パワースポット

神楽坂の毘沙門天さまは金運&福運が授かる!御朱印頂いてきました

毘沙門天(善國寺)の見所

本堂と石虎

神楽坂,毘沙門天

朱塗りの本堂は堂々として威厳があります。石段の上がり口で珍しい阿吽(あうん)の石虎が迎えてくれます。毘沙門天が寅年、寅の月、寅の日、寅の刻に生誕されたことから、虎が守りとなっているのです。

石虎は都内でも珍しく、新宿区では唯一だそうで、新宿区指定有形民俗文化財になっています。安山岩製で、本堂右側の阿形が82センチ、左側の吽形が85センチで、台石・基壇部も含めると2メートルを超える大きなもので、迫力があります。

江戸末期の1848年(嘉永元年)に周辺の住民によって寄進されました。1945年5月の東京大空襲で特に左側の吽形が損傷を受けましたが、生き残ったつわものたちです。右側の阿形の石虎は今にも動き出しそうです。これらの石虎が毘沙門天パワーの発信源かもしれません。

浄行菩薩

神楽坂,毘沙門天
本堂の左側に、美しく涼やかな浄行菩薩が安置されています。浄行菩薩は『法華経』に登場する「四菩薩」の一尊で、釈迦亡き後の末法の世に仏法を護持するとされています。こちらの浄行菩薩は、「身代わり菩薩」ともいわれ、自分の体の悪い所と同じ所をひしゃくで水をかけて洗い、拝むとよくなるご利益があるそうです。

私が行った時、背広姿の初老の男性が一生懸命布で洗って、拝んでいらっしゃいました。どこか悪いところがあるのでしょうか。あるいはどなたかご家族に代わって祈っていらっしゃったのでしょうか。

開運 出世稲荷社

神楽坂,毘沙門天
浄行菩薩の隣には、出世稲荷の小さな祠があります。赤い幟がはたはたと風になびいていました。
「出世稲荷」というとこんな話を思い起こします。太政大臣となった豊臣秀吉が京都に聚楽第を造営するときに、日頃から信仰していた稲荷神社を邸内に勧請しました。その翌年、後陽成天皇が聚楽第に行幸され、稲荷神社を参拝された時、立身出世を遂げた秀吉に因んで「出世稲荷」の号を授けられたというのです。

善國寺(毘沙門天)のホームページには何も触れられていませんが、「出世」という言葉が金運・福運をもたらす毘沙門天にふさわしいとして、境内に祀られたのでしょうか。若い女性がかなり長い間心を込めて拝んでいらっしゃいました。

アクセス

所在地:東京都新宿区神楽坂5-36
JR 総武線「飯田橋駅」西口より徒歩7分
東京メトロ 有楽町線・南北線「飯田橋駅」B3より徒歩5分
東京メトロ 東西線「神楽坂駅」A1より徒歩6分
都営地下鉄 大江戸線「牛込神楽坂駅」A3より徒歩6分

周辺の見所

神楽坂若宮八幡神社:東京都新宿区若宮町18

神楽坂,毘沙門天
毘沙門天のすぐ脇の道(神楽坂下側)を道なりに5分ほど下っていくと、左側に若宮八幡神社があります。御祭神は仁徳天皇と応神天皇で、1189年(文治5年)に源頼朝公が奥州征伐後に鎌倉の鶴岡八幡宮から分社して創建しました。住宅街の中にあって境内は狭いですが、江戸時代はかなり広大で、ここで奏でられる神楽が聞こえたことから「神楽坂」という地名になったといわれています。

神楽坂,毘沙門天

右側の社務所でお願いすると御朱印が頂けます。初穂料は300円です。

筑土八幡神社:東京都新宿区筑土八幡町2-1

神楽坂,毘沙門天
毘沙門天の向かい側、本多横町と大久保通りが交わる角に、筑土八幡神社があります。御祭神は応神天皇と神功皇后と仲哀天皇で、創建は嵯峨天皇の御代(809~823年)といわれています。石段の途中にある石造の鳥居は1726年(享保11年)に建立されたもので、新宿区内では最古の石造鳥居で新宿区登録有形文化財になっています。

また、1664年(寛文4年)に奉納された石造の庚申塔があります。桃の枝を持った雄猿と雌猿があしらわれた珍しいもので、新宿区指定有形民俗文化財になっています。神楽坂の地名由来の神楽の音色はこちらの神社からであったという説もあります。

牛込総鎮守 赤城神社:東京都新宿区赤城元町1-10

神楽坂,毘沙門天
神楽坂上からさらに早稲田方面へ坂を上がって、地下鉄東西線「神楽坂駅」から徒歩1分ほどのところに赤城神社があります。1300年(正安2年)の創建と伝えられ、御祭神は磐筒雄命(いわつつおのみこと)と赤城姫命(あかぎひめのみこと)です。

江戸時代には「日枝神社」「神田明神」とともに「江戸の三社」と称され、牛込の総鎮守として崇められました。2010年9月に「赤城神社再生プロジェクト」が完了し、「あかぎカフェ」「あかぎ寄席」「あかぎマルシェ」を併設した新しいスタイルの神社として生まれ変わりました。慌ただしい日常からほっと一息つけるスポットとして人気を集めています。

「青うさぎの御朱印帳(1000円)」の授与が始まり、七夕祭には縁結びの祈願が行われるということです。

まとめ

「神楽坂の毘沙門天さまは金運&福運が授かる!御朱印頂いてきました」はいかがでしたでしょうか?
神楽坂には、隣接する大学の学生たちも気軽に入れる店から、政財界や芸能界の人たちがひそかに訪れる粋な店まで存在します。

神楽坂は、明治時代以降多くの文人たちにも愛されました。夏目漱石もその一人で、代表作の一つ『坊っちゃん』に、「神楽坂の毘沙門の縁日で八寸(24センチくらい)ばかりの鯉を針で引っかけて、しめたと思ったら、ぽちゃりと落としてしまったが…」と描かれています。そんな神楽坂の街を守護し、街に金運・福運をもたらしてきたのが「神楽坂の毘沙門天さま」です。

神楽坂,毘沙門天

毘沙門天(善國寺)の「節分豆まき式」「花まつり」「お会式」「ほうろく灸」などの行事もさることながら、特に7月、神楽坂通り商店街主催の「神楽坂まつり」では毘沙門天が中心地となって、「ほおずき市」や「阿波踊り大会」が催され、多くの人々が訪れます。

神楽坂,毘沙門天

現在ではあたりまえになっている寺社の縁日も、実はこの毘沙門天が発祥地なのです。1887年(明治20年)のことでした。

そして今また新たに「嵐の聖地」「ジャニーズの聖地」としても知られ、若い世代も足を運ぶスポットとなっています。

2017年の「神楽坂まつり」は、7月26・27日が「ほおずき市」(17:30~22:00)、7月28・29日が「阿波踊り大会」(19:00~21:00)です。
ご本尊のご開帳は、正月の初寅・二の寅の日、5月・9月の初寅の日で、一番近いのは9月12日です。金運・福運の御利益を授かりに訪れてみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
Written by ゆうこ
卯年、山羊座。元国語教師。趣味は、温泉旅行や食べること。百人一首競技かるたは選手&読手A級。お寺や神社に立つと、幾度もの興亡が繰り返され、再建・再生され、長年月維持し、受け継いできた無数の無名の人々がいたことを思わずにいられません。そういう人々の思いを少しでも伝えられたらと思っています。 共著書:『新渡戸稲造の至言』(新渡戸基金発行)『花ひらく女学校』(女子教育史散策 明治後期編)

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