
皆さん今世界の異常現象が色々起こっていることをご存知でしょうか。
熊本の大地震や箱根山が活発な火山活動を行い、噴火の可能性があるとして火口周辺などに立ち入らないよう呼びかける事態がありました。
しかし世界でも異常現象が起こっているのです。今回はその異常現象についてご紹介していきたいと思います。世界の異常現象とは?
目次
世界の異常現象スペシャル!5つの謎
世界の異常現象をピックアップして、5つご紹介したいと思います。
色々異常現象は私たちの知らない所で日々起こっています。調べてみて驚くことも数々ありました。
是非楽しんで、というよりは興味深く読んでいただければ幸いです。
異常現象は私たち人間に何を警告しているのでしょうか。それとも地球が虫の息であることを表しているのか。それでは異常現象をご紹介していきます。
シドニー海岸が血の海!?真っ赤に染まるシドニー海岸
最初にご紹介する異常現象は、シドニー海岸が真っ赤に染まった異常現象です。
これは2012年の11月に起こった異常現象で、オーストラリアのボンダイビーチなどがこの異常現象によりビーチが一時閉鎖されました。
その光景を見た現地の人や観光客は、サメの攻撃による死者が出たのではないかと、一時騒然としたそうです。
その後オーストラリアが水質検査を行い、結果この異常現象は紅藻で、ヤコウチュウというプランクトンが、高温多湿状態になり異常繁殖した結果だと発表しました。
藻にアンモニアが多く含まれているようで、皮膚の炎症が起きる可能性があるため、異常現象が解消されるまで遊泳禁止したということでした。
イルカの大量座礁が茨城で発生
次にご紹介するのは、2015年4月10日に茨城県の鹿島灘の海岸に、150頭を超えるイルカの一種カズハゴンドウが座礁するという異常現象です。
これは4年前の2011年の3月にも起こっており、その一週間後の3月11日には爪痕がいまだ残る、東日本大震災が起きました。
そして今回2015年5月に箱根山の火山活動が活発化したのを考えると、イルカの座礁が、次の異常現象への警告のようであると考えてしまっても、おかしくはないですね。
オーストラリア上空を襲う象の足に似た雲とオーロラ爆発
次にご紹介する異常現象は、2014年3月に、オーストラリア全土を覆う象の足のような雲が発生、その前に起こった記録的な豪雨とその雲の様子から世紀末をイメージした人たちが、ツイッターなどで拡散し、大騒ぎになったそうです。
同じ頃アラスカではマイナス38度に冷え込んだ夜、午前一時頃からオーロラの帯が出現。
その後急激に輝き、オーロラ爆発という現象が観測されるという異常現象が起こっています。
この2014年は大規模な太陽フレアが発生し、その影響かイギリスでもオーロラが発生するという異常現象が起こり、大騒ぎになりました。
幻の深海生物が続々漁獲される
次にご紹介するのは、2012年の11月に神奈川県の江の島沖で行われた定置網漁で、ユウレイイカという幻の深海生物が生きたまま捕獲され、地元の新江ノ島水族館へ運ばれたという異常現象です。
その胴体は20cmほどしかないのですが、異様に太い8本の足と、長い2本の腕を伸ばした全長は60cmと、私たちが知っているイカとはまるで違う生き物です。
通常このユウレイイカは水深200から600mくらいの深海に住んでいて、ゆらゆらと幽霊のように海を浮遊する姿を見るには、特殊潜航艇で深海調査しないと見れないのだそうです。
そんな深い場所にいるイカが、何故浅瀬まで来て網にかかったのか。
通常だと浮き袋が水圧の変化で破裂するそうですが、イカは浮き袋が無くかろうじて生きていたのです。そこまでしてイカは何から逃げてきたのか。その真相はいまだ謎のままです。
2012年の10月後半から続々と捕獲が続いていたユウレイイカ。
その後も4匹のユウレイイカが捕獲されましたが、一番長く生きたのは1匹のみで、3日間水槽で生きた後、与えた餌を何も食べずに死んだそうです。
日本各地で起こる噴火活動、そして南海トラフ地震
最後にご紹介する異常現象は、日本各地で起こる噴火活動、そして南海トラフ地震です。
2011年に阿蘇山火口付近では地震活動が増加し、2014年に噴火警戒レベル2に。そして現在も噴石の警戒を呼びかけています。
また2015年4月には宮城県の蔵王山に火口周辺警報が出ています。現在も火山性の地震が続いており、警報が解除される見通しは立っていないそうです。
一つならまだしも、連鎖的に起こっているという異常現象。
今日本には活火山が110もあり、常時監視火山として富士山や箱根山、伊豆東部火山群、そして阿蘇山に蔵王山が入っています。
そして南海トラフとは、四国の南の海底から駿河湾の海底にかけて走っている、大規模な地震発生地帯です。阿蘇山と箱根山は、その南海トラフのラインの近くです。
1944年に紀伊半島南東沖を震源とした東南海地震はマグニチュード7.9が記録され、1946年にも同じ紀伊半島南方を震源とする南海地震がマグニチュード8で発生しており、死者が千名以上に上る大災害になりました。
今騒がれているのは、南海トラフの駿河湾の部分である駿河トラフという部分では、ここ150年以上もの間、地震が発生していない状態が続いています。
箱根山の火口周辺警報によってわかる、火山が活発な活動を行っているという事態はこの後どう展開していくのか。
この異常現象はマグニチュード9クラスと想定されている南海トラフ地震の前触れなのか、富士山噴火の予兆なのか。気になる所です。
まとめ
以上が今回ご紹介させていただいた、世界の異常現象です。
日本が少し多めですが、やはり何か大きなことが起こる前触れとして、イルカの大量座礁など異常現象が現れるのではないでしょうか。
自然からの警告としてこの異常現象を見ることができると思います。
私たちに今できることは、避難経路の確認と、カンパンなどの非常食や非常水の管理です。
万一に備えて是非、点検を行っておいてくださいね。
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