヤがあり蓮の葉のように見え、鮮やかな緑色をしています。
「ナスタチウム」の学名「Tropaeolum majus(トゥロピアラーム・マユス)」は、その花がギリシャやローマ時代の兜に、そして葉が盾に似ており、そのため戦士に与えられるトロフィーをイメージして付けられたとされています。
日本では葉が蓮のようにも見え、花は太陽のような赤や黄色が多いことから「金蓮花(きんれんか)」と名付けられています。
また花がノウゼンカズラに似ていることから、「ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)」とも呼ばれることがあります。
16世紀後半にスペインの宣教師が香辛料を探して南米を訪れたとき、アンデス山脈で辛味の強い葉を持つ「ナスタチウム」を発見し、ヨーロッパに持ち帰ったのですが、以後は香辛料として取引されていました。
花はエディブルフラワーとしてサラダなどに用いられ、葉はクレソンのような辛味を持ち、胃腸の機能を高めたり、貧血改善などに効果があり、ビタミンCやミネラルを多く含むので美容にもよいとされています。
また果実は、すりおろして薬味としても食することができます。
「ナスタチウム」は、アブラムシやコナジラミを防ぐ効果があるコンパニオンプランツなので、トマトの横に植えると防虫効果を期待できます。
「ナスタチウム」には、赤、黄、オレンジ、ピンクなどの色がありますが、色別の花言葉はありません。
「ナスタチウム」の花言葉①
- 愛国心
- 困難に打ち勝つ
- 勝利
これらの花言葉は「ナスタチウム」の花が血に染まった戦士のようでもあり、葉が盾にも見えることから、国を思って戦う戦士を表しているようであることから付けられた花言葉です。
受験を控えた人に、「困難に打ち勝つ」や「勝利」という花言葉を添えて贈ってあげると喜ばれるでしょう。
「ナスタチウム」の花言葉②
- 恋の炎
この花言葉は、美しい緑色の葉の中から真っ赤やオレンジ色の花を咲かせるその姿が、まるで恋こがれている心の炎のように見えることから付けられた花言葉です。
気になるあの人への告白のとき、この花言葉を添えてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
黄色の「ナスタチウム」の花言葉③
- 光の導き
葉と葉の間から、パッと咲いた黄色い「ナスタチウム」は、まるで人生に光が差したような気がすることから付けられた花言葉です。
オレンジ色の「ナスタチウム」の花言葉④
- 有能な人
明るいオレンジ色をした「ナスタチウム」は、明るくてテキパキと動く人を表すような印象があることから、この花言葉が付けられたのでしょう。
花言葉【ナスタチウム】の基本情報
科 属 | ノウゼンハレン科 ノウゼンハレン属 |
原産地 | 南アフリカ |
品種 | 約80種 |
開花時期 | 5月~11月 |
英語和名 | ・Garden nasturtium(ガーデン・ナスタチウム)、Indian cress (インディアン・クレス) ・ナスタチウム、金蓮花(キンレンカ)、凌霄葉蓮(ノウゼンハレン) |
まとめ
「ナスタチウム」は、色鮮やかで香りも強い花です。花はサラダなどにして食すこともでき、香りづけのハーブとしても使われ、葉には辛味があります。その花言葉は、花が兜に、葉が盾に似ていることから戦争に関連したものが中心となっています。
