この記事では、いろいろなシチュエーションから、黒猫が持つスピリチュアルなメッセージやサインをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
目次
黒猫のスピリチュアルな基本的な意味
現代のように照明がなく、建物もそれほど多くなかった時代、真っ暗な夜の時間帯というのは恐ろしいものでした。そのため、夜行性の動物や黒い色の動物など、闇を連想させる動物などは不吉の象徴とされていたのです。
とくに黒猫は、闇夜と同化し、目だけが光ることから恐れられていたようです。しかし、スピリチュアル的に紐解くと、黒猫は闇の中で自由に動き回ることができることから、先が見えない状況でも、困難を避けていくことができるなど、幸運の象徴としての意味があります。
黒猫が横切る時のスピリチュアルサイン
黒猫が横切ると不幸になるというジンクスは、誰でも一度は聞いたことがあると思います。しかし、本来の意味は、幸運を呼ぶ黒猫に見向きもされず横切られるなんて不吉だ、というものだったのです。
実際は、幸運が訪れる予兆として現れたり、横切ったりしたときの様子から何かを得るというスピリチュアルなサインでもあります。また、訪れるチャンスを逃さないで!というスピリチュアルなメッセージも込められています。幸運のアンテナを磨いて、しっかり準備しておきたいですね。
黒猫が寄ってきた時のスピリチュアルサイン
飼い主には甘えん坊で従順ですが、反面、警戒心が強いのが黒猫の特徴です。そんな黒猫が近寄ってきてくれるということは、スピリチュアル的には大きな幸運がやってくるというサインとなります。
また、あなたが気が付かないうちに引き寄せた悪い気や、ネガティブなものを祓いましたよ、というサインでもあります。黒猫は霊的な力が強いスピリチュアルな存在とされているため、ネガティブなものを祓うのはお手の物なのかもしれないですね。
夜黒猫を見かけたときのスピリチュアルサイン
夜、黒猫を見かけたとき、あなたは気づかぬうちにライバルよりも一歩先へ進んでいるというメッセージかもしれません。
黒猫の黒い体は、暗闇の中では見えづらくなるため、相手に気付かれずに先回りしたり、いつの間にか姿を消したりすることができます。
ライバルや危険人物が近づいたとき、あなたは黒猫のように上手に身を隠しながら行動することができますよ、というスピリチュアルなサインなのです。
黒猫と目が合ったら・・・スピリチュアルメッセージ
もしも黒猫と目が合ったなら、それは幸運が訪れるというスピリチュアルなサインです。また、今計画していること行動していることは正しい、というスピリチュアルなメッセージが送られています。
目が合った時に何か思いつくことがあれば、それは黒猫からアイディアが送られてきているのかもしれませんよ。スピリチュアルなパワーが強い存在からのメッセージですから、アイディアを実行してみると、思いもよらない良い結果が訪れるでしょう!
黒猫の商売繁盛にまつわるスピリチュアルメッセージ
江戸時代、黒猫はしっぽでお金をかき集めてくれて、魔除け・厄除けの縁起ものであるとされたことから、黒猫はとても人気がありました。商店にも縁起物として黒い招き猫が置かれていたそうです。
黒猫が懐いてきたり、じゃれてきたりしたときは、勝負運がアップしている証拠。スピリチュアルな直観を信じて宝くじなど購入してみるとよいかもしれません!
黒猫にまつわるスピリチュアル伝説
黒猫にまつわるほっこりする日本のスピリチュアルなエピソードを2つご紹介します。
かの有名な作家・夏目漱石の著書「吾輩は猫である」は、実は、漱石の家に迷い込んだ一匹の黒猫がモデルなのです。
ある日、漱石の家に迷い込んだ黒猫を、猫嫌いの漱石の妻は何度も追い返そうとします。しかし、何度追い払っても戻ってくる様子に見かねた漱石は、そのまま飼うことを妻にすすめました。
すると、黒猫をモデルにした処女作「吾輩は猫である」は大人気となりました。二人はその黒猫を「福猫」として大切にしたという事です。
また、江戸時代には黒猫を飼うと結核が治るといううわさが広まり、それを信じた人々がこぞって黒猫を飼っていたという話もあります。
新選組の若き天才剣士・沖田総司も結核を患っていたため、彼もまた黒猫を飼っていたという話があります。結核が治るという噂は、噂話でしかなく信憑性は薄いのですが、黒猫が持っているスピリチュアルな能力を、人々は感じ取っていたのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?黒猫は幸運を呼ぶスピリチュアルな存在であるため、黒猫を見かけたあなたはとてもラッキーなのです!
見た目やそのスピリチュアルな存在自体が不吉とされ、虐殺していたという悲しい過去があるヨーロッパの地域では、黒猫のお祭りや黒猫の日が制定され、今ではとても大切にされているそうです。
黒猫を見かけたら、ぜひ微笑みかけてあげてくださいね!