鹿島神宮(鹿島神社)は全国に約600社ある鹿島神社の総本社であり、歴史の深い神社として有名です。
年始の3日間だけでも約67万人が参拝に訪れます。もちろん御朱印をいただくこともできます。鹿島神宮の御朱印は人気があるので、御朱印好きな人なら絶対に手に入れたい御朱印です。
ここでは勝負の神様のご利益!鹿島神宮の御朱印の紹介と広い境内の見どころをご紹介します。
鹿島神社の御朱印について特徴
人気がある鹿島神社の御朱印をいただくためには、平日でも数人の列ができているので、休日になると長蛇の列になる可能性もあります。
スムーズにいただきたいのであれば、本殿参拝後に御朱印帳を預けて、境内の散策にでかけるか、午前中の早い時間に御朱印をいただきにいきましょう。
鹿島神社の御朱印は2種類あります。「鹿島神宮 御朱印」と「鹿島神宮 奥宮 御朱印」です。

御朱印は社務所でいただけます。
鹿島神社の御朱印は力強い文字が印象的で、御朱印集めをしている人の間でも「カッコいい御朱印」と言われています。香取神宮、鹿島神宮、息栖神社を合わせて東国三社と呼ばれていて、三社の御朱印を集めるとよりご利益を頂けますよ。
鹿島神社の御朱印帳といえば、毎年お正月に限定100冊のみ頒布される木製御朱印帳が人気です。社紋バージョンと真榊バージョンの2種類が用意されていますが、人気の為、1人1冊の頒布と決まっています。
御朱印ブームもあってか、発売当日の午前0時から既に大勢の人が並び、夜が明ける頃には完売してしまうそうです。
鹿島神宮とは
鹿島神宮は茨城県鹿嶋市にある神社です。
鹿島神社の総本山で、「常陸国風土記」にもその名前が登場するほどの、歴史ある神社なのです。
鹿島神宮に祀られているのは武甕槌大神(タケミカヅチ)という雷神または軍神とも言われる神様です。
要石の場所にて。とてもいいタイミングで光が♪
武甕槌大神はナマズに乗った姿で描かれることが多いのですが、日本神話によると地震を引き起こす大ナマズが鹿島郡に横たわっていて武甕槌大神が要石を釘としてナマズを打ち下ろし地震を鎮めたといわれています。
その要石も鹿島神宮に祀られています。御祭神が武の神として知られていることから、古くは皇室や将軍からも崇敬を受けてきた由緒ある神社なのです。
こちらが要石。
香取神宮にも要石があります。
鹿島神宮には日本三大楼門のひとつといわれる朱塗りの楼門や、豪華絢爛な本殿や社殿、国宝指定されている全長3メートルもの巨大な直刀「フツノミタマノツルギ」など歴史的にも重要な文化財が多く残っています。
また、鹿島神社を囲むように林立する森は東京ドーム1.5個分もの広さがあるそうです。もちろん鹿島神社自体がパワースポットになっているので、御朱印をいただく時にもそのパワーを感じられるはずです。
鹿島神宮の見どころ
鹿島神社は散策すると半日はかかるくらい広い境内です。御朱印をいただいたらどこを見たらいいのか、迷ってしまう人も多いでしょう。
そんな鹿島神社の中で「ここだけは見てほしい」とおすすめの見どころを紹介します。
奥宮

鹿島神社の中でも独特の雰囲気を湛えた場所が「奥宮」です。
本殿から参道を進むこと300メートルと距離があるので見逃す人も多いです。
奥宮周辺全体に漂う雰囲気は圧倒されるものがあります。まわりをぐるり一周できるので、ぜひ歩いてみてください。
御手洗池
鹿島神宮のパワースポットともいえる「御手洗池」は、こんこんと湧いてくる透明な水を眺めているだけで心が洗われます。かつてはこの池で禊をしてから参拝したと言われています。
近くにお茶屋さんもあるので休憩にもピッタリです。鹿島神社には30頭ばかりの鹿がいます。
鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神の所へ天照大御神の命令を伝えにきたのは、天迦久神です。この神様は、鹿の神様とされているところから、鹿島神宮のお使いが鹿であるとされているそうです。
御神木
更に鹿島神社の森でもっとも古い「御神木」は高さ40メートルになる杉の木です。
樹齢は1300年を超えると言われています。
圧倒的なパワーで1000年以上もこの地を見守り続けているんですね。
鹿島神宮の御守り
鹿島神社で御朱印をいただいてパワーを持ち帰るのも良いのですが、お守りをいただくのも良いですよ。鹿島神社では様々なお守りが販売されています。
女性に人気なのが「幸せ鈴御守」です。鈴の音が幸せを招くといわれている鈴御守は、4色用意されています。赤・ピンク・薄紫・黄色があり、それぞれ桜やアジサイ、モミジなど女性好みのデザインです。澄んだ鈴の音が美しいお守りです。
武運の神様が祀られている鹿島神社は「勝守」という勝負運アップのお守りも有名です。人生の中の様々な勝負の時や、スポーツをしている人にピッタリです。文科系のコンクール入賞祈願にもご利益があるそうです。
2頭の鹿が刺繍されている「開運・出世鹿島立守」はその名の通り、キャリアアップや出世開運にご利益のあるお守りです。シックなダークグレーなので男性でも持ちやすいデザインになっています。
仕事を頑張りたいという人に一押しですよ。御朱印と合わせて持てば、パワーも倍増しそうですね。
鹿島神社に行ったら食べておきたいグルメ
鹿島神社で参拝をして御朱印をいただいたら、パワーフードを食べてパワーを定着させましょう。鹿島神社に行ったのであればおすすめのグルメを紹介します。
ハマグリ
ちょっと足を伸ばして「日本一のハマグリ」を食べに行きませんか。
大きな鹿島灘のハマグリを食べることのできるお店があります。おすすめはシンプルな「焼きハマグリ」です。たっぷりの出汁とプリプリジューシーな身をほお張れば幸せになること間違いなしです。
ナマズ料理
鹿島神社の武甕槌大神が退治した「ナマズ料理」もおすすめです。
鹿島神社の周辺にはナマズ料理を扱うお店もあります。
ふっくらとした身は淡白でクセがなく食べやすい味わいです。ナマズの身にはコラーゲンが豊富なので女性は特に食べておきたいですね。
メロン
茨城県の土地は水はけがよくメロン栽培に適しているので生産量が日本一なんです。鹿島も例に漏れることなく美味しいメロンを食べることができます。
旬の5月〜6月にはメロン狩りもできるので、お土産にも最適です。個性豊かな鹿島の料理で御朱印のパワーをアップさせましょう。
まとめ
鹿島神社の御朱印と見どころはいかがでしたか。
地元だけでなく全国から参拝者が訪れるほどの有名な鹿島神社の御朱印は、惹かれるものがありますよね。境内を気ままに散策するのも良いですし、お気に入りの場所をじっくり見るのもおすすめです。鹿の姿に癒されたりお茶屋さんでほっこりしたりするのも良いですよ。
鹿島神社はまさに見どころ満載の神社です。
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