ムカデ。足がいっぱいあって、もぞもぞ動いている……あの姿をみるのも嫌だ、という人も多いかもしれませんね。ですがそのムカデ、スピリチュアルな面からみるとけっこう縁起のいいやつだというのはご存じでしょうか。
今回は、シチュエーション別にムカデのあれこれをご紹介していきます。
目次
ムカデスピリチュアルの基本の意味
ムカデの基本的な意味は、幸福にたどり着くとか、幸運をつかむとかいうものです。しかも、偶然ラッキーが手に入るのではなくて、自身に意欲がみなぎり、前進し、いい結果を得るということ。自分の力でやり遂げたという達成感もあるので、うれしさもひとしおではないでしょうか。
そのほか、ムカデには、金運アップや商売繁盛、子孫繁栄の意味もあります。
ムカデは宝くじが当たるお告げ?!
金運アップの象徴でもあるムカデですが、もっと具体的に、宝くじが当たるお告げでもあります。
七福神「毘沙門天」の使い
ムカデは、七福神の1柱である毘沙門天さまの使いです。毘沙門天さまといえば、財福の神様。このことから、多くの富を得る、宝くじが当たるとされているのです。
縁起がいい百足
買い物などで予算オーバーすることを「足が出る」といいますが、ムカデは漢字で「百足」と書きます。足が100もあると、なかなか足りなくなることはないでしょう。このことから、たくさん買い物をしても大丈夫なほどお金が集まる、すなわち宝くじが当たるとされています。
金運の聖地「聖神社」の銭神様
日本初の通貨である和同開珎。その原料となった銅が採掘された場所のそばに鎮座する聖神社は、金運アップの聖地といわれています。参拝後に宝くじの高額当選をした人も多く、境内には喜びの声がたくさん集まっています。そんな聖神社では、銅製の雄と雌のムカデが社宝として宝物庫に収められているのです。ここからも、ムカデは宝くじの当選につながるといわれているようです。
家にムカデが出るスピリチュアル
家の中にムカデが出た場合、もうすぐ大金が舞い込んでくるというメッセージです。仕事などがうまくいき、たくさんボーナスが出る場合もあるでしょうし、なにかを相続する場合もあるでしょう。もちろん、宝くじが当たるということもありそうです。
夜にムカデを見るスピリチュアル
夜にムカデを見た場合、災いが近づいているという警告です。神様のつかいでもあるムカデは、鬼や魔物の存在にとても敏感です。そして、夜といえば、そういった負の存在が活発になる時間帯。つまり、夜にムカデが出るのは、災いの接近を敏感に感じ取ったムカデが、その警告をしてくれているのだといえます。
ムカデを殺してしまったスピリチュアル
金運アップや幸福の到来、子孫繁栄の象徴であるムカデは、基本的には殺してはいけません。そもそもが神様の使いですから、当然ですね。もしも殺してしまった場合、おとずれるはずだった幸せが断たれてしまうでしょう。万一、仕方なく殺してしまった場合は、きちんと手を合わせること。ムカデの念が残ることなく、成仏するよう祈りましょう。また、死骸はぞんざいに扱わないこと。庭などの土に埋めるのが一番です。
ムカデの恋愛スピリチュアル
恋愛においてもムカデは、幸運の象徴です。なぜなら、子孫繁栄につながるムカデは、運気に勢いを与えてくれるから。たとえ片思いの状態であっても、前に進む勇気と情熱を与えてくれるでしょう。同様に、恋人は結婚に至っていきますし、夫婦なら子宝をたくさん授かるといわれています。また、つがいで行動することが多いムカデは、夫婦円満の象徴ともされています。
まとめ
虫としては苦手な人も多いムカデですが、実は目にするととてもうれしい、縁起のいい存在なのです。もしもムカデを見たのなら、そのタイミングで宝くじを買ってみるのもいいかもしれませんね。もちろん、あなたの願いが金運以外、たとえば恋愛や仕事などでも幸運を示していることにかわりはありません。ぜひ、望むものにむかってまい進しましょう。
