
モンテッソーリは子どもには自分で自分を成長させる力が備わっているという考えから、大人が一方的に知識を与えるのではなく、子どもが興味を持ったことを自由に学べるように環境を整える、という教育法を作り出した人。
今回はモンテッソーリの名言集。子どもや自分の才能を信じ、優しく伸ばすための言葉を紹介します。焦らず見守る心や可能性を育てたい時に響く、自己成長にもつながるメッセージです。
目次
モンテッソーリの名言①
子どもがなにかをしようとしていて、うまく行かなさそうなら思わず手を出したくなるのが親や大人というもの。
でもそこで手を貸してしまっては、子ども自身の力でものごとを乗り越える、解決することを考え、実行する機会を奪ってしまうことになりますね。
危険がありそうなら止める必要がありますが、そうでないのなら失敗することまで含めて、最後まで見守るのが大人の役割なのでしょう。
モンテッソーリの名言②
目の前の気になること、楽しいと思えることにひたすら集中できるって、実はとても幸運なこと。実際には親や大人の都合で、楽しんでやっていたことを中途半端に切り上げられたり、時間がないからとやめさせられたりすることも。
たとえば就寝時間はあまり遅くならない方がいいでしょうが、時間的な余裕があるなら、飽きるまでとことん子どもがやりたいことをやらせるというのも良いかもしれません。
モンテッソーリの名言③
親や周囲の大人から、怒られたり注意されたりすることが多かった子どもは、大人になったとき、同じような怒り方や注意の仕方を子どもにしてしまいがち。
でも褒められて良い部分を伸ばされて育った子どもは、大人になっても周囲の人の悪い部分ではなく、良い部分を見い出せるようになるでしょう。
生まれ持った性質もあるかもしれませんが、そうした子どもの頃の体験が、大人になってからの人との接し方に表れるのかもしれません。
モンテッソーリの名言④
自由に行動するというのは、他人に迷惑をかけて自分勝手をするという意味ではありません。自分自身の力で考え、行動できることを表しています。
それはもちろん、社会の常識の範囲内でのこと。子どもたちが知らずに社会のルールを踏み越えそうになったときは、きちんと大人が軌道修正してあげましょう。
モンテッソーリの名言⑤
子どもには知識のみを教えるのではなく、たとえば困難に直面したときにどのように乗り越えるか、どんな風にして解決して行くのかを考える機会を与えると、自主性が育ちますね。
解決のために周囲の人と協力することを学べば、コミュニケーション力も上がるでしょう。勉強だけしていては身につかないことも多いので、気になることがあれば実践する、周囲の人ともおおいに関わるのも、成長には大事な要素と言えるでしょう。
モンテッソーリの名言⑥
教師としては、ジッと座って本でも読んでいてくれる子の方が、管理はしやすいでしょう。
でも活発に動き回り、大人が思いもよらないことをやってのけるのも、子どもの面白いところであり、ある種の才能であり、かけがえのない個性のひとつ。
自分たちにとって扱いやすい子は良い子かもしれませんが、活発な、いわゆる子どもらしい子どももまた良い子なのです。
モンテッソーリの名言⑦
自分が楽しいと思えることを集中してずっと続けることができたなら、探求心やら好奇心といったものが十分に満たされて、余計なこと=いたずらなどには気が向かなくなるもの。
ひとつ自分がやりたいことで満足できたなら、明日はまた違ったやりたいことを見つけてくるのでしょう。
モンテッソーリの名言⑧
子どもが楽しそうに、笑顔を見せてくれるとほっこりしますよね。遊んでいるときだけではなく勉強しているときであっても、どうしてこうなるんだろう?なぜこうするんだろうと、興味のおもむくまま楽しそうにしてくれていると、見守っている方もうれしくなってしまいます。
子どもが楽しそうであること、幸せそうであることが子どものためであり、なにより優先すべきことと言えるでしょう。
モンテッソーリの名言⑨
子どもは驚くような集中力で、興味のあることや目の前のことに取り組むことがあります。大人にとっては遠回りに見えたり、そのままではうまく行かないとわかったりしても、子どもの邪魔をすべきではありません。
間違うことも、遠回りも、子どもにとっては必要な学びのひとつ。次回があるならその学びを活(い)かして、今度は違う行動へと結びつけることができるでしょう。大人が思う以上に子どもは日々成長しているのです。
モンテッソーリの名言⑩
子どもの興味や向学心を伸ばして育てるのに必要なのは、手取り足取りなにもかもフォローすることではなく、最初の一歩を踏み出すためのきっかけ作り。
最初の一歩を踏み出すことができたなら、子どもは自分でできることを一生懸命考え、ときどき立ち止まったり悩んだりしながらも、自分のペースで先へと進んでいくでしょう。
そのペースは親や大人にとってはゆっくりでもどかしいと思うかもしれませんが、子どもが転んだとしても自力で立ち上がれるのなら、見守り余計な手は出さないことが、大人の役目なのでしょうね。
モンテッソーリの名言⑪
大人の仕事は、働いて稼ぐこと。働いて会社を発展させたり、生活を支えたり、家庭を維持させることが仕事と言えるでしょう。
でも子どもの仕事は遊ぶこと。思うまま、興味の向くままに手や体を動かし、疲れたら眠る。よく遊んでよく眠ることこそ、子どもの最大の仕事であり、健康の秘訣(ひけつ)と言えるでしょう。
まとめ
子どもの自主性に任せて見守るべきというのは、頭ではわかっていても、大人の目線からだとつい口や手を出してしまいたくなるものですね。
楽しいこと、興味を持ったことに集中しているときに、余計な声がけなどをしてほしくないのは大人も子どもも同じ。子どもには興味から学ぶことの楽しさを知り、すくすくと伸びて行ってほしいものです。



