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花言葉【チューリップ】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説

花言葉,チューリップ

春になると、色とりどりの可愛いお花を咲かせてくれる「チューリップ」。その和名は『鬱金香(うっこんこう)』といい、スパイスにも用いられるウコンのような香りがすることからこの名前が付けられています。

「チューリップ」の原産地は、トルコのアナトリア地方とされ、ユリ科の花です。

「チューリップ」は、「ターバン」を意味するアラビア語がラテン語に変型したものであり、かつてはトルコ宮廷の花でもありました。

16世紀頃に、ヨーロッパの外交使節がトルコで「チューリップ」の花を見つけ、それをオランダに持ち帰ったことから、現在では、オランダの花=「チューリップ」となっています。

「チューリップ」には何百という品種があり、ユリ咲き、八重咲き、フリンジ咲、パーロット咲など、咲き方も色々で、色も赤、ピンク、黄色、白、紫、複色、縞模様など、実に豊富にあります。

では、この華やかに咲く「チューリップ」。いったいどのような花言葉や、スピリチュアル的な意味が存在しているのでしょうか?

花言葉【チューリップ】の意味

「チューリップ」の花言葉の一般的なものは「思いやり」「雄弁」「名声」などです。

しかし「チューリップ」は、花の色にもよりますが、恋愛に関する花言葉も多く含まれているのです。

花の色

  • 赤い「チューリップ」の花言葉:愛の告白、真実の愛、ロマンチックな愛
  • 白い「チューリップ」の花言葉:失われた愛、許しを乞う
  • ピンク色の「チューリップ」の花言葉:愛の芽生え、誠実な愛
  • 紫色の「チューリップ」の花言葉:不滅の愛
  • 黄色の「チューリップ」の花言葉:望みのない恋、名声、報われぬ恋
  • オレンジ色の「チューリップ」の花言葉:博愛

以上の意味から、「チューリップ」を愛の告白をするときや、愛する人に贈るのであれば、赤やピンク、紫がおすすめです。また、母の日にお母さんに贈るのであれば、オレンジ色の「チューリップ」がおすすめです。

【チューリップ】にまつわるスピリチュアルなお話

17世紀頃のオランダでは、「チューリップ」は大変な人気があり、高価で取引されていました。

そんな時代のオランダで、ひとりの女性が三人の騎士からプロポーズをされました。そのとき、三人の騎士は少女に、それぞれ家宝をプレゼントしたのです。

しかし、少女はその誰をも選ぶことができなくなって、花の女神のフローラにお願いして、自分をチューリップに変えてもらったという逸話が残っています。少女は、花は王冠を、葉は剣を、そして根は黄金というチューリップの姿となったそうです。

また、トルコには違った「チューリップ」の伝説が残っています。

トルコのファルハド王子がシーリンという女性に恋をしたのですが、シーリンは殺害されてしまいました。悲しんだ王子は、馬と共に崖から飛び降りて自殺をしてしまいます。

ところが彼の血が飛び散った場所には、たくさんの真っ赤な「チューリップ」が咲いたということです。

【チューリップ】が誕生花の日

「チューリップ」は主に4月から5月にかけての春に咲く花です。
誕生日の花としては、色によって違ってきます。

  • 赤い「チューリップ」の誕生花:1月31日、2月20日、3月4日、6日、8日
  • 白い「チューリップ」の誕生花:1月1日、2月7日、4月8日
  • 黄色い「チューリップ」の誕生花:1月15日、3月13日、5月17日
  • ピンクの「チューリップ」の誕生花:3月19日
  • 紫「チューリップ」の誕生花:3月20日
  • 混合色の「チューリップ」の誕生花:3月14日、4月16日

【チューリップ】の効果や生活に取り入れる方法

「チューリップ」は、その鮮やかな色合いから、お部屋に飾るだけでも、心が和みその場の雰囲気を明るくしてくれる作用があります。

また、「チューリップ」は、中東では不運や貧困を防ぐために魔法の効果があると信じられてターバンの中に入れて身につけられていました。

ほかにも、恋愛の呪文をする場合にも、祭壇に「チューリップ」を飾っていました。

恋愛運をアップさせるために、お部屋に飾るのであれば、多くの本数の赤いチューリップをお部屋の入り口を入って右側の隅に飾っておきましょう。

「チューリップ」は、通常の観賞用のものの場合、花、葉、根には毒が含まれているとされているので、ハーブとしての効能は認められていません。

しかし、かつてヨーロッパにおいては、花びらを砕いて、皮膚炎や火傷、虫刺されなどに使われていたという文献も存在しています。

また最近では、チューリップの花びらを観賞用のものとは別に、食用として栽培されたもので、エディブル・フラワーとして売っており、サラダなどの飾りに用いられることもあります。

同じく食用として売られている球根であれば、糖度が高く、ジャガイモのようにして食べることも可能です。

まとめ

「チューリップ」は、近年ではオランダの花のように考えられていますが、実はトルコなどの中東が原産地なのです。その名前の由来もトルコのターバンということで、可愛らしさを感じてしまいます。

「チューリップ」には、恋愛に関する花言葉が多く存在しているので、愛を告白するときや、愛する人に贈るのには最適なお花です。

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ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

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