インナーチャイルドは誰もが持っているもの。過去の苦しい体験は大人になっても思わぬ影響を与えてしまいます。
ここでは、傷ついたインナーチャイルドを癒す方法をご紹介します。インナーチャイルドとしっかりと向き合い、今ある自分にもっと自信を持って生きられるようになりましょう!
インナーチャイルドとは
インナーチャイルドは誰でも持っているもので、心の内にいる子供、つまりは幼少期から小学校高学年ぐらいまでに影響を受けた経験によって生まれたものです。
このときに心が傷ついた経験をすることで、インナーチャイルドは傷つき、大人になってからも影響を与えるとされています。
大なり小なり誰でも傷ついた経験はあるはずですが、ダメージが大きいほど、大人になってからの影響も大きなものとなり、いわゆるアダルトチルドレンとなります。
このインナーチャイルドを癒すことで、影響は和らぎ、生きづらさを緩和することができるでしょう。
インナーチャイルドを癒すとどうなる?
インナーチャイルドを癒すと、さまざまな効果によって人生がより豊かで幸せなものに変えていけるようになります。
・自分に自信を持てるようになる
何をしてもどうせダメだと諦めてしまう癖をなくせるようになります。新しいことを始める意欲もわいてきて、自信を持って物事に向き合えるようになるでしょう。
・人の愛情を心から感じ取れるようになる
人から好意を持たれたり、大事にされたりしていることを素直に受け入れられるようになり、感謝の気持ちを持てます。そしてさらに人から愛されるようになり、良い人間関係を構築できるでしょう。
・人を心から愛せるようになる
愛される喜びを知れば、自分も人を愛せるようになります。愛し愛される喜びに心が満たされます。
・自分の良さも欠点も認められるようになる
自分なんてと卑屈にならず、欠点も含めて自分を愛せるようになるでしょう。自分の良いところを見出したり、欠点を乗り越える努力ができたりするようになります。
つまりは、人から愛される喜びを素直に受け止められることで、自分を愛し人を愛することもできるようになるのですね。
インナーチャイルドを癒す方法
インナーチャイルドを癒す方法は様々あります。
インナーチャイルドを癒す前に、まずは自分を振り返り、自分の中にいるインナーチャイルドの存在を理解することから始めましょう。
わかりやすいのは、あなたが感情を爆発させてしまうのがどんなときかを振り返ること。
怒りの感情、最も苦しく感じる瞬間、心が落ち込む原因などを見つめていくと、過去に苦しい経験をした子ども時代のあなたが現れてきます。
過去の苦しみと向き合う
インナーチャイルドを癒す上で、これは少々苦しいステップとなってしまいますが、癒すためには原因をしっかりと把握する必要があります。
あなたが幼少期に苦しい経験をしたときのことを詳しく思い出すことで、具体的な対処法が見えてきます。
カウンセラーなどに吐き出す
苦しい、悲しい、嫌だと感じる負の感情は、人に言えず自分で抑え込んでしまうと、どんどんとインナーチャイルドは大きなものになってしまいます。
うまく吐き出す場所(人)を見つけることはとても重要。
ただし、相手を間違えると、かえって余計傷ついてしまうこともあります。
負の感情を否定する人とは決して話してはいけません。
気の置けない友人、恩師、心理カウンセラーなど、あなたのことを決して裏切らない味方に話を聞いてもらうことが大事です。
過去の体験を上書きする
インナーチャイルドを癒すステップは、基本的にはネガティブな感情と向き合い、吐き出していくものとなります。
だけどその過程において、苦しくなって諦めてしまう人も出てくるでしょう。
そんな人は、過去の体験を上書きするほどの幸せ体験を積み重ねていくことも必要だと思います。
インナーチャイルドを癒すことと同じぐらい、インナーアダルト(生を宿してからここまでの人生であなたを築いてきたもの)を育んでいくことも重要なことです。
仕事や人間関係、恋などを通して、正しい知識や価値観を身につけ、新たに幸せや喜びを見出していくことで、幼少期の苦しみ以上に今ある幸せに目を向けられるようになっていくでしょう。
まとめ
インナーチャイルドを癒すことはとても重要ですが、ひたすら過去の苦しい体験を思い返して苦しむことだけは決してやらないでくださいね。
大事なのは、それを乗り越えるためのステップなのです。
必要なら、きちんと心理カウンセラーなど専門家と話すことをおすすめします。
ずっと抱えている心の澱があるなら、これを機にぜひ苦しみを解放するよう踏み出しましょう。
▶︎自分の生きづらさの原因がどこかわかる!?7つの特徴と対処法はこちら
▶︎感謝が奇跡を引き寄せる!人生を変える7つの潜在意識の書き換え方法はこちら
