心身のためになるのはわかっていても、浄化っていつするものなのかわからない……そんな人も多いかもしれませんね。実は、浄化にこれというタイミングはないのです。最近よくないことがあったとか、いいことがまったくないというときはもちろん、ふと思い立ったり、時間が空いたりしたときも、ぜひオススメしたいのが浄化。心身をリセットして、気持ちも新たにいい運気を呼び込むことができますよ。
今回は、足を運べばご利益がある四国の浄化スポットをご紹介します。
【四国】浄化最強パワースポット
【加茂の大クス】(徳島県)
加茂の大クスは東西に52m、南北に42mも枝を伸ばす樹齢1000年の大木です。幹周りは16.7m。大きさだけならこれを上回る木もあるかもしれませんが、これほどのパワーを放つ大木はそうそうありません。そしてそれは、まさにこの木が“生きている”からなのです。
実際に大クスの元をおとずれると、姿が目に入ったとたんに圧倒されることになるでしょう。この大クスのある場所は神社跡なので、そのパワーが大クスに宿っているのかもしれませんね。この大クスの下にいると、降り注ぐエネルギーによって心身が浄化されていきます。そのやさしい癒しのパワーは、「いつまでもここにいたい」と感じるほどでしょう。時間が許すなら、しばらく大クスの下でひなたぼっこをしていってはいかがでしょうか。
この大クスは、もちろんいつおとずれても浄化のパワーが得られるのですが、とくにオススメなのが5月下旬~6月上旬。大クスの葉が新緑になるこの時期は、もっとも強いエネルギーが発せられると言われています。
【石鎚山】(愛媛県)
石鎚山<イシヅチサン>は、1982mの西日本最高峰です。日本七霊山の1つで、この山のおかげで西条市は自然災害が少ないといわれています。
石鎚山は弘法大師も修行したと伝えられる最強の浄化スポットで、険しい登山道を無心で登ることによって自分の限界をこえ、心身の浄化に至るとされているのですが、もちろん修行をするのでもなければそこまでする必要はありません。なだらかなコースもいくつもあるので、自分に合ったコースを進みましょう。どの道を通っても、自然のエネルギーと、山のもつパワーによって心身が浄化されますよ。
ちなみに、今でも修行僧が登るための断崖絶壁があり、そこは「鎖場<クサリバ>」と呼ばれています。登らないまでも、近くでそのエネルギーを感じてみるのもいいかもしれませんね。また、この石鎚山をご神体とする石鎚神社もあるので、ぜひお参りしたいところです。
【善通寺】(香川県)
善通寺は、四国八十八霊場第75番札所となっているお寺です。弘法大師生誕の地で、境内は全体的にエネルギーに満ちています。この善通寺は、一般的には健康運や勝負運のご利益があるといわれているのですが、強い浄化スポットもあり、それが東院。ここは弘法大師が浄化した土地がそのまま残っていて、そのエネルギーが今でも感じられるのです。
お参りをするだけでもじゅうぶん心身を浄化できるのですが、時間があれば、ぜひ周辺を散策してみてください。大地をしっかりと踏みしめてゆっくり歩けば、一歩ごとに心身が軽くなるのが感じられますよ。
【御厨人窟】(高知県)
御厨人窟<ミクロド>は、海水の侵食によりできた洞くつです。弘法大師が悟りを開いた地として、今でも修行僧の聖地とされていますが、一般的にはただの洞くつに見えるかもしれませんね。しかしこの御厨人窟は、強い浄化スポットでもあるのです。
それが洞くつの南のほうにある小さな入り江のような場所。室戸岬のそばの岩に囲まれたスポットです。近づくと、それまでの厳かな雰囲気からやさしい雰囲気に変わるので、すぐにわかるのではないでしょうか。ここに満ちるエネルギーは、心身から悪いものを落としてくれると言われています。とくに、「最近よくないことが起こるな」など、なんらかの実感がある場合にオススメの浄化スポットだといえるでしょう。
まとめ
浄化は、マイナスの状態をリセットするだけでなく、より大きなエネルギーを得たり、前向きな気持ちになったりするためにも有効なものです。ぜひ、積極的に行ってみてくださいね。
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