
ハワイでは古代より、自然のあらゆるものには神々の力である『マナ』が宿ると信じられ、人々の生活も自然崇拝に基づくものでした。
またカフナと呼ばれる祈祷師たちが、これら自然の力を借りて現状や未来を読み解き、今でいう占いのようなことも行っていたのです。
では、ハワイに古代から伝わる自然と関係の深いパワーを使って得る、スピリチュアル・メッセージや占いにはどのようなものがあったのでしょうか?
目次
古代ハワイの人々と自然と神々

古代ハワイの人々は、あらゆる自然現象や命のある動植物には、神が宿ると信じていました。
またハワイには、自然のパワーの象徴でもある四大神が存在し、ハワイの社会はこの神々を中心として成り立っていたのです。
四大神の筆頭格であるカネ(Kāne)は、生命、太陽、淡水、癒やしを司る創造神と呼ばれていました。
クー(Kū)と呼ばれる男性的でパワフルな神は、戦争や政治、建築、農耕や漁業を司っていました。
ロノ(Lono)は、雨や天気を支配し、農耕、平和豊穣を司る神で、毎年秋に行われる収穫祭の「マカヒキ」では、この神を称える儀式が行われていました。
そしてカナロア(Kanaloa)は、海と航海の神であり、また冥界を司る神でもあるのです。
ハワイの人々は、これら四大神のほかにも「アウマクア」と呼ばれる家族の守護神がおり、これらも自然界に棲む生き物たち、亀やフクロウ、サメ、植物、雲などが主流となっています。
自然を読み解くハワイの占い方:雲、虹、空、風

ハワイの自然の現象を見て、そこから読み解くハワイ古代の占い方法があります。
その一部は今でも地元の人たちの中では、信じて参考にしている人もいます。
雲を読む
ハワイでは空に浮かぶ雲も、精霊によるメッセージと受け止められ、見かけた雲の状態によって、どのような現状や未来を表すかを読み解きます。
●動物の形に見える雲:自分の守護霊からのメッセージです。とくに自分の守護霊である動物に似ている場合は、守護霊からの強いご加護のある印となります。
●白く輝く雲:非常に神聖な雲であり、開運の兆しを知らせてくれています。
●厚く垂れこめる雲:これからの様子がまだよくわからないため、今は前に進まずにいったん立ち止まって考えなさいというメッセージです。
虹を読む
ハワイではよく虹を見かけますが、幸運のサインや、天と地をつなぐ橋とも呼ばれています。
そして虹がどのような状態で出ているかで、メッセージが違います。
●ダブルレインボウ:虹がふたつかかっている状態ですが、これは神々からの祝福を表し、「あなたの願いが叶いますよ」というメッセージです。
●低い位置にかかる虹:地上に近い位置に出る虹は、努力が報われたり、大きな変化が訪れることを知らせています。
●朝に見る虹:その日が幸運であることや、その日に関してのあなたの選択が正しいことを知らせています。
●夜に見る虹:『ムーンボウ』と呼ばれる非常に珍しい虹ですが、これを見ると奇跡が起こる、大きな願いが叶う、癒しなどのメッセージとなります。
空を読む
ハワイ語『Laniラニ』と呼ばれる空も、その色や現象によって、現状や未来を読み解くことができます。
●朝焼けの空:インスピレーションが高まっています。そして新しいスタートです。また充電をしっかりと受けるという意味もあります。
●夕焼け空:その日の出来事を浄化させることができます。次に向かうために、不要なものは手放しなさいというサインです。
風を読む
風はハワイ語では『Makaniマカニ』と呼ばれ、目に見えないだけに不思議であり、またとてもスピリチュアルなエネルギーの流れです。
●頬をなでるようなやさしい風:あなたの守護霊や亡くなった人たちが、あなたを見守っていますというサインです。
●強い風、突風:新たなチャンスを呼び込むための浄化のエネルギーで、開運をもたらしてくれます。



