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【坂東三十三観音最大の難所】八溝山日輪寺で御朱印頂きました!

日輪寺

茨城県八溝山にある日輪寺(にちりんじ)は坂東三十三観音霊場の21番です。昔からたどり着くのが難しい場所といわれるほど、険しい山の中に建っています。そんな日輪寺の御朱印はいただくだけで、とても貴重なものといえるでしょう。

日輪寺には見ごたえのある場所がたくさんありますし、周辺にも行っておきたいスポットがあります。日輪寺で御朱印を頂いてきました。

日輪寺の御朱印について特徴

日輪寺は山深い中に突如現われる歴史あるお寺です。昔も今もたどり着くのが大変だと言われています。そんな日輪寺の御朱印はどんなものでしょうか。

日輪寺で購入した御朱印帳

坂東三十三観音霊場1つ1つ書く場所が決まっていて、そのお寺の住所や説明があるのが親切です。しかし書いて頂く場所がすでに印刷されているのでこちらの御朱印帳は坂東三十三観音霊場専用の御朱印帳となることを頭に入れてご購入ください。
日輪寺

日輪寺の御朱印

日輪寺は茨城県最北端にある八溝山の山頂近くにあり、坂東三十三観音霊場のひとつです。中でも巡礼するのが1番難しいと言われているお寺としても有名です。「八溝知らずの偽坂東」といわれるように、昔から登らずに遥拝だけで済ましてしまう人が多かったそうです。

そんな日輪寺の御朱印は、佐竹七福神の弁財天の御朱印をいただくことができます。日輪寺の御朱印はボリューミーな内容になっていて、たくさんの文字で埋められています。御朱印は本堂の中でいただくことが可能です。本堂は広い座敷になっているので、本尊を参拝した後に立ち寄ってみましょう。

日輪寺

坂東観音霊場の公式ページより
令和2年4月1日より
納経帳 ご朱印 500円
白衣(宝印のみ) 300円
に改定させていただきます。

御朱印受付時間

公式ホームページより

納経時間:
(夏)8:00〜16:30
(冬)9:00〜16:00
1月〜2月 雪で登山不能閉山(御朱印は可能、登山口に案内板)

これに付け加えて、私が御朱印を頂いた時間がちょうど正午付近で12:00〜13:00はお昼を食べるのに休憩すると言って本堂を閉めてしまいました。私はギリギリセーフで書いて頂けましたが、後から来た人は駐車場などで待っておられました(汗

ご住職さんも1人で切り盛りされているので仕方ないのかなと思いますが、険しい山を登ってきて山の中で1時間待つのもなかなか辛いものがあります^^;

この日はたまたまかもしれませんが、おそらく正午から休憩されるのではないかと思いますので、到着時間は気をつけてください。

日輪寺のご住職さんはとても気さくな方なので、日輪寺にまつわる話を聞きながら御朱印を書いていただけますよ。たどり着くまでが大変な日輪寺なので、御朱印を頂いた時のありがたみもひとしおです。昔の人も日輪寺を訪ねる際には同じように感動したのかもしれませんね。

日輪寺の歴史

日輪寺は天台宗の寺院で山号は八溝山です。御本尊は十一面観音が祀られています。日輪寺の創建についての詳細は謎が多いのですが、一説では白鳳年間に修験道の開祖である役小角が創建したと伝えられています。

その後、廃寺となった時期もありましたが大同2年に弘法大師空海みずから刻んだ十一面観世音の霊像を本尊として再興されました。平安時代から鎌倉時代にかけて行者が多く訪れて、修験の道場として栄えたそうです。

文明年間には、本堂内に総欅造りの大伽藍、地蔵堂など堂宇のすべてが揃っていたのですが、寛永20年の火災によって焼失し、万治3年に再び再建されました。更に明治13年には山火事にあい本尊を残して再び焼失しましたが、現在本堂も再建されました。歴史を振り返ると、とても古くてビックリしますね。

日輪寺の見どころ

自然の中に現れる朱色の本堂は目を引く建物です。こぢんまりとした現代的な本堂に見えますが、何度も火事に見舞われて再建されたものです。中では御本尊である十一面観音像を見ることができます。美しい観音様なので、よくお顔を拝見させてもらいましょう。他にも日輪寺の境内には弁財天の石碑や石の馬などがあります。
日輪寺

こちらの弁財天様にお会いしてから運気が上昇している気がします。

日輪寺

そしてこちらの馬は馬頭様でしょうか。何度も火災に見舞われているこちらのお寺を守られているのかなと思いました。

日輪寺は山深い場所にひっそりと存在する静かなお寺です。難所だけに休日でも訪れる人は少ないですが、歴史を感じることのできる境内は見る価値ありです。日輪寺には必ずご住職さんがいらっしゃるので、本堂の中に案内してくださいます。

とても神聖な場所のような雰囲気で、思わず手を合わせたくなるほどです。本堂の隣には古びたお堂が存在します。これは新しいお堂ができるまで、ご本尊の観音様を安置していたお堂で、大正4年に建てられた仮堂なのだそうです。外観から歴史を感じられるお堂なので、是非、見てほしいですね。

日輪寺のアクセス方法

日輪寺

坂東三十三観音霊場の中でも1番の難所といわれている日輪寺は、現代でもアクセスが大変な場所にあります。日輪寺に向かう場合には自家用車なら心配ありませんが、公共交通機関を利用する場合には時間配分を間違えないようにしないと、帰れなくなってしまいますよ。

そんな日輪寺のアクセス方法をご紹介します。最寄駅はJR水郡線常陸大子駅です。そこから茨城交通バス「蛇穴行き」のバスに乗りましょう。
日輪寺

1本逃すと3時間近く待つことになります。バスで終点の「蛇穴」で下車したら、そこから約2時間の山道を登ります。すでに標高が高い場所なので、山道に慣れていない人にはちょっとキツイかもしれません。

帰りもバスの本数は少ないので、事前に時間を確認して間に合う時間配分を考えましょう。逃せば歩いて帰ることになりますよ。このように昔と変わらず日輪寺にたどり着くには大変な道のりなのです。時間配分と体調には十分留意して足を運んでくださいね。

所在地
〒319-3704
茨城県久慈郡大子町上野宮2134

日輪寺のおすすめ周辺観光スポット

日輪寺
日輪寺へはたどり着くまでが大変ですが、日輪寺の周りには美しい自然が広がり、森林浴にはもってこいのスポットです。日輪寺周辺のおすすめは2つの滝です。

ひとつは日本三名瀑のひとつと言われている「袋田の滝」です。高さ121メートルの袋田の滝は水が四段になって流れ落ちることから、別名「四度の滝」とも呼ばれていて、西行法師が「四季に一度ずつ来なければ、良さはわからない」と賞賛したように、季節毎に楽しめます。夏のマイナスイオンたっぷりの滝も良いですが、冬の凍りついた滝のダイナミックさも見ものです。

日輪寺
そしてもうひとつは「月待の滝」です。袋田の滝に比べると大人しく感じる滝ですが、景観が美しく写真スポットでもあります。この月待の滝は、「裏見の滝」「くぐり滝」とも呼ばれています。

水に濡れることなく滝の裏に入ることができることが由来のようです。滝の裏に行ける珍しさと、不思議な景色を体験してみたいものです。日輪寺周辺は自然の宝庫です。都会の喧騒に疲れてしまった人は、足を延ばして癒されてみませんか?

まとめ

日輪寺の御朱印とおすすめスポットはいかがでしたか。

現代の交通機関でもたどり着くのは難しいスポットなので、しっかり計画を立てて足を運んでくださいね。厳しい場所だからこそ、御朱印をいただいた時の喜びは大きくなりますよ。

日輪寺の周辺スポットも合わせて楽しんでみてくださいね。

▶︎坂東三十三観音霊場巡りまとめ一覧ページはこちら

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SPIBRE編集部

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