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北野天満宮の不思議その4 「大黒天の燈籠」
北野天満宮の本殿の入口から地主神社に向かう途中に立派な燈籠があるのに気づきます。この辺りにはいくつもの燈籠が並んでいますが、よく見るとひとつだけ「大黒天」が刻まれた燈籠があるのが分かります。これが七不思議のひとつである「大黒天の燈籠」です。
これらの灯籠は江戸時代に「大黒屋」を中心とする質屋さんの組合によって納められたものです。そんな縁からお金に関するジンクスが生まれました。
この大黒天は口と頬がくぼんで穴のようになっています。ここに小石を置いて落ちなかったら、その小石をお財布にいれておくと一生お金に困らないそうです。
一見、簡単そうに見えますが、実際にやってみると小石はポロポロとおちてしまうのだとか。また「落ちない」ことが縁起がいいと、受験生にも親しまれているそうです。
本当か嘘かは七不思議なので実際に体験してみないと分かりませんよね。
北野天満宮の不思議その5 「立ち牛」
なで牛のところでも触れましたが、北野天満宮にはたくさんのなで牛がいます。ほとんどの牛は「伏した姿」で表されているのですが、そこにはこんな言い伝えがあります。
菅原道真公が太宰府で亡くなった時、生前に道真公が言い残した言葉があります。「埋葬の際は牛に車を引かせて、牛が止まったところに埋めて欲しい」というものです。
その言葉の通り、道真公の亡骸は牛によって運ばれていました。ところが、途中で車を引く牛が突然座り込んで動かなくなったのです。そこで、近くに合った安楽時に埋葬されたといわれています。
北野天満宮のなで牛が伏せた姿が多いのは、この言い伝えからきているとされています。ところが、一体だけ立っている牛の姿があるというのです。
それが七不思議の一つ、なで牛ではなく「立ち牛」です。本殿の鈴の少し上を見ると立っている牛の姿を見ることができますよ。何故、ここだけ立っているのかは、未だに謎のままなのだそうです。
北野天満宮の不思議その6 「裏の社」
北野天満宮には本殿でお参りするちょうど裏側にも参拝できる場所があります。通常の神社は前から参拝するのが習わしなのですが、何故、真裏にも参拝する場所があるのか、不思議とされています。
これが七不思議の一つ「裏の社」です。
ここに祀られているのは、菅原道真公の先祖にあたる天穂日命(あめのほひのみこと)と、祖父である菅原清公(すがわらのきよきみ)と父である菅原是善(すがわらのこれよし)という3柱の神様です。北向きにお祀りされているのも不思議といえます。
その理由は、古くから天満宮の参拝には先祖にあたる「御后三柱」を含めて礼拝するのが決まり事とされていました。その古いしきたりにならって、「裏の社」のような不思議な祀り方が存在するのだそうです。
本殿を参拝したら、そのまま裏に回り、この「裏の社」への礼拝も忘れないようにしましょう。
北野天満宮の不思議その7 「天狗山」

あまり知られていませんが、北野天満宮の境内の北西には「天狗山」と呼ばれる小さな山があります。
京都で天狗と言えば、鞍馬山の鞍馬天狗が有名ですが、実はこの北野天満宮の天狗山にも天狗がいたのではないか、と言われているのです。
その証拠に室町時代に描かれた「社頭古絵図」には、ユーモアたっぷりの烏天狗が描かれています。それを知った上で改めて天狗山を見てみると、うっそうと木々が生い茂る木々の中に、今でも天狗が出入りしているのでは?と想像してしまいます。
また、この場所は都の守護を司っていた北西に立つとされる北野天満宮の中でも、更に北西にあることから、神聖な場所とされてきました。この天狗山の頂上には進入禁止の立札もあり、その信憑性は増すばかりです。
北野天満宮へのアクセス
北野白梅町駅・徒歩約5分
参拝専用の駐車あり(参拝時間内に限ります。)
北野天満宮
住所:京都府京都市上京区馬喰町
TEL:075-461-0005
公式ホームページ:http://www.kitanotenmangu.or.jp/
まとめ
北野天満宮のなで牛や七不思議はいかがでしたか。
北野天満宮は七不思議をはじめとする多数の見どころと伝説が詰まった神社だということが分かりますね。
また、なで牛にもそれぞれ特徴があるので、全てのなで牛と対面しておきたいものです。ひとつひとつを辿っていくと、とても1日では回りきれないほどの見どころがあります。
時間の許す限り、北野天満宮を楽しんでみてくださいね。
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