世界中には、いろいろな種類の魔除けグッズが存在しています。中にはお土産品のようになっていて手に入りやすいものもあり、お守り代わりに持っているとよさそうなものも多く見かけます。では、日本でも手に入る世界の魔除けグッズには、どのようなものがあり、どんなラッキーを呼び込めるでしょうか?開運に繋がる意味や使い方のポイントをお伝えします。
イタリアのコルノ
イタリアで有名なのは、角(ホーン)の形をしたコルノと呼ばれる魔除けグッズです。一見トウガラシのような形に見えますが、動物の角を象ったもので、神様や権力の象徴として、古くからイタリアで愛されているものです。最近ではお土産用のキーホルダーとしてカラフルに色付けされたものが売られていることが多いのですが、金や銀のペンダントトップとして売られているものが最も人気です。
このペンダントを身につけて、プレーをしているイタリアのサッカー選手も多く見かけます。魔除けになると共に幸福をもたらすシンボルとして古くから愛されており、とくに大切な人からプレゼントされると、さらに威力を発揮すると信じられています。
韓国のトウガラシ
韓国のお土産としても人気のある、ガラス製の小さなトウガラシが房のようになったグッズ。これも厄除けの効力があると信じられています。もともと韓国では、健康のお守りとして、本物のトウガラシを軒先に吊るす習慣があったそうです。それをもっと一般的にしたものが、このガラス製のトウガラシなのでしょう。玄関や窓際にぶら下げておくと、邪気を払うとされています。
ガラス製なので、時として壊れてしまうことがあるのですが、実はそれがあなたの身代わりとなって邪気を払ってくれたと考えられているのです。一説にはあの辛さと燃えるような色が邪気を焼き払うと考えられたため、このような厄除けグッズとして用いられるようになったのだそうです。
日本の勾玉
勾玉は、太陽と月が重なった形をしたもので、従って太陽と月の両方のパワーの恩恵を受けると信じられています。よって、日本では古代より悪霊を払いのけ、幸運をもたらすお守りとして活用されてきました。また陰陽を表す形をしているため、それが胎児の形にも見えるということで、安産のお守りとも考えられてきました。
もともとは動物の牙を用いて作っていたようですが、その後メノウや翡翠が用いられるようになりました。近年では色々なパワーストーンを用いて作られており、恋愛運、仕事運、健康運など色々な目的別に売られています。
トルコの魔除け
ガラス製の青を基調とした、一見弓矢の的のように見えるこのナザール・ホンジュウと呼ばれるトルコの魔除けは、お土産品としてもよく見かける魔除けグッズです。ナザールが邪視、ホンジュウは目玉という意味で、邪視とは悪意を持って相手を睨むことで魔力をかける力と考えられ、それをはねのける目玉の護符が、このナザール・ホンジュウなのです。
昔は青い目をした人が見たものには呪いがかかると考えられていたため、お守りにも青い瞳をモチーフにし、目玉が不運をはねのけて身を守ってくれるのだそうです。ガラス製で手作りしているものが主流なので、それぞれ形が違っていることも多いのですが、キーホルダー、ペンダントとしてや、あるいは軒先や車内に吊るすように作られたものなどあります。
ペルーの魔除け人形
南アメリカ地方に伝わる魔除けの人形エコケは、小指の先ほどの小さな人形ですが、かなり効果の高い幸運ももたらすと話題になっています。もともとはボリビアの人形で、陶器製だったようですが、現在では布や毛糸などを使って作っているものが主流です。
赤、青、緑、オレンジ色の衣装を着ていることが多く、赤は恋愛、ブルーは仕事に関する願いを叶えるという説もあります。自分が欲しいものをこの人形に背負わせると、それが手に入るとも言われています。結婚相手を探している場合は、5円玉を背負わせてご縁がありますようにと祈ってみましょう。
基本的にこの人形は西の方角に、塩などで浄化した場所に置きます。眠るときに枕元に置いて寝るのもよいそうです。このエコケはタバコが好きなのだそうで、タバコもお供えしてみるとよいかもですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
手に入りやすい魔除けグッズを探して、自分でその効果を試してみてはいかがでしょうか。また、アクセサリーやキーホルダーのようになっているものも多いので、日常的に使えそうです。人にプレゼントされるとさらに威力が増すみたいなので、お友達にプレゼントするのもよいでしょう。
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