だれにでも、忘れられない記憶や経験ってありますよね。その記憶が幸せなものならいいけれど、嫌な記憶だとことあるごとに蘇ってきたり、そのせいでせっかくの勇気や意欲がわいてこなかったり……。過去の記憶に縛られるのはバカバカしいって頭ではわかっていても、自分ではどうしようもないのもまた厄介なところですよね。
今回は、自分が前に進むために、過去の嫌な記憶を忘れるための方法を7つご紹介します。
目次
過去の記憶になぜ縛られるの?
そもそも、なぜ過去の記憶って消えてくれないのでしょうか。それも、忘れたい記憶であればあるほどがっちりと刻みつきますよね。これは、そのできごとが、心に強いショックを与えたからです。文字通り、心の奥底に刻み込まれたため、なかなか消えてくれないということ。いわゆる深層心理ですね。ここに刻まれた出来事は、たとえ自覚をなくしたとしても、完全には消えないことが多いのです。
また、後悔などから自分自身でその出来事を反芻している場合も過去を忘れることができませんし、変化のない生活を繰り返している場合も過去の記憶がいつまでたっても残る原因になりやすいといわれています。
【過去の嫌な記憶】を忘れる7つの方法
どうしても残ってしまう過去の嫌な記憶。ではそれをなんとか忘れるためにはどうすればいいのでしょうか。そのための方法を7つ、ご紹介します。
環境を変える
過去の記憶を手放すもっとも効果的な方法は、環境を変えることです。たとえば、引っ越したり、転職したり。新しいスタートをきることは、つまりそれまでの過去を断ち切るのと同じです。すぐに過去を忘れることはできなくても、新しい暮らしになじむころには自分の中でも嫌な記憶はすっかりと過去のことになっているでしょう。
新しい自分に生まれ変わる
環境を変えるのが難しい場合は、自分自身が変わるのも1つの手。髪型を変えたり、服の傾向を変えたり。メイクを変えるのもいいでしょう。そして、頻繁に鏡を見るようにしてください。新しく生まれ変わった自分を見れば、意識も未来に向いていきます。自然と過去を忘れられるようになりますよ。
新しく人間関係を広げる
過去を忘れるためには、それまで周りにいなかったタイプとの交流を広げるのも有効です。一緒にいる人から受ける影響は、思った以上に大きいもの。それが今まであまり周りにいなかったタイプならなおさらです。新鮮な会話や経験に、あなたは刺激を受けるばかり。新しいことを吸収するので忙しく、自然と過去を忘れていくでしょう。実際に考え方が変わり、過去を気にしなくなることもあるはずです。
古いものを捨てる
過去を忘れるためには、嫌な記憶につながるものを処分するのも1つの手です。たとえば、学生時代のことを忘れたいのなら制服や通学鞄などを捨てるとか。嫌な記憶が蘇るきっかけを失くすことで、じょじょに過去を断ち切っていくのです。
積極的に話す
嫌な記憶がどうしても消せない場合は、思い切って人に話すのもいいでしょう。そうすることで自分では思いつかなかった解決法が見つかることもありますし、そこまで重大なことではなかったと気づける場合があります。なにより、同じ経験をした人とつながることができる可能性があり、これはとても心強いです。
今起こっている問題としてとらえる
過去の嫌な記憶が消せない理由の1つに、起こったのが過去だからというのもあります。過去のことだから今さらどうすることもできず、悔やんだり、傷ついたりするばかりになってしまうのです。そうではなく、今の問題としてとらえてみてください。そうすれば、解決法が見つかるでしょう。
もちろん、その解決法は今実践できるわけではないかもしれません。しかし、解決できる問題だったという気づきが大事なのです。その気づきがあれば、じゅうぶん過去を乗り越える気持ちがわいてくるでしょう。
過去の記憶を書き留めておく
忘れたい過去をあえて忘れず、明文化しておくのもいいですね。その場合は、出来事のほか、どう感じたか、どう思うかなども添えておきましょう。そして、また記憶が蘇ったら、その文章を読み返すのです。そうすれば、その文章を書いたときからあるていどの変化が起きていることに気づくでしょう。もちろん、それもまた書き添えておいてください。これを繰り返すことで、自分が少しずつ過去から抜け出そうとしているのが実感できるはずです。
まとめ
嫌な記憶はできるだけ早く忘れたいものですよね。もちろん、一瞬で忘れられるのならそれに越したことはありませんが、できればスピードよりも確実に忘れられることを重視したいところ。ぜひ、自分に合った方法をみつけて過去から抜け出してください。そして、前に向かって進んでいってくださいね。
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