
ものごとが思うように進まなかったり、何をしてもうまくゆかないときによく言うのが『八方塞がり』になっている、という言葉です。
ようするにどちらを向いても障害があり、どの方向にも進めなくなってしまう、そんなにっちもさっちもいかないときのことを言います。
では、八方塞がりとはどういうときに起こりやすいのでしょうか?またその対処法や避ける方法などはあるのでしょうか?
八方塞がりって?

八方塞がりは、何もかもがうまくゆかないときや、何をやっても障害が起きてしまったりするような状態のときに使う言葉です。
しかし本来八方塞がりは、生まれ年と五行を使って算出する中国の運命学である「九星気学」で使われている言葉なのです。
九星気学では、自分の生まれたときの星が、九星気学のチャートで真ん中の位置に来るようになる、9年に一度巡ってくる不吉な年のことなのです。
そしてこの年には、どの方向に行ってもよくないとされています。
つまりこの年は、運気の流れが悪く、どの方角からも災いが起きやすい時期となるのです。
もちろん科学的にこの状況が証明されているわけではなく、その根拠はありません。
しかし年齢的なものであったり、運気の巡りあわせとして、9年に一度巡ってくるその年は、災難、病気、けが、事故、トラブルに遭遇しやすいということなのです。
今年八方塞がりの人とは?

八方塞がりは、九星気学では9年に一度訪れると言われていますが、数え年で10の位と1の位を足すと10になる年齢、つまり19、28、37、46、55、64、73、82、91才の人たちが当たります。
今年2026年でいえば、九星でいう「一白水星」の人たちが、残念ながら八方塞がりの年に当たってしまいます。
1927年生まれ、1936年生まれ、1945年生まれ、1954年生まれ、1963年生まれ、1972年生まれ、1981年生まれ、1990年生まれ、1999年生まれ、2008年生まれ、2017年生まれで、その年の2月3日以降に生まれている人が八方塞がりの年となります。
2月3日以前に生まれている人は、九星では前年の生まれの星として考えられ、一白水星ではなく、九紫火星の生まれとなるので、今年八方塞がりの年ではありません。
来年2027年に八方塞がりになる人は、九紫火星の人たちで、1928年生まれ、1937年生まれ、1946年生まれ、1955年生まれ、1964年生まれ、1973年生まれ、1982年生まれ、1991年生まれ、2000年生まれ、2009年生まれ、2018年生まれの人が該当します。
八方塞がりのときにやってはいけないこと

八方塞がりの年は大凶にあたるため、この年にはやってはいけないことがいくつかあります。
基本的には、何か新しいことを始めるとよくないとされており、起業、開店、転職、引っ越し、新築の家を建てる、増築、結婚などです。
大きな買い物や決断、借金や大きな投資などもすべき時期ではありません。
また、なんとか自分で運気を上げようとして悪あがきをすると、かえって状況が悪くなってしまうことが多くなります。
やがてはこの時期が過ぎ、運気もよくなってくるので、必要以上にネガティブになってしまわないことです。
八方塞がりの時の過ごし方

では八方塞がりの時期には、どのように過ごすのがよいのでしょうか?
まずは運気をよくしようとか、状況を変えようとして無理な動き、無駄な行動を取らないことです。
この時期には自分自身と向き合って、今後のことを熟考したり、充電期間として勉強をしたり、健康を整えたり、今後に備えて準備をするのです。
また普段より慎重な行動を取り、対人関係でも丁寧な対応をするように心がけましょう。
部屋の整理整頓や断捨離をするにもよい時期でもあります。
自分の今ある環境を、より心地よく整えることで、必要以上に運気を下げることもなくなります。
ようするに『八方塞がりの年だから、悪いことが起こる!』と怖がったり、悲観するのではなく、次にやってくるよい運気の流れに上手に乗るために、準備をしつつ力を蓄えて、静かに過ごすのがよいでしょう。
八方塞がりのお参りにおすすめの神社

それにしても、やはり八方塞がりの年なんて誰でもイヤなものです。
少しでも気分よくこの悪い運気の年を乗り越えるには、やはり八方除けのご祈祷をしてくださる神社に、お参りに行くことがおすすめです。
お参りに行ってお札をもらったから、「もうこれで何をしても大丈夫」というのではなく、「大難に合うところが小難で済む…」とか、「何か悪いことが起きそうであっても、ある程度は守っていただける…」というものだと解釈しておいてください。
近くにある神社、氏神様などでも八方塞がりのための八方除けのご祈祷をしてもらえるだろうとは思いますが、各地にはこの八方除けに関してパワフルな神社がいくつかあります。
お参りに行く時期は、本来ならば立春、あるいは、2月中旬ごろまでに行くのが好ましいのですが、思い立ったが吉日!今からでも行ってみましょう!
きっと心が穏やかになってくることでしょう。
●寒川神社(神奈川県)
全国唯一の八方除けの守護神と言われる、最強の八方除け神社です。
●阿佐ヶ谷神明宮(東京都)
八方塞がりや厄除けの八難除け祈祷が有名です。
●大崎八幡宮(宮城県)
国宝の社殿があり、八方除けの「除災招福」のご祈祷が有名です。
●伊奴神社(いぬじんじゃ)(愛知県)
八方除災祈願を行っていることで知られています。
●九頭竜大社(京都府)
本殿を9回回って行う『お千度』参拝で知られていますが、八方塞がりを取り去り、道を開いてくれる神社です。
●方違神社(ほうちがいじんじゃ)(大阪府)
地元では「方違さん」と親しまれており、八方塞がりを避ける方災除けの神様が祀られています。
●鳥飼八幡宮(福岡県)
八方除けを天之御中主大神(あめのみなかぬしのかみ)に祈祷してもらえることで、凶方向を無効にすると言われています。
まとめ
誰もが望まない『八方塞がり』という状況ですが、実際に物事が前に進まないことを言うだけではなく、九星気学において9年に一度訪れると言われている凶年のことなのです。



