釣鐘のような、小さなオレンジ色の花を咲かせる「サンダーソニア」は、1851年に南アフリカで発見された比較的新しい植物です。
日本に入ってきたのは50年ほど前で、あまりどこででも見かける花ではないのですが、それでも「サンダーソニア」の球根を花壇に植えたり、切り花としても使われています。
では「クリスマスベルズ」という英語名を持つ、「サンダーソニア」のスピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【サンダーソニア】にまつわるスピリチュアルなお話

「サンダーソニア」にまつわるお話
「サンダーソニア」は、比較的近年に発見された花なので、神話や伝説のようなものは残っていません。
しかし日本などでは夏頃に咲く花であるのに、英語では「クリスマスベルズ」とも呼ばれているのはなぜでしょうか?
それは発見した人がイギリス人のサンダーソン氏で、南アフリカに入植中にこの花を見つけたのです。
それがちょうど南半球の夏に当たる12月で、ベルのように見えるこの「サンダーソニア」を見て、故郷イギリスのクリスマスを思いだしたところから付けられたというエピソードがあります。
【サンダーソニア】が誕生花の日
【サンダーソニア】が誕生花です。
- 5月15日
- 5月26日
- 6月8日
- 7月18日
- 9月19日
- 11月28日
- 12月24日
【サンダーソニア】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
風水で運気UP
「サンダーソニア」の黄色い花は、周囲を明るくするような効果を感じることから、風水にも利用できます。
家庭運UP
元気を与えてくれるオレンジ系の花を咲かせる「サンダーソニア」を、リビングの中央にたくさん生けておくことで、家庭運をアップさせることができます。
健康運UP
温かい色味でパワーを感じる「サンダーソニア」の花をトイレに生けることで、健康運をアップさせることができます。
花言葉【サンダーソニア】の意味
「サンダーソニア」はユリ科の花で、イギリス人のジョン・サンダーソン氏により南アフリカのナタール地方で1851年に発見され、彼の名前にちなんで「サンダーソニア」と名付けられました。
「サンダーソニア」が日本に持ち込まれたのは、1973年で比較的新しい花です。
「サンダーソニア」の和名は「提灯百合(ちょうちんゆり)」で、提灯が連なっているように見えることから名付けられています。
かつては南アフリカには野生種の「サンダーソニア」が咲き乱れていたそうですが、入植者による乱獲の結果、今では野生種はほとんど見かけなくなってしまったようです。
現在南アフリカには「サンダーソニア」の保護地区があり、そこでは見ることができます。
日本で出回っている「サンダーソニア」は、ニュージーランドから球根を取り寄せて育てたものが中心です。
花壇などで育てたいときは、苗や種を扱う会社から球根を仕入れて植えることになりますが、中級者向けの花となります。
また、この花は一種一属という大変珍しい花であり、多年性で春に植え替えをする植物です。
「サンダーソニア」は、ひとつの細い茎に7から10輪の釣鐘のような形の花を咲かせ、その可愛らしさから、生け花としても人気があります。
また「サンダーソニア」は、ドライフラワーにしてもなお、色が鮮やかなまま保てる花のひとつです。
英語では、「クリスマスベルズ」や「チャイニーズランタン(中国の提灯)」という呼び名がついています。
ユリ科の植物である「サンダーソニア」には、実は花、花粉、葉に毒があるため、誤って口に入れると、急性腎不全などを引き起こすので、十分に注意して取り扱いましょう。
またプレゼントにする場合も、ひとこと毒のことを注意喚起しておくとよいでしょう。
「サンダーソニア」の花言葉①
- 望郷
- 祖国を思う
これらの花言葉は、「サンダーソニア」を発見したイギリス人のサンダーソン氏が、南アフリカでこの花を見ながら遠く離れた故郷を思ったことから付けられた花言葉です。
生まれ故郷を離れて頑張っている人に、この花言葉を添えて、「頑張ってね」と励ましの意味を込めて贈ってみてはいかがでしょうか?
「サンダーソニア」の花言葉②
- 福音
- 祈り
こちらの花言葉は「サンダーソニア」が英語名で「クリスマスベルズ」と呼ばれていることから、クリスマスを連想させる言葉として用いられた花言葉です。
「サンダーソニア」の花言葉③
- 愛嬌
これは「サンダーソニア」のもうひとつの英語名が「チャイニーズランタン(中国の提灯)」で、手に下げる提灯のように見えて可愛らしいことから付けられた花言葉です。
とても愛嬌のあるお友達のお誕生日に、この花言葉を添えて、花束にしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
花言葉【サンダーソニア】の基本情報
科 属 | イヌサフラン科 サンダーソニア属 |
原産地 | 南アフリカ |
品種 | 1種類のみ |
開花時期 | 6月~7月 |
英語和名 | ・Sandersonia(サンダーソニア)、 Christmas bells(クリスマスベルズ)、 Chinese lantern lily(チャイニーズランタンリリー) ・サンダーソニア、提灯百合(チョウチンユリ) |
まとめ
南アフリカ原産の「サンダーソニア」は、この植物の発見者にまつわる花言葉が中心となっています。可愛らしい提灯のような姿をしたお花ですが、「サンダーソニア」は有毒でもあるため、素手で触らないようにしましょう。またプレゼントに使うときには、有毒であることをお知らせするようにしたほうがよいでしょう。
