
自分自身と向き合い、行動すること。自分のためではなく他人が幸せになるように動くこと。言葉にしてしまうと簡単なようで、実際には難しいことと言えるでしょう。
空海の名言から、目に見えない世界と調和しながら生きるヒントを読み解きます。風の時代に大切な精神性や言霊の力を、今の人生にそっと活かせる言葉を集めました。
空海の名言①
仕事や生活の質というのは、思っている以上に精神的な影響を受けるもの。落ち込んでいるとき、考え方が後ろ向きなときはなにをしても楽しいとは思えないですし、周囲の人が楽しそうにしているほど、かえって自分は落ち込んでしまいそうになります。
でも逆もまた然(しか)りで、穏やかな人との付き合いや静かな環境に身を置いていると、自然と自分も気持ちが安らかになっていくもの。気持ちが安らかになれば先のことも明るく考えられるようになるでしょう。
思うように行かない、気分が優れないと思うときは、まず自分を取り巻く環境を変えてみてはどうでしょうか。
空海の名言②
目指していたこと、成長の最終地点を決めるのは自分自身。これで十分だ、もうこれでいいと思ってしまったなら、それ以上の成長は望めなくなるでしょう。
いくつになっても、どれだけ社会的な地位が高くなったとしても、自分はまだ未熟だ、未完成だと思えることが、成長し続けるカギかもしれませんね。
空海の名言③
どんなに優れた人であっても、向き不向きといったものはあるものです。周囲の人からはそつなくこなしているように見えても、本人にとっては精神的にとてもしんどいことかもしれません。
逆にあまり器用ではない人であっても、得意な分野であれば期待以上の成果を上げられる可能性も。ただ『できるから』ではなく、その人に本当に合った仕事や分野を任せることができれば、さらに効率良く、より大きな結果を出せるでしょう。
空海の名言④
自分に本当にやりたいこと、かなえたいことがあるのなら、誰かの言うとおりに動くだけではなく、自分自身で決めて行動し、自分の進むべき道を切り開いて行く必要があります。
誰かに整えてもらった道を歩くより苦労は多いかもしれませんが、苦難やトラブルをひとつずつ自分自身の力で乗り越えて行くことで、人として成長していくことができるでしょう。
空海の名言⑤
自分の人生はこれでいいのかと、悩んだり迷ったりすることもあるでしょう。思うようにものごとが進まないときこそ、ふとそんなことを考えてしまいがち。他の誰も知らぬふりをしているとしても、他人の不便や困っている様子を放っておけず思わず行動してしまうこともあるでしょう。
それらは他の誰のせいでもなく、自分自身が思い、行動していること。自分の生き方を他人のせいにせず、人生は自分自身で切り開いて行くものだということを忘れないでくださいね。
空海の名言⑥
おせっかいな人、付き合うのが面倒な人というのは、自分自身のことは遠い棚の上に放り上げた上で、いろいろとうるさいことを言ってくるものです。
誰かのことを批判したくなる、注意したくなったなら、まず自分自身を振り返ってみましょう。他の誰かに、自分はそんな風に煙たがれるような言動をしていないでしょうか?人の振り見て、しっかり我が身を正して行きましょう。
空海の名言⑦
どんなにすばらしい技術も成果も、地道な努力を日々積み重ねてきた上に成り立つもの。急いで見た目だけ整えたとしても、中身が伴わなければ意味がありません。
回り道に見えたとしてもそうした努力の積み重ねこそが、望む成果を得る一番の近道と言えるでしょう。
空海の名言⑧
目の前に特効薬があったとしても、実際に飲んでみないことには自分にはなんのメリットもありません。良いアドバイスをもらったとしても、すばらしい知識を身につけたとしても、自分が行動して役立てて行かない限り、意味のないものとなってしまうでしょう。
持っているだけ、知っているだけではなく、実際に行動し活用して行くことで、状況を打開して行ってくださいね。
空海の名言⑨
大きな視点でものごとを見て行動するのは大切ですが、まずは身近なことから確実にこなして行くことを心がけないと、足元がおろそかになってうまく行かなくなるかもしれません。
どんな遠くを目指すとしても、一歩一歩をしっかり踏みしめて行く必要があります。時間がかかったとしてもあせることなく、着実に歩を進めて行くことを忘れないでくださいね。
空海の名言⑩
特別な修行などしなくても、日々の生活の中で仕事や家事をこなし、周囲の人との関わりを持つことで、自分自身と向き合うことにつながります。
今というこの瞬間に大切に向き合い、精いっぱいに生きることこそが、なによりの修行と言えるでしょう。
空海の名言⑪
自分だけが豊かになる、幸せになることを優先するのではなく、自分以外の人が豊かになること、幸せになるように行動することができれば、結果として自分自身にもその恩恵はめぐってくるものです。
誰かに対する親切や思いやりは、時間をかけていつか自分に返ってくるのかもしれませんね。
まとめ
人にあれこれ言う前に、まずは自分が行動する。自分だけではなく、周囲の人にも利があるように行動する。それが大事なのだとわかっていても、思うようにはできないということの方が多いかもしれません。
こうあるべき、と考えるのではなく、こうして行きたい、くらいにゆるく考えることで、まずは日々の過ごし方を変えてみてはどうでしょうか。



