あなたは空気を読むタイプですか?
自分ではうまくやれていると思っていたのに、とんだ勘違いだった、なんてことにはなりたくありませんよね。
勘違い診断では、あなたがどんなシチュエーションで空気が読めていないのかが分かり、勘違いのない心地よいコミュニケーションのためのヒントが得られます。
あなたは会社の人事担当をしています。
上からの命令で、ベテラン社員を1人リストラすることになりました。
誰の首を切るのか、あなたが選ばなければなりません。
みんな長年一緒に働いてきた仲間です。苦渋の選択ですが、あなたなら誰を選びますか?
あまり考えすぎず、直感でパッと選んでみてね。
- A:仕事はできるが協調性に欠ける社員
- B:ムードメーカーだがうっかりミスが多い社員
- C:まじめだが面白みのない社員
- D:どうしても選べないので自分が辞める
Aと答えたあなた
あなたは、「自分を出さないほうがいい」と勘違いしています。
協調性のない社員をリストラすることにしたあなたは、和を乱す人が嫌いです。自分自身は和を重んじて、なるべく自分の個性を消そうとする傾向があります。
自分の意見よりも全体の意見を尊重するため、あまり強く主張することがありません。争いごとを嫌う平和主義者なので、人当たりはいいのですが、他人の意見に流されやすいので「主体性がない」「八方美人」とマイナスに受け取られてしまうこともあるでしょう。
ハッキリ意見を言わないことで、かえって迷惑をかけてしまうこともあります。あとで譲ることになったとしても、思うことがあるのならたまには発言してみましょう。
Bと答えたあなた
あなたは、「自分がやらなきゃ」と勘違いしています。
ミスの多い社員をリストラすることにしたあなたは、責任感が強く、物事がうまく回るように精いっぱいの努力を惜しまないタイプ。
さまざまな事態を先読みして、チーム全体が失敗しないために心を砕きます。時には自らが率先して仕事をこなし、「自分が何とかしなければ」と義務感すら覚えています。常に緊張しているため、同じことをやっていても人よりもドッと疲れてしまいます。
1人でいくら頑張っても、全体のパフォーマンスを上げるのは難しいもの。自分だけで抱え込むのではなく、周りの人に相談したり、仕事を割り振ったりできるようになると、みんなに頼られるリーダー的存在になれるでしょう。
Cと答えたあなた
あなたは、「自分は嫌われている」と勘違いしています。
面白みのない社員は要らないと判断したあなたは、「面白いと思われているかどうか」、ひいては周囲からどう思われているかという評価や評判を気にしています。自分は嫌われているのではないかという不安が尽きないタイプです。
今の人間関係を壊したくない、本当の自分を見せて嫌われたらどうしようという恐怖が強いために、嫌なことを断れなかったり、自分の気持ちをうまく伝えられなかったりします。
自分が嫌いな相手や、知らない人からまでも好かれたいという思いが強すぎると、大きなストレスになります。「全員から好かれようと思わない」ことを心がけ、映画や読書など、ひとりで楽しめる時間を作ってリラックスできるようにしましょう。
Dと答えたあなた
あなたは、「相手は困っている」と勘違いしています。
リストラする社員を選ぶことができず、自らが犠牲になることを選んだあなたは、他人のことを心配しすぎる傾向があります。相手のためなら自分の苦労も厭わないタイプです。
思いやりがあって気配り上手なので、相手が困っていることや不足しているものに瞬時に気がつき、放っておくことができません。時には自分が無理をしたり、犠牲を払ってでも相手を助けようとします。
もちろん、よかれと思っての行動ですが、ありがた迷惑やただのお節介になっている可能性もあります。それは本当に相手が望んでいることなのか、相手のためになっているのかどうか、よく考える必要があるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
自分は空気を読んでいるつもりでも、勘違いして迷惑をかけてしまっては本末転倒です。
人に気を遣おうとするのは素晴らしいことなので、ぜひその力を長所として発揮してくださいね。