
「睡蓮(スイレン)」といえば、和的なイメージやお釈迦様などを想像してしまうかもしれませんが、とても素敵な花言葉を持つお花なのです。
「睡蓮」は、日本的ではあるものの、実は世界中で古くから愛される花のひとつであり、各国に色々な伝説も残されているのです。
羊の刻(午後1時から3時頃)に咲くので、「ヒツジグサ」という呼び名もある「睡蓮」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
目次
【睡蓮】にまつわるスピリチュアルなお話
「睡蓮」の花誕生の伝説
ギリシャ神話最大の英雄であるヘラクレスに捨てられた妖精が、ナイル川で投身自殺をしたあと、その肉体が「睡蓮」となって、この世に蘇ったとされています。
エジプトにおける「睡蓮」の伝説
古代エジプトでは、ナイル川が増水すると水面いっぱいに咲く「睡蓮」は聖なる存在であり、また豊穣と再生のシンボルとされ、「ナイルの花嫁」とも呼ばれています。
古代エジプトでは、睡蓮は太陽のシンボルとも考えられており、「睡蓮」はエジプトの国花でもあります。
ギリシャ神話における「睡蓮」の伝説
ギリシャに美しい水の精の三姉妹がいました。娘たちが大きくなってきたときに、母親がそれぞれの娘たちに、これからどうしたいのかと質問しました。
すると長女は「水の守護になりたい」と答え、次女は「水を離れることなく神の意のままに生きたい」と答え、三女は「神と親が命じるように生きます」と答えました。
そこで母は長女には外海の守り神、次女には内海の守り神の役割を与え、三女には泉の女神の役割を与えました。
すると三女は夏になると美しいドレスをまとい、「睡蓮」の花となって咲いたのでした。
東洋における「睡蓮」の伝説
湖の近くにワヨタ(太陽)という名前の酋長と、彼の恋人である美女が住んでいました。
しかし女性の両親がふたりの交際に反対をしていたため、彼女は湖に身を投げてしまい、「睡蓮」となってしまったのです。
その後「睡蓮」は、太陽の温かさを感じると花を咲かせ、日が沈むと眠るようになったのだそうです。
ドイツにおける「睡蓮」の伝説
ドイツでは、森の妖精たちは人が近づいてくると「睡蓮」の花に化け、通り過ぎると妖精の姿に戻ると言われています。
「睡蓮」の葉の下には邪悪な木の魔物がいるので、花を摘むときは呪文をしっかりと唱え、必ず刃物を使わずに花を摘まなくてはならないという言い伝えも残っています。
民間伝承
どんな媚薬を盛られても、「睡蓮」の花で作った薬を飲むと、恋の誘惑には負けないとされています。
これは「睡蓮」の花が性欲低下、精力減退に効果があるためとされています。
【睡蓮】が誕生花の日
【睡蓮】が誕生花です。
- 4月27日
- 5月8日
- 7月1日
- 7月7日
- 7月10日
- 7月23日
- 7月24日
- 8月5日
- 8月8日
- 10月30日
白色の「花」が誕生花
- 4月27日
黄色の「花」が誕生花
- 5月7日
- 5月8日
【睡蓮】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。

風水で運気UP
風水において、「睡蓮」は、水に関連しているところから金運、財運をアップする効果があると考えられています。
主に玄関先に水槽を置いて、そこで「睡蓮」を栽培するのが金運、財運をアップするとされていますが、気を付けるべきことがあります。
もし玄関が南向きであれば、火の要素がある場所に水を持ってくると、運気を下げてしまうのでやめておきましょう。
また水槽の水は常にきれいなものを保つようにする必要があります。コケだらけであったり、ぬかるみのようになったりしたものは、逆効果です。
花言葉【睡蓮】の意味
「睡蓮」は、美しい花を水面に浮かぶように咲かせています。その姿はよく仏画などにも描かれているので、東洋的な花のように思われがちですが、実は古代エジプトにも咲いていた花なのです。
印象派である画家のモネも、美しい「睡蓮」の絵を描いていますね。
「睡蓮」という名前は、夕方になると花を閉じて眠ってしまうようであることからつけられています。
「睡蓮」は「蓮」とよく混同されてしまいますが、根がレンコンとして食べられるのが「蓮」であり、「睡蓮」の根はレンコンではありません。
どちらもよく似た花を咲かせますが、「睡蓮」の花や葉は水に浮くような感じなのに対して、「蓮」は花も葉も水面から高い位置にあります。
「睡蓮」は、日本全国の池や沼で見られます。日本原産の「睡蓮」は一種類だけですが、品種改良などが進んだ海外産のものが、明治時代頃から日本にも輸入されるようになりました。
「睡蓮」の花の色は白、黄、赤、青、紫などがあります。
白色の「睡蓮」の花言葉
- 純粋
- 潔白
これは白色の「睡蓮」が、美しく輝くような白であることから付けられた花言葉です。
黄色の「睡蓮」の花言葉
- 優しさ
- 甘美
この花言葉は、黄色が温かさを感じさせる色であり、また同時に心が落ち着くようなうっとりとした色でもあることから付けられた花言葉です。
ピンク色の「睡蓮」の花言葉
- 信頼
この花言葉は、ピンク色の与える温かみのある雰囲気が、信頼感を感じさせてくれるようであることから付けられています。
西洋の「睡蓮」の花言葉
- 滅亡
この花言葉は、「睡蓮」にまつわるギリシャ神話に基づいています。ヘラクレスに捨てられた妖精の自殺や、「睡蓮」の花の下には魔物が住むという言い伝えから付けられた花言葉です。
花言葉【睡蓮】の基本情報
| 科 属 | スイレン科 スイレン属 |
| 原産地 | 世界中の熱帯~温帯地域 |
| 品種 | 約40種 |
| 開花時期 | 5月~9月 |
| 英語和名 | ・Water Lily(ウォーターリリー) 、Pond Lily (ポンドリリー)・睡蓮(スイレン)、ヒツジグサ |
まとめ
「睡蓮」は、古代から世界各国で神聖な花として見られてきました。その花言葉の多くは、美しい花を称えるようなものですが、中には西洋の神話に基づく怖い内容のものも存在しています。「睡蓮」は、根をレンコンとして食す「蓮」とよく混同されますが、実際には別の植物です。



