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花言葉【バーベナ】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説

 花言葉,バーベナ

「バーベナ」という花の名前を聞いて、すぐにどんな花だったか思い浮かべにくいかもしれません。

しかし、写真を見ると、「ああ、あの花なんだ!」と思われるのではないでしょうか?小さめの桜草のようなお花がいくつも集まって咲き、色々な色を持っている花です。

は中南米の原産で、現在ではアメリカ大陸の熱帯から温帯地域にかけて、そして南ヨーロッパやユーラシア大陸、アジアに分布するクマツヅラ科の総称で、日本名は「美女桜」です。

「バーベナ」とひと言でまとめて呼んではいますが、実は約250種もあり、一年草のものから多年草のものまで、その種類は実に豊富です。

5月頃から10月頃にかけて、長く咲くことができるうえ、育てやすいこともあって、実は最近人気のガーデニング用のお花でもあるのです。

また、古代より宗教や魔法に深くかかわりのあった植物であると言われています。

では、この「バーベナ」には、どのような花言葉があり、またどんなことに役立てることができ、またどんなスピリチュアル的なお話が潜んでいるのでしょうか?

花言葉【バーベナ】の意味

「バーベナ」の花言葉の一般的なものは「魔力」や「魅力」など、なかなかミステリアスな感じのものから、長く暑い時期でも咲き続けることから「勤勉」「忍耐」という花言葉も存在しています。

しかし「バーベナ」も花の色よって、花言葉が違ってきます。色の違いによる花言葉は下記の通りです。

花の色

赤い「バーベナ」の花言葉:一致団結

白い「バーベナ」の花言葉:私のために祈ってください

ピンク色の「バーベナ」の花言葉:家族の和合

紫色の「バーベナ」の花言葉:あなたに同情します。後悔

以上の意味から、他人に贈るときは、紫色の「バーベナ」は避けたほうがよいでしょう。

赤の「バーベナ」は、輪になって咲く花の様子から、情熱を持って強く結びつくイメージがあり、団結を表すとされています。

ピンクの「バーベナ」は、赤よりは柔らかい雰囲気を醸し出しているため、仲良し家族の結びつきを思い浮かべさせるようです。

白い「バーベナ」は、白い色が神聖であり、キリスト教とも深い関わりのある花であることから、祈りという花言葉が与えられています。

【バーベナ】にまつわるスピリチュアルなお話

この花の名前「バーベナ」は、ラテン語で「神聖な植物」を意味するのです。

「バーベナ」は、古くから神聖な花とされ、各地で宗教儀式や魔法に使われてきました。

その効能はハーブとしても医学的に利用されていただけではなく、魔除け、神秘のパワーが宿る花として信じられていたのです。

また、「バーベナ」は恋の秘薬とも考えられていたため、「バーベナ」を身に付けることで、異性に対して自分を魅力的に見せる効果があると信じられています。

古代では、「バーベナ」は、エジプトの女神イシスに捧げられていた花でもあります。それはエジプトの神、オイシスの死を悼んで女神イシスが流した最初の涙が「バーベナ」になったという伝説があるからなのです。

ケルト人は、この「バーベナ」を魔法の薬草と呼び、呪術や魔法に用いていました。

ほかにもイエスキリストが釘で手を打ち付けられたきに、この「バーベナ」の花でその出血を止めたことから「神の花」と呼ばれており、さまざまな解釈を持つ花です。

イエスキリストが釘で十字架にはりつけにされたゴルゴダの丘にはその後、血の色の赤い「バーベナ」が咲いたとされています。

【バーベナ】が誕生花の日

「バーベナ」は初夏から初秋に咲くことから、この時期の誕生日の花として用いられています。

「バーベナ」は、主に6月23日の誕生花とされていますが、下記の誕生日にも用いられています。

4月7日、14日、5月24日、25日、6月24日、27日、7月18日、29日、9月10日、10月14日

【バーベナ】の効果や生活に取り入れる方法

「バーベナ」は、古代より医療的なハーブとしてのみならず、魔法の薬草として利用されていました。

「バーベナ」の花を煮だした液を撒くと悪魔よけになると考えられています。

また、「バーベナ」の花を乾燥させたものを財布に入れておくと、お金が逃げないと言われており、金運アップにも役立ちます。

庭に「バーベナ」を植えておくと、収入が安定するおまじないにもなりますよ。

一方、ハーブとしての効能も多く、リラックス効果、鎮痛剤、利尿薬、収れん剤、抗菌、抗炎症に用いることができます。

「バーベナ」の中でも、レモンのような香りで人気が高い「レモンバーベナ」は、化粧品や香水としてもよく用いられます。

この「レモンバーベナ」は、整腸作用、頭痛、生理痛、腹痛、気管支炎にも効果があります。

「レモンバーベナ」は、ハーブティーとしても楽しめるほか、お料理にも香り付けとして使われることも。

さらに、「レモンバーベナ」の精油をお風呂に入れると、疲労回復にも効果があります。

また、葉を乾燥させたものをポプリとして飾っておくことで、守護、浄化、金運アップ、恋愛運アップ、魔除け効果も期待できます。

まとめ

「バーベナ」は、『神の花』とも呼ばれ、古代より医療目的のハーブとしてだけではなく、魔法や占い、宗教的儀式にも用いられてきました。

その種類は250種類にも及び、多くは野生種です。神聖で魅力的な花であることから、「魔力」や「魅力」などの花言葉で有名です。

ガーデニングの初心者でも育てやすい花ですので、興味がある方はぜひ植えてみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
Written by 伊庭野れい子
【スピリチュアル・カウンセラー、風水師】 ハワイで20年間、撮影コーディネーターやライターをしながら透視能力を開花させる。 現在は大阪にてライター&翻訳業及び、自身のスピリチュアル本等の出版とチャネリング中心のスピリチュアル&風水カウンセラーとしても活躍中。 https://tarotreiko.amebaownd.com/

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