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モーゼの十戒と神話|「葦の海の奇跡」について

モーゼの十戒

モーゼの十戒で知られるモーゼと言う人物をご存知でしょうか?この人物は紀元前13世紀ごろ活躍したとされる古代イスラエル人の民族指導者で、『出エジプト記』にその活躍が神話のようにして残っている人物ですがどんな人物か知っているようで知らないと言う人も多いかと思います。

そこで今回はモーゼの十戒で知られるこの人物について色々と御紹介させていただきます。

またここから先を読むに当たって覚えていただきたいのですが、一説によるとこれから先の内容は歴史だとも言われているのですがその内容があまりにも現実的でないと判断してこの記事においては神話や物語と表記させていただきます。

モーゼの十戒とは?

モーゼと関連深いものとして1番知られているのは『モーゼの十戒』と言うものでしょう。

これ一体何かと言いますとモーゼがエジプト出発の後に『約束の地』に向かう途中のシナイ山にて神より授かったと記されている10個の神の意思だと言われています。

これは人間と神との関係と、人間と人間同士があるべき形について書かれた法の基になった物だとも言われるものです。

又細かい事を言いますとモーゼの十戒実はプロテスタントとカソリックでは少々内容が事なりまして

プロテスタントの方では

1・主が唯一の神であること
2・偶像崇拝を禁止すること
3・神の名をみだりに唱えないこと
4・安息日を守ること
5・父母を敬うこと
6・殺人をしてはいけないこと
7・姦淫をしてはいけないこと
8・盗んではいけないこと
9・騙してはいけないこと
10・隣人の家をむさぼってはいけないこと

の1から4までの神様に対して人がこうありなさいという事と5から10までの人としてこうありなさいと言う10個で構成されています。

これに対してカソリックでは

偶像崇拝の禁止がなくなり、「隣人の妻を欲してはならない」と言う具体的な事が増え、「隣人の家」と言う表現から「隣人の財産を欲してはならない」と言う表現へと拡大解釈され、神様へこうありなさいと言うものが3つ、人としてこうありなさいという事が7つに変わっています。

どちらも大きな違いはないですが宗派によっては「偶像崇拝の禁止」と言うことがかなり重くのしかかってくる誓約ですのでキリスト教の知り合いがいる方は覚えておきましょう。

モーゼの十戒と言う名前で知られているのでまるでモーゼが考えた10個の戒めのように思っている人もいるそうですがこのモーゼの十戒はあくまで「モーゼが神より授かった十戒」であるという事ぐらいは覚えて置きましょう。

モーゼの十戒とエジプト

モーゼの十戒のお話しはパレスチナ周辺での出来事ですが、モーゼの神話自体は『旧約聖書』の『出エジプト記』で描かれているという事から分かるように実はエジプトから始まる物語。

モーゼは元々エジプトのヘブライ人(今で言うイスラエル人)の家族に生まれますが、人口増加対策としてヘブライ人の新生児を殺害するファラオの命令から命を救うため、ナイル川に流されなんとファラオの娘に拾われモーゼと名付けられ育つことになります。

その縁もあり、しばらくファラオの皇女の元で働いていたのですが、ヘブライ人がエジプト人に虐待されているのを見てヘブライ人を助けようとた時、不運にもエジプト人を事故で殺害してしまい、再びファラオに命を狙われることになりミディアンの地(現在のアラビア半島)に逃げ込みます。

そしてこの地で羊飼いの女性と結婚し、羊飼いとして暮らしていたある日神に語り掛けられ、イスラエル人を約束の地(現在のパレスチナ周辺)へと導く使命を受けます。

ここから苦難の連続がモーゼを襲い、やがて約束の地にたどり着くのですが、最後はなんと彼自身は約束の地へと入ることなく死亡します。

あまり知られていませんが、モーゼの十戒で知られるモーゼとは実はこのような運命を辿る人物なのです。

モーゼの「葦の海の奇跡」について

モーゼ 十戒

モーゼと言えばモーゼの十戒以外にもモーゼの奇跡と称される海を割ると言う話が有名です。

この奇跡はどんな話の中で起きるのかと言いますと、モーゼが神よりヘブライ人を約束の地に連れて行く使命を与えられたことに関係してきます。

神様よりの使命を受けてモーゼはこれまで逃げていた土地を離れてエジプトへと戻りヘブライ人を退去させる許可を求めます。

しかしこれをファラオは拒絶し、なかなか許そうとしませんでした。

これに困ったモーゼは神にどうしたらいいかを相談するよう祈り続けると神はヘブライ人の退去が認められなければ「十の災い」がエジプトに下るようにするとおっしゃいました。

十の災害とは

1 ナイル川の水を血に変え、魚を殺し水を飲めなくする
2 カエルを異常発生させる
3 ブヨを異常発生させる
4 あぶを異常発生させる
5 疫病で家畜を殺す
6 膿を出す腫物を流行らせる
7 雹で畑の作物を全滅させる
8 イナゴを大発生させる
9 3日間エジプト中を暗闇にする
10 初子は人も家畜も全て死ぬ

と言うものであり、

9つ目の災害まではファラオは屈しませんでしたが、最後の災害で息子を含めてすべてのエジプトの初子が無差別に死ぬという事態に陥り、ファラオはここにいたってヘブライ人たちがエジプトから出ることを認めます。

神はこの出来事を記念とするよう命じ、エジプト出発の夜ヘブライ人の人々は神の指示通りに子羊の肉と酵母を入れないパンを食べ、これが「過越祭」の起源となりました。

しかしエジプトでの受難はこれでは終わりません。

ヘブライ人が海を渡ってエジプトを出ようとする時、なんと心変わりしたファラオによって差し向けられた戦車と騎兵からなる軍勢が葦の海(紅海だと言われています)にやってきて、モーゼたちは絶体絶命の状況に陥ります。

しかしその時、モーゼが手にもっていた杖を振り上げるとなんとエジプトから約束の地へと渡るために超えねばならない葦の海が割れヘブライ人たちは海を渡ることが出来たのです。

勿論その後を追おうとしてファラオの軍勢も葦の海へと入りますがモーゼに率いられたヘブライ人たちが渡り終えると再び海は閉じ皆海に沈んでしまいました。

これがモーゼの十戒に続く有名なモーゼにまつわる出来事の一つ『葦の海の奇跡』と言う話しです。

モーゼと言う人物はどんな人物だったのか考察

モーゼの十戒以外にもモーゼには数々の逸話があり、モーゼの神話の始まりである『旧約聖書』の『出エジプト記』を始め、続く『レビ記』『民数記』『申命記』でもモーゼの生涯とヘブライ人たちの歩みについて書かれている人物で、120歳までモーゼは生きたとも言われております。

また旧約聖書という言葉を今回も多用したことからキリスト教の聖人であると思われがちな人物ですが、アラビア語で「ムーサー」と呼ばれコーランにも登場し、イスラム教でもノア(ヌーフ)、アブラハム(イブラーヒーム)、イエス(イーサー)、ムハンマドと共に五大預言者のうちの一人とされる人物でもあり、ヘブライ人への救世主的行為以外にも数々の偉業に携わっていた人物であるとされています。

そうしたことに加えて『葦の海の奇跡』を始め、神から与えられた白い食料「マナ」の話などと言ったことから正に神話の登場人物である「人間の英雄」としてふさわしい人物ではありますが、モーゼに関する神話は伝記の詳細さと生々しい苦難、そして詳細な律法の内容が語られている辺りからモーゼが実際にいたリーダー的な人物、もしくはリーダーとして導く家系を元にしている事も確かな人物と言えます。

多少美化はされているでしょうし、語られている姿も完璧とも言えないのですが、だからこそ人が精神的な支柱と出来る存在であるという事も言え、このモーゼの十戒で知られるモーゼと言う人物は政治的な指導者と言うよりも、原初の宗教的指導者のあるべき姿を語る人物であり、人の心の支えとなるべき人物を表す人物像を持っているという事が言えます。

まとめ

モーゼの十戒とモーゼの人物像についての事をご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?

断片的には知っていても意外と知らないことが多かった人もいると思いますし、筆者以上に特定の宗教的側面から多くの事をご存知の方もいたかとは思いますが、こうして神話における人物としてみるという事はあまり日本人には馴染みのない事で新しい発見が出来たかと思います。

神話と言うのはそれを知ることで、生まれた当時の歴史的な価値観や世界を知ることにもつながり、それは時代を生きた人の思いを知ることに繋がりますので歴史や文化には興味があるという方は、是非神話に触れてみるという事をオススメします。

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