
この記事では、HSPの特徴20個を徹底的に解説します。敏感で繊細すぎる気質を自覚している人・身近な相手がHSPかもしれないという人の参考になれば幸いです。
HSPの特徴20個

HSPの特徴:人一倍、刺激に敏感
HSP体質の人は、人一倍刺激に敏感な特徴をもちます。他人の感情、環境、音などのあらゆる外部刺激が心身のダメージに繋がりやすいのです。
- 人混みや人の集まる場所にいるのが苦手
- 大きな物音や騒音には過剰に驚いてしまう
- 他人の怒鳴り声や金切り声を聞くと動悸が止まらない
- ちょっとした生活音でも他人が出す音が気になる
- テレビや音楽の音が少しでも大きいと不快な気持ちになる
このように、非HSPの人なら気にならないような些細なことであっても、HSP気質の人にとっては「苦手な刺激」となってしまうわけです。
HSPの特徴:深く考え込む
深く考え込む癖があるのもHSP気質の人ならではの特徴になります。ライトな決断を下せば済むような事柄でも必要以上に考え、疲弊してしまうのです。
- 物事を複雑に考えてしまい、なかなか決断が下せない
- 問題の解決策を導き出すのに何時間もかかってしまう
- はじめの一歩を踏み出すまでがとにかく長い
- 事なかれ主義や考えなしに行動する人の心理が理解できない
- 深く考えすぎるせいで頭の中がぐちゃぐちゃになりやすい
このように、HSP気質の人は非HSPの二歩先、三歩先まで深く考え込んでしまい、「脳疲労が溜まる」「心身ともに休まらない」という事態に陥りやすいといえます。
HSPの特徴:気疲れしやすい
HSP体質の人は、気疲れしやすい特徴をもちます。というのも、感受性が強い分、その場の空気を読む能力が高すぎるからです。
- 職場や大人数の集まりに参加した後は、どっと疲れてしまう
- 友達と遊ぶだけでもかなりの体力・気力が必要
- 他人の感情がわかりすぎて気苦労が絶えない
- その場の空気を察知すると、つい気を遣いすぎてしまう
- 他人のために自己犠牲をする自分に疲れる
このように、非HSPにはできない「気遣い」ができてしまうがゆえに、HSP気質の人は気疲れしやすいわけです。
HSPの特徴:繊細で傷つきやすい
繊細で傷つきやすいのもHSP気質であるがゆえの特徴です。他人から自分に向けられた感情でなくとも「自分ごと」としてとらえてしまうため、結果的に傷ついてしまうのです。
- フィクションのTVや映画であっても感情移入してしまう
- 残酷・暴力的な映像を観ると、数日間立ち直れないことがある
- 感情任せに怒られるとひどく落ち込み、具合が悪くなる
- きつい冗談や「イジリ」に傷ついてしまうことが少なくない
- 誹謗中傷や皮肉を交えたSNSの投稿を見ると一日中気にしてしまう
このように、非HSPであれば「架空の物語でしょ」「他人のことでしょ」と割り切れる点も、HSP気質の人にとっては感情移入の対象となるのです。
敏感で繊細すぎるHSP気質への理解を深めよう

HSP(Highly Sensitive People)という言葉を聞き慣れない人もいるでしょう。とはいえ、現代社会においてHSP気質をもつ人の割合は5人に1人といわれています。
人一倍、敏感で繊細すぎる気質だから、他人の感情、環境、音などの刺激が苦手。非HSPの人が気にも留めないようなことで体調を崩したり、精神を病んでしまったりもする…。
そんなHSP気質への理解を深めましょう。あなたが気づいていないだけで、あなた自身や身近にいる大切な人がHSP気質である可能性は十分にあるのですから。
まとめ
HSP気質の具体的な特徴を知った今、セルフケアや大切な人へのケアが、いかに重要かを再認識できたのではないでしょうか。
「単なるメンヘラ」「気にしすぎでしょ」という言葉で、HSP気質を片付けるのはよくありません。HSP気質である自分・他人を認め、ともに生きやすい環境を整えていく意識が必要なのです。
