古代ヨーロッパでは食用や薬草として用いられていた「ルピナス」ですが、このお花が持つスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【ルピナス】にまつわるスピリチュアルなお話
ヨーロッパに伝わる俗話
古代ヨーロッパでは、「ルピナス」の花を食べると、心が明るくなったり、想像力が高まったり、血色がよくなるということで、薬用の草としてビールのおつまみなどにも利用されていました。
また、夫婦そろって「ルピナス」を食べることで、お互いの愛情をさらに育むことができるとして、よく夫婦で一緒に食べるという風習もあります。
アメリカ・インディアンの伝説
昔、アメリカ・インディアンの部族では、干ばつや飢饉により非常に苦しい生活を強いられていました。そこで、生き残るためには社会への奉仕や他人への親切よりも、いかに自分のために生き残るかという利己主義に走り始めたのです。
部族たちは、犠牲の行為こそが自分を救うという霊的なメッセージを受け取ってはいたのですが、苦しい状況の中で考えられるのは、自分のことだけ。
ところが、この干ばつや飢饉で孤児になった少女は、家族の思い出として唯一自分に残されてしまいます。そんななかで、大切にしている人形を手に取り丘を登り、天にそれを差し出したのです。すると、不思議なことに雨が降り始め、荒野にはルピナスが沸き上がり、部族は豊かさを取り戻すことができました。
この話が、地球上にルピナスが出現した言われであると、アメリカ・インディアンたちの間では語り継がれています。
【ルピナス】が誕生花の日
【ルピナス】の誕生花です。
- 3月10日
- 3月17日
- 5月31日
- 11月2日
- 5月24日
白色の「花」の誕生花
- 11月2
【ルピナス】を使って運気をアップする方法
健康UP
もしお庭があるならば、「ルピナス」をお家の西側に植えてください。大地にしっかりと根をおろし、元気に咲き誇れば健康運はアップします。
ただし、くれぐれも枯れた「ルピナス」を放置しておかないようにしてください。枯れた「ルピナス」は、逆に健康を害してしまいます。
恋愛運UP
「ルピナス」をお庭の東南側に植えると恋愛運がアップします。もしくは、ピンク色の「ルピナス」を二本以上、バグアチャート風水の恋愛のコーナーに当たる、お部屋の入口を入って右手奥に飾ることで、恋愛運をアップさせることができます。
家庭運UP
色とりどりの「ルピナス」をリビングルームに飾れば、お部屋のエネルギーを活性化して元気を与えてくれ、家庭運もアップしてくれます。
金運UP
お部屋の真ん中に当たる場所に、「ルピナス」をたくさん飾ってください。金運アップのエネルギーを得ることができるでしょう。
花言葉【ルピナス】の意味
「ルピナス」はラテン語で「オオカミ」を意味しています。それは荒地でもすぐれた吸肥力で元気よく咲くことができ、まるでオオカミのような力強さを見せることからきています。
また、マメ科の植物であり、取れるマメは栄養価が非常に高いため、ヨーロッパでは食用としても栽培されていますが、日本では毒を含むため、食用には許可されていません。
「ルピナス」には、咲き方やカラフルな花からイメージする花言葉がいくつか付けられています。
- いつも幸せ
- 想像力
- 空想
- 貪欲
これらの花言葉は、色とりどりな「ルピナス」のお花が与えてくれるイメージから付けられた花言葉です。
贈り物に愛される花のひとつである理由は、これらポジティブな花言葉のためなのでしょう。
ただひとつだけ、「貪欲」という花言葉がつけられていますが、これは「ルピナス」が並外れた吸肥力を持っていて、どんな荒地でも育ってしまう、その貪欲さから付けられた花言葉なのです。
「ルピナス」には白色、黄色、赤色、青色、ピンク色、オレンジ色、紫色などがあり、それぞれの花言葉も存在しています。
白色の「ルピナス」の花言葉
- いつも幸せ
- 母性愛
白色の「ルピナス」の花言葉は、家族の幸せを感じさせるものとなっています。「ルピナス」を見ていると幸せな気分になり、母の愛に包まれているように感じさせてくれるからでしょう。
黄色の「ルピナス」の花言葉
- 多くの仲間
多くの花弁をつけた黄色の「ルピナス」は、まるで楽しい仲間がたくさん集まったようにも見えますね。
親しい友人の誕生日や、お祝いなどにこの花言葉を添えてプレゼントしてみましょう。
赤色の「ルピナス」の花言葉
- 珍奇
パステル調の色合いのお花が多い「ルピナス」ですが、赤色というのはやや珍しく感じるために付けられた花言葉です。個性的なお花という意味なのでしょう。
青色の「ルピナス」の花言葉
- 母性愛
青色は聖母マリアを象徴する色でもあることから、青色の「ルピナス」がまるでマリア様が見守ってくれているように感じることから付けられた花言葉です。
ピンク色・オレンジ色・藤色の「ルピナス」の花言葉
- 母性愛
- 想像力
- いつも幸せ
この三色に関しては、「ルピナス」の全般の花言葉と同じになっています。プレゼントをするときに、カラフルな色を混ぜ合わせて花束にすると、きっと喜ばれることでしょう。
花言葉【ルピナス】の基本情報
科 属 | マメ科 ルピナス属 |
原産地 | 南北アメリカ、地中海沿岸、南アフリカ |
品種 | 約300種 |
開花時期 | 4月~6月 |
英語和名 |
・Lupine (ルピン)
・ルピナス、昇り藤、立ち藤、葉団扇豆(はうちわまめ) |
まとめ
色とりどりなお花を咲かせる「ルピナス」には、主にポジティブな花言葉が付けられているので、プレセントにも最適です。ただひとつだけ、名前の由来であるラテン語のオオカミに関係した「貪欲」という花言葉も付けられています。