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花言葉【サルスベリ】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説について

花言葉,サルスベリ
夏ごろになると、かわいい花を咲かせる「サルスベリ」は、その幹がスベスベで、サルでも木から滑り落ちそうなところから付けられた名前です。

「サルスベリ」は漢字では「百日紅」と書かれることが多いのですが、「猿滑り」「紫薔(しび)」とも書かれることがあります。

では一般家庭の庭や公園などでもよく見かける「サルスベリ」には、どのようなスピリチュアル的な意味やエピソードなどがあるのでしょうか?

【サルスベリ】にまつわるスピリチュアルなお話

花言葉,サルスベリ

朝鮮半島に伝わる「サルスベリ」の伝説

朝鮮半島のある漁村には、夏がやってくると水難を防ぐために、龍神に娘を生贄として捧げるという風習がありました。

そんなあるとき、生贄に選ばれた娘が嫁入り支度をした姿で、龍神を迎えるべく海岸に立っていたのでした。

するとこの国の王子が船で通りかかり、娘が生贄にされることを知り、王子は龍神と戦う決心をし、無事龍神を退治したのでした。

そんな王子に娘は恋をし、また王子も娘の美しさを愛おしく思ったのですが、いった
ん漁村を去らなくてはいけなかったので、娘に「100日後には必ずこの地に戻ろう」と言い残して去りました。

娘は王子を待ち続けていたのですが、不幸にも秋が来る前に突然亡くなってしまいました。

そんなこととも知らずに100日後に再び娘を訪れた王子は、愕然として嘆き悲しみました。

しばらくすると、娘のお墓がある場所から一本の木が生え、花が咲いたのです。

村人たちは、その木は100日間王子を待ち続けていた娘の化身であると信じたのです。

夏になるとその木は必ず「サルスベリ」の花である、「百日紅(ひゃくじつこう)」の花を咲かせ続けたからです。

【サルスベリ】が誕生花の日

【サルスベリ】が誕生花です。

  • 7月18日
  • 7月24日
  • 7月31日
  • 8月5日
  • 8月27日
  • 8月29日

【サルスベリ】を使って運気をアップする方

ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)

著者ご本人に解説してもらいます。

「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」伊庭野れい子著,太玄社

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
花言葉,サルスベリ

風水で運気UP

「サルスベリ」は、風水ではその名前から「すべる」→「落ちる」や、運気を下げるなどと解釈され、昔から庭などには植えてはならない縁起の悪い木と考えられていました。

しかし夏の間の3ヶ月ほど、絶やさず花が咲き、運気を長く保つという解釈がされるようになった昨今では、「サルスベリ」の木を庭に植えることで、ポジティブな開運エネルギーをもらえるとされ、庭のシンボルツリーとして植えるのが人気です。

ただし庭に植える場合は、北や西は避け、東か東南に植えましょう。

恋愛運UP

ピンク色の「サルスベリ」の花の写真や絵を、バグア・チャート風水を使って、お部屋の入口を入って右手奥に飾っておくと、恋愛運を引き寄せてくれます。

健康運UP

こちらもピンク色の「サルスベリ」の花の写真や絵を、バグア・チャート風水を使って、お部屋の入口を入って左手横のエリアに飾っておくことで、健康運がアップします。

花言葉【サルスベリ】の意味

「サルスベリ」は、中国南部が原産で、日本には江戸時代より前に渡来していたようです。

冬になると葉が落ちる落葉樹ですが、その幹はまるで磨いたかのようにツルツルしており、そこから猿ですらその木には登れずに滑って落ちるというところから「サルスベリ」という名前が付いたと言われています。

また九州地方では、「サルスベリ」の幹をこすると、くすぐられたように葉や枝が揺れるため「くすぐりの木」「笑いの木」とも呼ばれています。

比較的丈夫で育てやすい樹木であることから、最近では一般家庭にもよく植えられるようになりました。

その花は、ピンクや白、赤、紫などがあり、5ミリほどのちぢれたような花弁が6枚ついています。

背の高いものは10メートルほどの高さになりますが、普通は3メートル程度の高さです。

「サルスベリ」は、梅雨明け頃から3ヶ月ほどの間、枝の先に穂のような形の花を咲かせます。

「サルスベリ」は色別の花言葉はありません。また、「サルスベリ」は切り花として売っていることはほぼありませんが、鉢植えで売っていることもあるので、プレゼントするのなら鉢植えに花言葉を添えましょう。

「サルスベリ」の花言葉①

  • 雄弁

この花言葉は、「サルスベリ」のフリルのような形の花が、枝先で群がって咲き、華やかな様子であることや、その花同士が盛んに話し合っているかのように見えることから付けられています。

「サルスベリ」の花言葉②

  • 不用意

これは「サルスベリ」の木の幹がツルツルしていて滑りやすく、猿でもすべってしまうことから、「うっかりしていると失敗する」ということで付けられています。

「サルスベリ」の花言葉③

  • あなたを信じている

この花言葉は「サルスベリ」にまつわる朝鮮半島の伝説から付けられたもので、恋する王子をひたすら待っていた娘の気持ちを表しています。

「サルスベリ」の花言葉④

  • 愛嬌

この花言葉も「サルスベリ」の幹がツルツルしていて、猿でも落ちるというところや、花の見た目から付けられた花言葉です。

「サルスベリ」の花言葉⑤

  • 歓喜

こちらの花言葉は「サルスベリ」が夏の暑い時期に、かわいい花を長く咲かせ続け、人々を喜ばせてくれることから付けられています。

花言葉【サルスベリ】の基本情報

“【サルスベリ】の基本情報”
科 属 ミソハギ科 サルスベリ属
原産地 中国南部
品種 約30種
開花時期 7月~10月
英語和名 ・Crape myrtle (クレープ・ミルトル)
・サルスベリ(猿滑り)、百日紅(サルスベリ、ヒャクニチコウ、ヒャクジツコウ)、紫薔(シビ)、笑いの木、くすぐりの木

まとめ

「サルスベリ」は、そのツルツルとした幹が特徴で、猿でも滑ってしまうということから付けられた名前を持っています。その花はかわいらしくて夏の暑い間の3ヶ月ほど楽しませてくれます。「サルスベリ」の花言葉は、朝鮮半島に伝わる悲しい伝説に基づくものが中心となっています。

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ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

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