南アメリカが原産の「オシロイバナ」は、1492年のコロンブスによる大陸発見後にヨーロッパに渡った植物で、日本には江戸時代初め頃に渡来しています。
「オシロイバナ」は、日本では一年草として扱われ、繁殖力の強い植物で、種から《おしろい》のような白い粉が取れるので、「オシロイバナ」と呼ばれています。
では鮮やかな美しい花を咲かせる「オシロイバナ」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【オシロイバナ】にまつわるスピリチュアルなお話

「オシロイバナ」の由来
「オシロイバナ」には残念ながら伝説や言い伝えなどは残されていません。
「オシロイバナ」は夕方になると花を咲かせるため、日本では「夕化粧」という別名もあります。
海外ではやはり夕方に花を咲かせることから、英語名が「Four O’clock(4時)」という名前になっています。
またひとつの株から色々な色の花が咲くことから「Marvel of Peru(ペール―の驚異)」とも呼ばれています。
中国ではお風呂に入る時間に花が咲くことから「洗澡花」や、ご飯を炊く時間に咲くので「煮飯花」とも呼ばれています。
「オシロイバナ」の学名は、「Mirabilis(ミラビリス)」で、ラテン語の「不思議な」「素敵な」という意味になり、こちらも色々な色の花が同じ株からでも咲くことから付けられたようです。
【オシロイバナ】が誕生花の日
【オシロイバナ】が誕生花です。
- 7月28日
- 8月1日
- 8月2日
- 8月5日
- 8月7日
- 8月23日
- 9月30日
【オシロイバナ】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
風水で運気UP
風水においては、「オシロイバナ」は、よい香りがするので運気アップに利用されますが、花の色によってその利用法は違ってきます。
対人関係UP
白色の「オシロイバナ」を南西か北東の方角に植えるか、飾りましょう。また浄化の効果もあります。
恋愛運UP
赤色やピンクの「オシロイバナ」を北の方角に飾っておくと、恋愛運をアップさせることができます。またよい香りが女性の魅力もアップしてくれるでしょう。
金運UP
黄色い「オシロイバナ」なら、西の方角に飾っておくと金運アップとなります。
花言葉【オシロイバナ】の意味
「オシロイバナ」は、南アメリカ原産で、中国を経由して日本に入ってきた植物です。
「オシロイバナ」の花は夕方から翌日の午前中にかけて咲く一日花です。
通常夏ごろに次々とラッパのような形の3センチほどの花を咲かせますが、花びらのように見えている部分は実はガクにあたります。
花の色は実に様々で、ピンク、白、赤、黄色、オレンジ色、紫色、濃いピンクなどがあり、同じ株からでも違う色の花を咲かせることがあります。
子供の頃には「オシロイバナ」を使ったいくつかの遊びをした思い出もあるかもしれませんね。
花の部分を石で叩いて色をだしたり、種を割って白い粉を水に溶かして遊んだり、花を落下傘のようにしてみたり…。
しかし「オシロイバナ」は生薬としても用いられ、根の部分は関節炎、利尿、葉は切り傷などの塗り薬に用いられますが、草全体に「トリゴネリン」という毒を持っています。
根や種子は食べると嘔吐、下痢、腹痛に見舞われてしまうので、子供が口に入れたり、また道端などに「オシロイバナ」が咲いているときは、ペットが誤って散歩の途中で食べたりしないように気をつけましょう。
「オシロイバナ」の花言葉は、取りようによってはネガティブに感じるので、プレゼントに使う場合は、気をつけてください。
色がきれいなお花なので、写真に撮って待ち受け画面にして、パワーをもらうのもよいかもしれませんね。
「オシロイバナ」の花言葉①
- 内気
- 臆病
- 恥じらい
これらの花言葉は、「オシロイバナ」が日暮れ頃からひっそりと咲き始めることから付けられた花言葉です。
「オシロイバナ」の花言葉②
- 恋を疑う
この花言葉は、「オシロイバナ」が同じ株からでも、毎日違う色の花を咲かせることがあるために、移り気のようにも受け取れるため、付けられた花言葉です。
「オシロイバナ」の花言葉③
- 驚異
この花言葉は、「オシロイバナ」が同じ株からでも色々な色の花を咲かせることに由来しています。
ずばぬけた功績を収めた人に、「オシロイバナ」の写真を撮ってカードを作り、この花言葉と合わせて称える言葉を贈ってみるのもよいでしょう。
「オシロイバナ」の花言葉④
- 夜の美人
この花言葉は、主にフランスで用いられているものですが、「オシロイバナ」が夜に美しく咲き、よい香りを漂わせることから付けられたものです。
赤い「オシロイバナ」の花言葉⑤
- しめやかな愛情
この花言葉は、赤い「オシロイバナ」が、色は情熱的ではあるものの、夕方からひっそりと花を咲かせることから、やや控えめな愛情を感じるようで付けられたものです。
ちょっとした告白に、この花言葉を用いることもできるかもしれませんね。
黄色い「オシロイバナ」の花言葉⑥
- 元気
この花言葉は黄色という色が、元気を与える色であることから付けられた花言葉です。
お庭に黄色い「オシロイバナ」が植わっているのを見るだけでも、元気がもらえそうですね。
花言葉【オシロイバナ】の基本情報
科 属 | オシロイバナ科 オシロイバナ属 |
原産地 | 南アメリカ |
品種 | 約60種 |
開花時期 | 6月~10月 |
英語和名 | ・Four O’clock(フォーオクロック)、Marvel of Peru(マーベルオブペルー) ・オシロイバナ、夕化粧(ユウゲショウ)、ミラビリス |
まとめ
「オシロイバナ」は、南アメリカ産の植物で、その種から取れる白い粉がおしろいのようなので、このような名前が付いています。「オシロイバナ」の花は、夕方から咲き始め翌日の午前中にはしぼむので、この様子に関する花言葉が中心です。あまりポジティブではない花言葉もあるので、贈るときには気をつけましょう。
