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お香を使った瞑想のやり方
お香を使った瞑想のやり方は、一般的な瞑想と同じですが、香りのリラックス効果が期待できますので、ゆっくり時間がとりやすいお休み前から取り入れてみてはいかがでしょうか。それでは、3ステップにわけてご紹介します。
ステップ1:前もってお香を焚く
瞑想をより深く行う大切なポイントは深い呼吸を継続出来るかどうかになります。まずは、身体を締め付けないゆったりとした服装で圧迫感のない姿勢を確保しましょう。
瞑想中にお香をたのしむ際は、種類にもよりますが、強く香リすぎるものがあります。初めて使うお香などは、瞑想を始める前に焚いておき、部屋に残った残り香を利用して瞑想することをおすすめします。
深い呼吸の妨げになってしまうと、瞑想で集中が得られなくなってしまいます。空間に残る香りを探るように、集中の対象として利用してみてはいかがでしょうか。
ステップ2:瞑想を行う
空間にお香の香りをまとわせたら、坐骨をしっかりと安定させて座り、軽く目を閉じて瞑想を始めましょう。10〜15分程から始めて、20分くらいの瞑想ができるようになれば、瞑想の効果が実感しやすくなりますよ。
床に座ったら、お尻を片方ずつ左右に持ち上げて開くように坐骨をしっかりと立てて座ります。痛みや冷えを感じるときには座布団やクッション、ブランケットなどを上手に使って心地よい姿勢を保ちましょう。
目を閉じ、ゆっくりと息を吐ききったら、自然な流れでゆっくりと息を吸い込みます。そのとき、先に焚いておいたお香の香りを確かめるように、意識を向けてみてください。呼吸を繰り返すごとに、同じ香りでも感じ方が違ってきますので、変化を楽しみながら、目に見えない香りに意識を集中させて、香りと同化するようなイメージをしてみましょう。香り以外のことに気を取られたら、すぐに香りに意識を戻しましょう。
一度焚いてみて、あまり香りの残らないタイプのお香や、チベット香などは、瞑想中にできるだけご自身から遠い場所で焚くようにしてください。塗香とよばれる香木を粉にしたタイプのお香を使う場合は、お寺のお参り前同様、手のひらにすり込むようにしてください。カーテンや燃えやすいものが近くにないか、何度も確認して焚いてください。
ステップ3:瞑想の効果を確認する
瞑想が終わったら、できれば瞑想メモを残すことをおすすめします。瞑想後の気分や、気になったこと、うまくいった理由やいかなかった理由などがあれば書き出します。また、瞑想による「気づき」や、集中の妨げになった気がかりなことなど、なんでも結構です。毎回記録に残すと、瞑想を習慣化しやすくなります。
せっかくですから瞑想メモには、どんな香りで瞑想をしたかも控えておきたいですね。同じ香りで瞑想すると、香りをきっかけにして、瞑想時のようにリラックス状態に導かれるようにもなります。お香を味方に、いつも身心を調った状態を保ちたいですね。
まとめ
良い香りは、健康な身体がもつバイブレーションより、より高いバイブレーションをもっています。良い香りを味方にして瞑想を行うことで、より瞑想効果を高めることができます。
日々の瞑想で、なかなかうまく集中できないと感じている方は、お香がもつ力をちょっと借りてみませんか。
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