虫の知らせはいいこと、悪いことが起こる前触れ。虹を見たあとに素敵な出来事が起きたり、胸騒ぎがした日に不運に見舞われたりした経験はないですか?それは虫が知らせてくれたのかもしれません。
第六感が冴えている人は、ふとしたときにスピリチュアルな体験をするもの。どんな虫の知らせが縁起のいいこと、悪いことの前兆なのか予め知っておけば、しっかり対策できるでしょう。
目次
虫の知らせいいこと
蝶やバッタ、コガネムシはいいことの前兆
虫の知らせとは第六感やシンクロニシティーを指す言葉ですが、本当に虫が幸運をもたらしてくれることがあるのです。例えば蝶は物事の転機、バッタは出会いを表す虫で、体に止まってきたら近いうちにいいことが起こるといわれています。
コガネムシは漢字で書くと黄金虫。
そして古代エジプトでは太陽神として崇められていたスカラベ(フンコロガシ)にその姿が似ていることから、コガネムシが家に入ってきたら、臨時収入があるなどお金に関連するいいことの前兆です。
邪魔されずに目的地に到着したらいいことのサイン
信号が全て青で、一度も立ち止まることなく駅まで行けた。いつも朝はすぐ起きられないからギリギリで会社に着くのに、今日に限ってすんなり起きて、余裕を持って会社に到着できた。これらはすべて、いいことが起こるサインです。
何にも邪魔されず、すんなりと会社や学校、待ち合わせ場所や旅行先などの目的地に到着できるのは運が向いている証拠。
到着した先であなたにとっていいことが起こる虫の知らせといえるでしょう。反対に、思わぬ邪魔が入って目的地にたどりつけないのは悪いことが起こる虫の知らせなので注意してください。
お気に入りの物を失くしたら新たな出会い
とっても気に入っていたアクセサリーを失くしてしまったとき、普通だったら「悪いことの前触れだ」なんて思うかもしれません。しかし、実はお気に入りの物を失くすというのは新たな出会いのサイン。いいことが起こる虫の知らせなのです。
失くなった物が、あなたの身代わりになってくれたということ。悪い運気が浄化されたなら、次に訪れるのは良い運気。もうすぐあなたにとって良い出会いがあるでしょう。
気に入っていた物を失くしたあとに新しい彼氏ができた。大事にしていた物を失くして落ち込んでいたら宝くじに当たったというのはよくあることです。気を落とさず、新たないい出会いを楽しみに待ちましょう。
誰かが亡くなる夢は縁起がいいことの前触れ
誰かが亡くなる夢は、縁起がいいことが起きる虫の知らせ。夢占いにおいて死を予感させる夢は「再生」を意味しています。
古い自分を脱ぎ捨て、新たな自分へと成長する。嫌な毎日から良い人生へと変わるなど、生まれ変わりを表す吉兆です。
自分が亡くなる夢を見たら、もうすぐ願いが叶うという虫の知らせ。自分の親が亡くなる夢は予想していなかった幸運が降りかかるサインで、現実の恋人が亡くなる夢は結婚など人生の大きな転機を暗示。ペットが亡くなる夢の場合はトラブル解決を意味しています。
虫の知らせ悪いこと
嫌な匂いがしたら危険が迫っている前兆
自分の部屋でくつろいでいるときに不意に煙の匂いがしたなど、そこにあるはずのない嫌な匂いを嗅ぐ。これは悪いことが起きる虫の知らせで、あなたに危険が迫っているサインです。
煙のような匂い以外にも、例えば硫黄や何かが焦げたような匂い、お線香、生臭い匂いも良くない虫の知らせ。嫌な匂いがする場にそのままいると思わぬトラブルに巻き込まれるなど、不運な出来事が起こる場合があります。
ちなみに花の香りなど、甘くて何だかいい匂いがしたときは、いいことが起こる虫の知らせ。あなたに素敵な出来事がやってくる吉兆です。
つま先の怪我は進む道が間違っている知らせ
何もないところでつまずいてしまったり、家の中で足をぶつけてつま先を怪我したり。このようにつま先にトラブルが起きるのは、今あなたが進んでいる道が間違っているサイン。悪いことを暗示する虫の知らせです。
道とは、実際の道路などではなく人生の道のこと。例えば誰かのことを酷く恨む、嫌っているなど。辛いのに無理して仕事を続けたり、我慢して恋人と付き合い続けていたり。それを改めた方がいいという暗示になります。
今のままのあなたでは、さらに良くない道へと進んでしまう、それを止めるためにつま先が引っかかったり、怪我をしたりするのかもしれませんよ。
知らない人から睨まれたら人間関係トラブルのサイン
知らない人から何もしていないのに睨まれるというのは、あまりない経験ですよね。もしそういうことがあれば、これは同僚に嫌われる、友達や恋人と喧嘩するなど、人間関係トラブルが起きる前兆です。
夢占いでも、睨まれる夢は人間関係で良くないことが起こる前触れだといわれています。現実でも夢でも、誰かから睨まれたときは、悪い虫の知らせ。周りの人とトラブって嫌な目に遭わないように気を付けて過ごしましょう。
その場から動きたくなる、その場にいたいのは災難の前触れ
急に今いる場所から他のところへ行きたくなる、あるいは用事があるのになぜか家から出たくない。これはどちらも悪いことの前触れ。その場に留まっている、またはその場から動くと災難に見舞われることを暗示する虫の知らせです。
「胸騒ぎがして家を出たら、そのあと地震が起きて家が潰れた。家にいたら怪我していた」、「14時の飛行機に乗らないといけないが嫌な予感がしたので飛行機を見送った。すると乗るはずだった飛行機が事故を起こした」というのは、よくあることなのです。
無意識に感じる虫の知らせがあなたを守ってくれているのでしょう。嫌な予感がして他のところへ行きたくなったときや、その場から動きたくないと思ったときは、そのまま自分の勘に従ってください。
まとめ
どんな虫の知らせがいいこと、悪いことの前触れなのかを知っておけば、いざというときに迷わず最良の選択ができます。
良い匂い、嫌な匂いがしたとき。物を失くしたときや、不思議な夢を見たとき。これらはすべて虫の知らせ。あなたにいいこと、悪いことが起こるのを教えてくれているのです。
日常に隠れる虫の知らせに気づくことで、あなたの人生はもっと豊かになるでしょう。