デンマーク発の世界中でベストセラーになった大人気『ヒュッゲ365日「シンプルな幸せ」のつくり方 』は日本で2017年10月に発売されて以来いまだに本屋さんの目立つところに存在するのは、きっとほっこりできる素敵な本だから。
ヒュッゲというとてもシンプルな幸せの作り方についてご紹介します。
ヒュッゲとは何か?
『ヒュッゲ365日「シンプルな幸せ」のつくり方 』の連載第1回目は、
スバリ「ヒュッゲとは何か?」
・ヒュッゲという言葉は聞いたことがある
・本屋やネットで「HYGGE」という単語は見たことがある
・ヒュッゲってデンマークの何かのあいさつ?
・ヒュッゲって言われてもよくわからない
・今の生活に疲れている
・身近なところから人生を変えたい
という方には、ぜひ読んで頂きたい。
『ヒュッゲ365日「シンプルな幸せ」のつくり方 』は、出版社さんとの企画で本の内容を一部抜粋してご紹介します。
フーガ? ヒューグ? ヒュー?……
どう読むかなんて、ささいなこと。 「HYGGE」というスペルだって、問題ではありません。
かの偉大な哲学者「くまのプーさん」もこう言っています── 「つづりなんか、どうでもいいんだよ。ただ感じればいいだけさ」。スペルや発音を説明するのは簡単です。でも、「ヒュッゲっていっ たい何?」をきちんと説明するには、ちょっとしたセンスが必要です。
「人との温かいつながりをつくる方法」「心の安らぎ」「不安がないこと」もヒュッゲですし、「お気に入りのものに囲まれて過ごす幸せ」 「心地よい一体感」もヒュッゲ、そして私のお気に入り、「キャンドル のあかりのそばでココアを飲む」こともヒュッゲ。
どれもこれもヒュッゲなのです。
ヒュッゲは、何か存在する「もの」ではなく、その場の空気や経験 をあらわします。
たとえば「大好きな人と一緒にいること」。そんなことがヒュッゲです。「家に帰ってきたときのホッとする感じ」「外の世界から守られてい るという安心感」であり、安心だから、よろいを脱いで自分を解放で きる。それもヒュッゲ。
ちょっとしたことも、人生の一大事もヒュッゲです。ふたりで静か
に寄り添うときも、ひとりで紅茶を飲む幸せもまたヒュッゲでしょう。
ヒュッゲは、あいさつでもなく、場所でも物でもない
「 幸せだと感じること」
「なんかいい感じ」
というフィーリングなんですね。
ヒュッゲの意味を解明
著者であるマイク・ヴァイキングが体験した素敵なヒュッゲ話がこちら
ある 12 月のクリスマス前、私は古びた山小屋で友だちと週末を過ごしていました。あたりは一面、雪のじゅうたんを敷きつめたように、 真っ白でキラキラ輝いています。その日はちょうど冬至で、夕方 4 時 にはもう日が沈み、つぎに太陽が出てくるのは 17 時間後です。
私たちは火を起こすために山小屋に入りました。
ハイキングのあとだったので、みんな疲れきっています。分厚いセ ーターと毛糸の靴下を身につけ、半分ウトウトしながら暖炉を囲んで 座っていました。聞こえてくるのは、シチューが煮える音、薪まきのパチパチという音、だれかがホットワインをすする音だけ。その静寂を破って、友だちのひとりがこう言いました。
「なあ、これ以上のヒュッゲってあるかな?」ちょっともったいぶった聞き方です。
「そうね、あるかも」ちょっとしてから、女の子が答えました。
「外で嵐が吹き荒れてたら、もっとヒュッゲじゃない?」
みんな、その言葉にうなずきました。
週末の楽しい休日を友人と過ごし、暖炉で暖まり、薪の音を楽しみ、美味しいホットワインを飲むなんて、この上ない幸せ=ヒュッゲ!
ヒュッゲを日本人として堪能するには
デンマークという国が楽園なのか?デンマークは世界一幸せな国と言われていますが、冬は日中がとても短い上に暗く、夜は長いので気候的に決して恵まれているわけではありません。福祉に関しては手厚いことで有名ですが税金はとても高く、消費税は25%も取られます。
このような中でデンマークの人々は、なぜこんなにも幸福度が高い国だと言われるのか?
『ヒュッゲ365日「シンプルな幸せ」のつくり方 』を読んでみて、デンマークの人々が、寒くて長い夜をいかに楽しく家で過ごすか工夫したり、おしゃれな北欧インテリアを楽しんだり、身の回りにあるものや自分らしい時間の過ごし方を選択していることが自然体に伝わってきました。
忙しい毎日を送る私たちにとっても、日本人としての生活スタイルの中で、何が幸せで、どう過ごせれば幸せなんだろう?とヒュッゲな暮らし方を意識するだけで、自分にとっての幸福度が上がっていけることは間違いありません。
日本人として、どのようにヒュッゲを楽しめるか?
・家族と楽しく過ごせるヒュッゲ
・何不自由なく普通に生活できることへのヒュッゲ
・何かを自由に決断できることへのヒュッゲ
・四季を楽しめることへのヒュッゲ
家族や好きな人と一緒に食事できるだけで大きな幸せ=ヒュッゲであること。1人で美味しい食事を楽しむこともヒュッゲ。
自分は何で心から楽しめるのか?誰といるから幸せなのか….?
自由に生きることが可能な日本人にとって、とてもヒュッゲな環境にいることがある程度出来ています。この自由な環境の中でいかに自分らしく自由に生きるかがキーポイント。ヒュッゲに感じる感性がを大切にしましょう。
今まで目の前のことに追われていた自分を一度リセットして、あなたはどんなヒュッゲを増やしていきたいですか?私はこの本を読んで、私らしいヒュッゲ(幸せ)についての価値を考えるようになりました。そして小さなことをヒュッゲ(幸せ)を感じて周りの環境が素敵なものに変化しているのを感じます。
この記事を読んでいる今が自分の本当の幸せについて考えてみるタイミングなのかもしれません。ほっこり、ゆったりとした1人の時間を楽しみながらコーヒーを片手に読みたい本です。
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