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カメハメハ大王の墓の謎

ハワイのオアフ島には、観光に訪れた人の多くが訪ねる「ヌウアヌパリ」という高台があります。
その近くに「ロイヤル・モザリアム」と呼ばれているハワイ王家の墓が存在しています。
この墓地にはハワイの主な王家の人々のうち、「カメハメハ大王」と「ルナリロ王」以外が眠っているのです。
ではハワイ諸島を統一した「カメハメハ大王」は、いったいどこに眠っているのでしょうか?
ハワイにとっては偉大な人物のひとりなのですが、1819年5月8日に彼が亡くなって以来、彼の遺骨の存在はハワイにおける大きな秘密のひとつとなっています。
古代ハワイ人はすべての人に儀式的な埋葬儀式を用いていましたが、特に権力を持った首長の葬儀はとても複雑で神聖なものでした。
そしてその遺骨の所在は、埋葬の儀式にかかわった人物、通常は被相続人の側近である顧問によって秘密にされていたのです。
「カメハメハ大王」の場合、当時の酋長「ウルマヘイヘイ(国王からホアピリと呼ばれた)」にこの栄誉が与えられました。
「カメハメハ大王」の遺骨は、何よりも神聖なものであり、彼のスピリットが間違いなく、神々の世界に移行するためにも、その埋葬場所は隠しておかなければなりませんでした。
もし埋葬場所が公になってしまうと、「カメハメハ大王」の遺骨を探しだして、それに触れた敵が、大王のパワーを吸い取ってしまうことができると信じられていたのです。
現在「カメハメハ大王」の遺骨は、ハワイ島のカロコ・ホノコハウの埋葬洞窟の中で眠っているという人が多くいます。
ハワイ最後の王朝の王であった「デビッドカラカウア王」は、「カメハメハ大王」の遺骨の捜索を行い、ハワイ島のその洞窟からふたつの骨を見つけ出したのです。
そしてそのうちのひとつが「カメハメハ大王」のものであるとし、オアフ島のヌウアヌ渓谷にある王族の墓地に移すように命じたとされています。
しかしこの骨が本当に「カメハメハ大王」のものであるか否かは、専門家によっても確認できず、したがっていまだに「カメハメハ大王」がどこに眠っているのかは、秘密のベールに包まれたままであり、ハワイの不思議のひとつなのです。
ダウンタウンの不思議エリア

オアフ島ダウンタウンは、1830年に建てられた由緒あるカワイハオ教会、コンドミニアム、オフィス街やチャイナタウンなどが建ち並ぶ、賑やかなエリアです。
しかし実はこのエリア一帯は、古代ハワイアンの人たちが暮らしていた場所でもあり、またかつて流行った疫病のために、何千という古代ハワイアンたちの遺骨が埋まっている土地でもあったのです。
教会では夜になるとカタカタと妙な音がして、ある日牧師がその見えぬ存在に語り掛けたところ、自分たちはもともとカイムキという地区に住んでいたハワイアンで、骨をその地に返してほしいと頼んだのだそうです。
また私の友人で、このエリアに建つ高級コンドミニアムに暮らしていた海軍仕官は、幽霊の存在など一切信じていない人でした。
ところがある日の明け方に動転した様子で電話があり、なんと夜中に自分の部屋のバスルームからバリバリっと妙な音がし始めたというのです
あまりにも異常な音が続くので、バスルームをそっと見に行ったところ、なんと壁から急に人の手が突き出してきたというのです。
呆然として見ていると、そのうちその手がすっと消えて、もとの壁に戻ったのです。
実はこのコンドミニアムの下にも多くの古代ハワイアンの骨が埋まっているという話で、この界隈でもよく幽霊が目撃されたり、不思議な出来事が頻発していました。
実際にこのコンドミニアムの向かいに建つオフィスビルで働いていたとき、夜になると壁の中から人の声がしたり、とつぜん本棚から大きな本が投げ捨てられるように飛びだしたり、トイレには誰もいないのに「ヘイ!」と声をかけられたり、ゴミ箱の上に裸の古代ハワイアンの男性が座っていたり…と様々な実体験をしました。
「現代の世の中にそんなことがあるの!?」と思ってしまいますが、実はハワイにはこのような不思議なお話がたくさん存在しているのです。
まとめ
ハワイという場所はトロピカルでみんなが夢見る魔法のような地である反面、ミステリアスでスピリチュアルな出来事もたくさん起こる不思議な島なのです。ハワイの人々は、そういう不思議な話や出来事と上手に共存することで、事なきを得て暮らしているのです。
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