ノアの箱舟の意味とは|旧約聖書『創世記』による神話

ノアの箱舟

ノアの箱舟と言う神話をご存知ですか?最初の人類アダムの子孫であるノアを主人公としたその家族や今の地上にいるあらゆる動物達を大洪水から守ったと言う神話であり、コレと同一の話だと思われる神話や類似する神話が世界各地で見つかっていると言うちょっと特別な神話で、色々な神話に興味のある方には是非知っておいて貰いたい神話です。

そこで今回はこのノアの箱舟と言う神話についてご紹介させていただきます。ノアの箱舟って実はこんなお話しだとご存知でしたか?


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ノアの箱舟について

①ノアの箱舟と言う神話の概要

そもそも一体ノアの箱舟とはどういう神話なのかと言いますと旧約聖書『創世記』によると次のような神話です。

ある日神は地上に増えた人々の堕落があまりにも酷いのを見て、これを洪水で滅ぼすことを決めました。

しかしアダムを10代前の祖先に持つ「神と共に歩んだ正しい人」であったノアにはこの洪水の事を告げ、ノアに洪水から生き延びれるような箱舟の建設を命じます。

その箱舟はゴフェルの木(聖書においてもこの箱舟の材料として一度だけ出てくる翻訳不能な謎の言葉)で作られた三階建てで、内部に小部屋が多く設けられているという船であり、内と外は全て木のタールで塗られた立派な物となりました。

ノアはその箱舟を完成させると妻と三人の息子とそれぞれの妻、そしてすべての動物の番を箱舟に乗せて洪水に備えました。

そしてついに洪水が起き、40日40夜続き、地上に生きていたものは箱舟に乗れたもの以外は滅ぼしつくされました。

洪水の水はなんと150日の間地上で勢いを失わう事がなく、やっと洪水が収まった時にはノアの箱舟はアララト山の上にたどり着きました。

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その後、外の様子を確認するためノアは鴉と鳩を様子を見に行かせましたが止まるところがなく帰ってきてしまいました。

そして7日後もう一度鳩を放すと鳩はオリーブの葉をくわえて船に戻ってきて、陸地が出始めてきたことを知りました。

その後7日たってまた鳩を放すと鳩はもう戻ってこなかったので「これは外でも生きていけるのだ」という事が分かり、ノアは家族と動物たちと共に箱舟を出ました。

ノアは箱舟を出るとまずそこに祭壇を築き、献げ物を神に捧げ、神はこれに対してノアとその息子たちを祝福し、ノアとその息子たちと後の子孫たち、そして地上の全ての生き物に対し、全ての生きとし生ける物を絶滅させてしまうような大洪水は今後決して起こさない事を契約し、その契約の証として空に虹をかけました。

コレが旧約聖書『創世記』で語られるノアの箱舟と言う神話です。

②旧約聖書以外で語られるノアの箱舟

ノアの箱舟と言う神話は実は旧約聖書以外でも語られている神話です。

例えば旧約聖書以外の有名どころで言いますとコーランにも載っています。

こちらの場合ですとノアの名前を「ヌーフ」と読みますのでノアの箱舟ではなくヌーフの箱舟と言う名前なのですが概要は殆ど同じで、ノアの箱舟の主人公であるヌーフもイスラム教の中でアブラハム(イブラーヒーム)、モーゼ(ムーサー)、イエス(イーサー)、ムハンマドと共に五大預言者のうちの一人とされる程の重要人物であるとされています。

この他に有名どころで言うと世界最古の神話と言われるメソポタミア文明で生まれた「シュメール神話」でも実はノアの箱舟と同じ事が語られています。

ちなみに最近のアニメや漫画、ゲームのおかげでシュメール神話でピンと来ない方は「ギルガメシュ叙事詩」のある神話群の事だと言うとまだ分かりやすいかと思います。

このシュメール神話でも人名や箱舟の大きさ、洪水の期間など細かい所の違いはあっても主人公と一部の人や生き物を残し洪水で世界を洗い流したり、その後の今後洪水が起きないように神様を祭り、神様に許される展開までは殆ど一緒。

他にもこうした古代に起きたとされる大洪水にまつわる伝説や神話である『大洪水神話』は世界中に存在しており、実際にそうした大規模な洪水やその発生を主張する学者や研究者も多いですし、あちこちの文明圏は実は係わり合いを持っていて、他文明の神話を自分達の文化に取り込もうとした痕跡であるとも言われています。


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③ノアの箱舟は神話ではなく歴史と言う説

ノアの箱舟の神話とは神話のような歴史のような両方の素養を持っており、この神話で語られている出来事は事実であると言う話しも実はあったりいたします。

例えばノアの箱舟が洪水で流され運ばれたどり着いたとされるアララト山。

このアララト山はトルコ共和国の東端にある火山でして、12世紀以降にヨーロッパ人により「ここがきっとそうに違いない!」と言われて命名された場所であるだけあり、山頂から見つかった古い時代の木の化石や、航空写真から見出だした方形の船の跡らしいものをノアの箱舟の痕跡だとし、ノアの箱舟伝説が実証されたと主張する人もいたりします。

またノアの箱舟の神話において記載されているノアの箱舟の大きさがどれも実は「長:幅:高=30:5:3」の比率であり、現在のタンカーなどの大型船を造船する際に最も安定していると比率とほぼ同じとなることから実際に作って運用されていた可能性があった事を示唆していると言う意見。

その他にも地質調査の結果、実際に洪水跡と推測される地層の存在が確認されている点などからノアの箱舟は実際の出来事であり、ノアの箱舟と言う船は実際に存在したと言う説もあります。

勿論ちょっとしたオカルトとして一部で言われている事ではあるのですが、「ノアの箱舟実在説」と言う奴は結構人気のジャンルですので興味を持った方は調べてみて下さい。

④ノアの箱舟を始めとする洪水神話についての意味

基本的に世界中に似たような内容の神話があるというタイプの神話は誰もが考え付くようなことである事が大前提にありますが、洪水と言うものに対しての恐怖に1番晒されそうな島国に残る神話には実はあんまりノアの箱舟のような神様が洪水で世界を粛清すると言う話はないのです。

現代でも台風や津波で大きな被害を受けている日本神話にもありませんよね?洪水で世界を作りなおすという神話。

コレどうしてなのかを考えてみると大量の水と言うものを知らない恐怖と、神様が水を管理していると言うことから生まれる水の大事さに大きな影響を受けているからこそ洪水神話と言うものが生まれているのではないかという事が考える事ができます。

確かに水源がなければ文明が栄えることはないという事は歴史的な観点から見ても明らかなことでも、その水による被害が想定できなかったことで多くの人が死んでいるのもまた事実。

では水源近くで生きるからには避けようが無いそうした水害による被害を減らし、逆に水源から離れた場所では水が大切なものだと言う印象を残すことこそが恐らくがこうした神話が出来た原点であると考える事ができます。

それらに宗教的観念や政治的思想が絡まることで完成するのが現存しているノアの箱舟に代表される洪水神話であり、水への印象作りと様々な権威を引き立てることがこれらの神話の意味であるという事ができるという訳です。


ノアの箱舟についてを色々ご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?

宗教的な見方やオカルト方面からの見方は結構されているノアの箱舟ですが改めて考えてみると意外と面白い神話であり、これを切欠にして色々な事が知りたいと思わせるような神話ですから是非神話や伝記などに興味がある方、オカルト方面に興味がある方、そしてスピリチュアルなものに興味がある方は一度目を通してみて下さい。

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