ではアロマとしてや、宗教的儀式からお料理にまで利用されている「ローズマリー」のスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【ローズマリー】にまつわるスピリチュアルなお話
聖母マリア伝説
聖母マリアに関する伝説では、マリア様が幼いイエスの手を引きながら、追手から逃げていた時、イエスを夜露から守るために、白い花が咲く木に自分が着ていた青い衣をかけて、イエスを覆い隠していました。
すると白い花の色が、マリア様の衣と同じ青色になり、それが「ローズマリー」となって追手からも身を守ってくれたのでした。
ハンガリー王妃、エリザベートのお話
ハンガリーに伝わる伝説では、ハンガリー王妃のエリザベートの体調がすぐれなかったとき、イタリアの神父がワインにローズマリーを漬け込んだものを献上しました。
すると、そのワインを飲んだ70歳のエリザベートは、どんどんと体調を回復し、若返ったのです。
そしてエリザベートが72歳のときには、なんと20代のポーランドの王子からプロポーズをされたのでした。
これ以来、ローズマリーのエキスを抽出した水を「ハンガリー王妃の水」と呼ぶようになり、「若返りの水」として有名になったのです。
【ローズマリー】が誕生花の日
【ローズマリー】の誕生花です。
- 1月 13日
- 1月21日
- 4月 23日
- 5月9日
- 5月27日
- 9月20日
- 10月6日
- 11月15日
- 11月22日
【ローズマリー】を使って運気をアップする方
浄化作用UP
乾燥した「ローズマリー」は、燃やした煙で場所を浄化するのに使ったり、ネガティブなエネルギーを取り去ったりするのに、非常に効果の高いハーブです。また、魔除けとしても古くから用いられています。
仕事運・勉強運UP
「ローズマリー」の香りには、記憶を高める成分が含まれており、頭脳明晰効果があるため、仕事運や勉強運アップに役立ちます。
美容運UP
「ローズマリー」は、シミ、シワなどの若返る美肌効果も持ったハーブです。
恋愛運UP
「ローズマリー」の香りを楽しんだり、成分を使用したりすることで美しくなれることから、恋愛運アップにも利用できます。
好きなお相手に、「ローズマリー」を使ったお料理を食べてもらえれば、あなたの恋愛は成就する可能性が高くなりますよ。
花言葉【ローズマリー】の意味
かつてローマ人たちは、「ローズマリー」を宗教儀式や装飾品として使っていました。
「ローズマリー」は、切り花としても売られていますが、鉢植えが主流です。
ヨーロッパでは、「ローズマリー」は愛と結婚の象徴でもあり、結婚式のブーケに混ぜ合わせたり、頭にのせる花冠に使うこともあります。
また、シェークスピアの作品の中にも、「ローズマリー」は愛や記憶の象徴として用いられています。
「ローズマリー」は、花言葉を添えて、プレゼントに一枝添えて渡したり、鉢植えで贈っても喜ばれるでしょう。
ローズマリーには、青、白、ピンク、薄紫色などの種類がありますが、花言葉は色別、種類別には存在せず、「ローズマリー」全体で、下記のようないくつかの花言葉が存在しています。
「ローズマリー」の花言葉①
- 記憶
「ローズマリー」は、古くからハーブといて用いられ、そのさわやかで、スパイシーな香りは記憶力を高めると言われています。
そこからつけられた花言葉がこの「記憶」なのです。
「ローズマリー」の花言葉②
- 変わらぬ愛
「ローズマリー」の茎の部分は、非常に高い香りを放ち、それが生花としてだけでなく、ドライハーブの状態になっても、なお高い香りを保ち続けることから、「変わらぬ愛」という花言葉が付けられています。
「ローズマリー」の花言葉③
- あなたは私を蘇らせる
「ローズマリー」の香りは記憶に効果があり、いつまでも見聞きしたことをしっかりと覚えておくことができ、記憶を再生させてくれることから付けられた花言葉です。
「ローズマリー」の花言葉④
- 悪徳
これは「ローズマリー」の中でも怖い花言葉になります。
昔から薬用ハーブとして用いられてきた「ローズマリー」ですが、妊婦やてんかんの患者が用いると、悪影響を及ぼすこともあるということや、かつては死者の棺桶にも入れられたお花でもあるために、付けられた花言葉です。
「ローズマリー」の花言葉⑤
- 再生
「ローズマリー」はかつて、棺桶に入れたり、死者の冠にしたりと、死者の再生を願ったこともあったことから、この花言葉が付けられています。
「ローズマリー」の花言葉⑥
- 節制
- 誠実
「ローズマリー」は、キリスト教においては聖母マリアの象徴とされているため、マリア様のイメージから、「貞節」「誠実」という花言葉が付けられています。
花言葉【ローズマリー】の基本情報
科 属 | シソ科 マンネンロウ属 |
原産地 | 地中海沿岸 |
品種 | ブドウのように垂れ下がる「葡萄性」や、まっすぐに立つ「立性」など 野生、園芸種など多数 |
開花時期 | 4月~6月 |
英語和名 |
・Rosemary (ローズマリー) ・ローズマリー、迷迭香(マンネンロウ) |
まとめ
古くから神秘のハーブとして親しまれてきた「ローズマリー」は、主に恋愛や結婚を象徴する花とされ、花言葉も恋愛に関係のあるものが使われています。
中には「ローズマリー」の再生の力を利用し、死者を蘇らせるために棺桶に入れたことから付けられた、怖い花言葉も存在しています。