あなたは、自分や他人の隠された腹黒さをちょっと知りたいと思ったことはありませんか?
腹黒さというものは普段、表にはなかなかあらわれないもの。だからこそ知りたい腹黒さですよね。
今回はそんな腹黒さを診断するため、4つの心理テストを用意しました。
腹黒さ診断:チャイムが鳴った時の行動
いつも通りの時間にぼんやりと目が覚めたあなた。しかし今日が休日ということを思い出し、二度寝をしようとした瞬間にチャイムが鳴りました。
家にはあなた一人です。この状況で、あなたが取る行動は次のうちどれ?
A:素直に起きて出る
B:断固として出ない
C:しつこいようならば出る
D:今日の来客の予定や注文した荷物がないかを思い出そうとする
Aと答えたあなたは、少し腹黒いところがあります。とはいえ、あなたの腹黒さは「普通レベル」。基本的に自分が優先ではあるものの、余裕があれば人のことも気にかけられる人です。人間、多少は腹黒いところがあるほうが普通なので、このレベルではあまり腹黒いとは言えないでしょう。
Bと答えたあなたは、腹黒さがほとんどありません。むしろ、少し正直するところがあり、他人から「素直すぎる」「子供っぽい」と思われることもしばしば。このタイプは集団行動の苦手な人が多く、また無理に周囲に合わせようとするとストレスを感じてしまいます。したたかに生きていくためには、もう少しくらい腹黒くてもよいでしょう。
Cと答えたあなたは、わりと腹黒いタイプです。利害関係で物事を判断するところがあり、無意識のうちに自分の損得を考えてしまう、いわゆる「計算高い」タイプ。最大の特徴は、本人がそうした自分の計算高さを自覚していないところです。「無自覚な腹黒タイプ」と呼べるでしょう。
Dと答えたあなたは、そこそこ腹黒なタイプ。とはいえ、物事を損得で計ろうとしつつも、ついつい感情が先立って行動してしまうことも。また、行動する際に「考えようとしてもうまくいかない」という人も多いようです。うまくやろうと意識しすぎて行動できず、チャンスを逃してしまうこともしばしば。わりと不器用なタイプですが、他人からは腹黒だと思われてしまうことも多いため、中途半端になるくらいならいっそ正直になったほうがよいかもしれません。
腹黒さ診断:恋人が浮気をしたら?
どうやら最近、あなたの恋人は浮気をしているようです。しかし、決定的な証拠がつかめず、ここのところモヤモヤするばかりでちっとも気が晴れません。
いよいよ我慢できなくなったあなたが、つい取ってしまった行動は次のうちどれ?
A:相手に直接、浮気していないかどうかを尋ねる
B:相手の携帯や普段の行動をチェックして証拠をつかむ
C:相手が浮気をしていると断定し、別れを切り出す
D:自分も浮気をしている素振りを見せるなど、カマをかけてみる
Aと答えたあなたは、そこそこ腹黒タイプ。結果よりも自分の感情を整理したいという思いが強く、腹黒い部分はあるものの、隠し事が苦手な人も多いです。他人からは腹黒いと思われてしまう反面、実際のところはあまり腹黒くないということも……。物事を水面下で進めている最中に失敗したり、穏便に済まそうとして火に油を注いだりしないよう、注意しましょう。
Bと答えたあなたは、少し腹黒いところがあります。一見するとかなり腹黒く見えますが、基本的には穏便に物事を済ませたいという思いが強いタイプ。そのため、結果として自分が損をする選択をしてしまうことも。このレベルの腹黒さならば一般的には「普通」であるため、他人から腹黒だと思われることはそれほどありません。ただし、恋人の浮気を調べるために、探偵を雇う、などといった本格的な発想に至った人は、Dと答えた人と同じタイプといえます。
Cと答えたあなたは、腹黒さはほとんどありません。物事を決めつける人は、自分が「今」したいことに集中したい面があり、自分の内面を隠そうとしない人が多いのです。そのため、分かりやすい行動を取ったり、自分から腹を割ったりすることが多く、腹黒さとは無縁です。少し正直すぎるところがありますが、基本的にこのタイプに腹黒い人はいないでしょう。
Dと答えたあなたは、もっとも腹黒いタイプです。今回の選択肢の中で、もっとも「浮気をしている」という「結果」や「事実」にこだわる人が、Dを選択しやすいのです。このタイプの人は、自分にとって何が利益か、どうしたら自分が得をするかを考えることが多いため、まさに「腹黒」の典型的なタイプといえます。
腹黒さ診断:道を訪ねられたら?
休日、街をぶらぶら歩いていると、外国人からまったく聞いたことのない言語で話しかけられました。
どうやら道を尋ねてきているようです。あなたならこの場合どうしますか?
A:ジェスチャーしたり、自分の使える言語を使ったりして頑張ってみる
B:相手を案内する、もしくは一緒に探してみる
C:分からないと言って立ち去る
D:他の人に助けを求める
Aと答えたあなたは、基本的に少しだけ腹黒いところがある程度。いわゆる普通の人レベルの腹黒さです。基本的には人並み以上のことを相手にやってあげようとする気持ちがありますが、手を尽くして「これでダメならもう仕方がない。自分に非はない」と自己弁護するタイプ。とはいえ、この程度では腹黒いとは言えませんし、むしろ社会適性があるタイプといえるでしょう。
Bと答えたあなたは、そこそこ腹黒いところがあります。しかし、このタイプの人は考えすぎて失敗したり、張り切りすぎて度を超すところもあるタイプで、結果的に損をしてしまうことも。そのため、周囲から腹黒いと思われることもあまりないでしょう。損につながってしまう行動を無意識にしているようならば、日ごろから自分の行動について客観的に考えてみるとよいかもしれません。
Cと答えたあなたは、腹黒さはほとんどありません。腹黒さがなく、素直な正直者と言えば聞こえはよいのですが、行き過ぎてしまうとただのワガママや自己中になってしまうことも。ハッキリとした分かりやすい気質の持ち主ですが、腹黒とはまた違う意味で周囲から苦手意識を持たれることもありそうです。
Dと答えたあなたは、実はもっとも腹黒いタイプ。「自分だけじゃない、みんなもしている」「他の人は許されるのに自分は許されないなんて不公平だ」などが口グセではありませんか?「他人のため」という大義名分を盾に、無意識に自分を正当化してしまう人が多いのがこのタイプ。逃げ道を作ることもままあるので、周囲から客観的に見るとまさに「腹黒い人」と思われてしまいます。
腹黒さ診断:悪い噂を聞いたあなたは?
複数の友人たちで集まったお酒の場で、その場にいない友人の悪い噂が話題に上がりました。
それを聞いたあなたが取る行動は?
A:自分の知っていることを話し、友人の悪い噂をその場で否定する
B:後日、噂をされていた友人に悪い噂をされていることを伝え、誤解を解く手伝いをする
C:噂をされた友人に、今度それとなくその噂の真偽を確認する
D:その場で一緒になってその噂を楽しんで忘れる
Aと答えたあなたは、もっとも腹黒いタイプ。その場で反論するということは、もっとも「悪い噂=悪意」に敏感に反応していることのあらわれです。しかし、基本的に噂というものは悪意からではなく、単にちょっとした好奇心や優越感から提供される、ただの「話題」であることがほとんど。それなのに、噂話を出しただけでその場にいる人間全員が「悪意」を持っている、と勘違いしてしまうのは、無意識下で自分も悪意を持っている証拠です。「友人は自分を映す鏡」といいますが、これはまさにその一例といえるでしょう。
Bと答えたあなたは、そこそこ腹黒いタイプ。悪い噂自体には悪意を感じないものの、友人間で噂になるということは、みんながその場にいない友人に対して悪意を持っているのでは?と決めつけてしまうところも。そのように、噂をする友人たちの気持ちを勝手に断定してしまうのは、あなたがある程度、人の悪意に対して思うところがある証拠です。噂を事実と決めつけ、「誤解を解く手伝いをする」という行為まで含めてこの選択肢を選んだということは、あなた自身もその場にいない友人を疑っていることと同じです。
Cと答えたあなたは、少し腹黒いといったレベル。悪意があるかもしれないと思いつつ、「悪意がある」ことに対して反応するわけでもなく、好奇心のくすぐられる内容の噂に「もしかして?」と興味を持つのは当然のこと。特にそれが友人についての話であれば、なおさら気になってしまうでしょう。腹黒いところがないとは言い切れませんが、腹黒さも人間らしさの一つですから、それくらいはむしろ普通の人レベルといえます。
Dと答えたあなたは、腹黒さのほとんどない人。噂という悪意にまったく反応しないということは、噂と悪意を切り離して考えていることのあらわれ。また、噂話の一つくらい、誰でも立てられるものだと考えています。隠し事も苦手で、「素直」や「正直者」と評されることも多いあなたは、腹黒とはまったく無縁の人物でしょう。
まとめ
腹黒診断4つ、いかがでしたか?
あくまで参考程度の心理テストなので、すべての診断で「腹黒い」という結果が出たからといって、本当に腹黒いと断定できるものではありません。しかし、友人や恋人と一緒に診断をやった時に「腹黒い」なんて結果が出たら気まずいですよね。
まずは一人でじっくりと、この診断を楽しんでいただければと思います。